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アニメ「アルスラーン戦記」 感想 第四章「厭世の軍師」

今週の策士
アルスラーン>ダリューン>ナルサス


サブタイトルになっている軍師よりも他キャラが上手だらけという展開になってしまっている気がしますが、有能軍師ナルサスが仲間に加わった!という回でした。

それにしても、「厭世」か…。
この「厭世の軍師」ってあの…ナルサスのことですよね?
個人的には、なんだかこの人は厭世家とはまた違うと思うんですよね。
確かに斜に構えたやつで、浮世のことには興味ないと口では言ってますが。
アンドラゴラスに仕えるのが嫌だっただけで、別に世の中が嫌とかいう人とは違うんじゃないかなー。
あと人生めっちゃ満喫してますよね、彼。

あ、今回つっこむところがそんなに見つけられなかったので、おもしろくも何ともないです。期待しないでください。


絵であることを疑われる絵って何なのw


アルスラーン戦記4_1

第一話からちょくちょく噂に出てきていたナルサスが登場したところで前回は終わりました。
あれですね。ナルサスさん、思ったより女性的というか…。
後に出てくるギーヴのアイデンティティーを本気で奪いかねない中性的イケメンナルサスですね。
(このコミックス版のギーブは個人的には微妙だからなー、キャラデザが。)


「おお、それは良い事をした。ガラクタが世に出ることを阻止してやったぞ!褒めてもらおう」

絵を描いている途中にダリューンとアルスラーンが乱入してきたため、邪魔されたことをぼやくナルサスですが、対するダリューンの返答はこれ。

よほど有害な絵を量産する画伯らしいですね。
ちなみに、ダリューンはナルサスに対しては信愛の情からか、大変毒舌になることに定評があります。

アルスラーン戦記4_2

「絵!?これが絵?」
「見てはなりませぬ」

どう見ても少年の心には有害な何かを残す絵であったとしか思えないやりとりです。
アニメスタッフもあえてここに踏み込むことは止めたようで、結局どんなものが描かれているのかはわかりませんでした。
死後何百年か経った後に評価される類の絵なのかも…しれません。


またもデマで踊らわれる戦いとは…


「おまえが宮廷を去って三年になるな」

ナルサスは以前、書記官としてパルスに仕えていたものの、三年前に宮廷を去っていたことが語られます。
ここで「ナルサスはこんなにすごい軍師の才があるんだよ!」とのエピソードが紹介されます。

アルスラーン戦記4_4

王様、五年前もやっぱりこんな感じなのかね。
また、一瞬にして部下から恨まれそうな感じですね。
この人、王様よりマルズバーンあたりでもやってる方が幸せだったのではないでしょうか。


「陛下。お望みとあれば、私の策を以て三ヶ国同盟を退散させてご覧にいれます」
「一兵もいりません」

周辺三国(ただし、この三国は仲が良いわけではない。言わば烏合の衆)が同盟を組んでパルスに攻め込んできた際、全奴隷解放キャンペーンを(一人で)絶賛遂行中だったナルサスは自領の歩兵ゼロ、騎兵激減という戦力でしぶしぶ出兵してきます。

案の定、王様はお怒り。
仕方ないので、ナルサスは兵なんて使わなくても敵を追い払ってやるぜ!と提案します。

王様は馬鹿にしながらも実行を許可。
その理由は
「何、信用したわけではない。失敗したときの面を拝んでやろうと思ってな」
Oh...
馬鹿にしつつも若手にチャンスを与えてやるのは良いことですが、これが本心だとしたらやっぱりこの王様はダメですw
部下の失敗を酒の肴にするとか正気ですか?
それともこの王様、ツンデレなんですか?

アルスラーン戦記4_6

さて、ナルサスが始めにやったことは2,000人の捕虜の解放。
これに怒ったパルス兵はナルサスに「決闘」を申し込みますが、一瞬のうちにやられてしまいます。
ナルサスは剣技にも長けたチートキャラだったわけなんですねー。

ところで、これは決闘じゃなくて完全に私闘ですよね。

決闘…双方が合意の上であらかじめ定めた方法で戦うこと。通常は一対一で行われる。別名果し合い。

世の中には三対一の不意打ち決闘というものがあるらしいです。


ナルサスの策は、流言ばらまき作戦でした。
捕虜をデマを吹き込んで解放し、他の二国にもあることないことを流したことで互いに疑心暗鬼にさせ、同盟を破たんさせると…。
どうやらこの世界の戦いはほぼ情報戦のようです。
先週のアトロパテネも「王様が一人で逃げたらしいよ」のデマでパルス軍の士気を大きく下落させていましたね。

ナルサスさんの策は今後も人間の心理を突いた奇策が多く出てくる(予定)のようです。

アルスラーン戦記4_7

ついでにこの戦いは、ダリューンが他国の王弟を一刀のもとに切り伏せてその名を諸国に轟かせ、パルスのチートキャラ二人が有名になった重要な戦いだったようです。


この二人、言いたい放題である


「壕と柵と火と霧と裏切り者も使う。
どうやらルシタニアの蛮族どもにも知恵者がいるようだな」

アトロパテネの会戦の模様を聞いたナルサスですが、ナルサスもルシタニアを蛮族扱いする価値観持ってるんですね。
ちょっと意外です。
ルシタニアは芸術を理解しないばかりか他国の文化を徹底的に破壊する輩なので、自称芸術家の彼にとっては当然か…。


この後、なんとかナルサスを自分の陣営に引き入れたいダリューンとアルスラーンですが、ひきこもり生活を気に入っているナルサスに断られます。
さらに、自分はアンドラゴラスに嫌われてるから仲間にしない方が良いよ、と釘を刺されてしまいます。
しかし、

アルスラーン戦記4_9

「それなら私もダリューンも父上に嫌われておる。
どうせなら、仲良く嫌われようではないか」

なかなか熱いこと言ってくれますね、アルスラーン。
器の大きさを感じられます。

アルスラーン戦記4_11

「俺がセリカに使者団の護衛に行っている間に、王宮から追放されているとはな、ナルサス」
「どうだ、セリカに良い女はいたか?」

結論から言うと「良い女」はいたらしいですね。
セリカ(絹の国)とはシルクロードの先の中華文化圏がモデルになっている国で、原作小説の番外編「東方巡歴」でダリューンがセリカのとある女の子とロマンスもどきをしていたエピソードがありましたね。


「殿下には王の轍を踏んでほしくはないものだな」

ここで、揃って王様に嫌われた二人によるアンドラゴラス悪口大会品評会が始まります。
あいつは戦は強いけど、政治を軽んじてるし強さに驕ってるからだめだ!とナルサスは一蹴します。
さらにダリューンはアルスラーンは王様みたいな人になってほしくないよね、と同意。
言われ放題です、この王様。


「どうだ、ダリューン。おまえから見てアルスラーン殿下という人物は?」
「此度は置き去りにした兵を気にかけ落ち込んでおられた。
カーラーンの裏切りにも怒りより悲しみの方が勝ったようだ。
繊細で優しい方だ。だが、そこが心配だ」

上に立つ者としては心許ないよね…と言われてしまいました。
この評価を覆すのが、今後のアルスラーンの役目のようです。


アルスラーンが地雷を踏みたいとしか思えない件


アルスラーン戦記4_12

翌日、アルスラーンは外で幸せそうに絵を描いているナルサスを発見します。
なんだか後光まで差していて、完全にナルサスさん耽美モードです。
ところでナルサス、板に絵を描くつもりなのかい?


そして、同年代の友人があまりいなかったアルスラーンは、自分と同じくらいの年のエラムが働きまくっているので恐縮しまくりです。
手伝いを買って出ますが、皿を全部割るという失態を見せてしまい、お願いだから何もしないで!と邪見にされてしまいます。
後の台詞でもわかる通り、お皿を粗末にすることが許せない家事人間エラムさんにとって、これは悪魔の所業と言っても過言ではありませんw


ここで、アルスラーンは進んで地雷を踏みにいきます。

「自由の身であろう?なぜいつまでもナルサスの元にいるのだ?」
「私の意志でお側におります!」

本作のEDの耽美絵柄からすると、エラムが「ナルサス様が好きだからに決まっています!」とか言い出しても不思議ではないですが、エラムは誰に強制されているのでもなく自分がいたいからここにいるの!プライベートに踏み込まないで!と怒ってしまいます。


「やはり奴隷は解放すべきなのだろうか?」
「ご自分でお考えなさいませ」

エラムとの溝は深まるばかり…のようにしか見えません。
アルスラーン、本人の前でそれを言うか。

アルスラーン戦記4_14

…ところでエラム、足元熱くない?
そのかまどの位置、すごく熱いと思うんだ。


久々に見たなー、落とし穴って


アルスラーン戦記4_15

「こうなったからには、芸術とやらは諦めて殿下にお仕えするのだな」

朝っぱらからお客さんがやってきました。
どうやらカーラーンの部下たちのようです。
なんでこいつらがナルサスの隠れ場所を知っていたかと言えば、ダリューンが仕向けていたから…でした。

先週、アルスラーンが水を飲んでいるときにダリューンが見つめていた城はカーラーンの城だったわけなんですねー。
ナルサスを仲間に引き入れたいがために彼の退路を断たせ、軍師をまんまと自分の策に引きこんだダリューンさんなのでした。
(ナルサスは軍師の才のついでに剣技にも心得がある。ダリューンは戦場で無双のついでに頭も回ると…。
何なんでしょうかこの人たちは。)

アルスラーン戦記4_16

カーラーンの部下、現代のちんぴらまんまでウケました。
中世ペルシアにモヒカンヘアだと…?


「敗軍の将とおっしゃるが、そもそもダリューンが負けるはずがない。
よほど卑劣な裏切りにでも遭わぬ限り」

煽り、そして煽られる。
カーラーンの部下たちは煽り耐性がなさすぎです。
自ら自分たちは裏切りましたと暴露しているようなものです。
おもしろいように掌の上で踊ってくれます。


しかし、モヒカンは短気でダメダメですが、ボスっぽい下まつげはまだまだ粘ります。
仲間になってくれたら「イアルダボード教の信徒としての権利を全てと昔自分で返上したダイラムの領地をあげるよ!」と誘惑してきます。
い、いらねー。それいらねー。
カーラーン陣営は先週のダリューンと言い、リクルート活動に必死すぎですが報酬が微妙すぎます。

アルスラーン戦記4_17

ナルサスさんもいい加減、こいつらの相手に疲れてきたので落とし穴に叩きこんで朝食タイムとなります。
こんな昭和っぽい落とし穴の罠、久々に見ましたとも。
あ、この一巻の原作が出版されたのは昭和(1988年)でしたね。ぎりぎりセーフですね。


あ、忘れてました。
ヴァフリーズが死んだことにショックを受け、敵に殺気を飛ばすダリューンと泣き出すアルスラーン。

アルスラーン戦記4_18

やはり明確なヒロイン不在の本作において、ヒロインはアルスラーンのようです。
この作品、皆で全力でアルスラーンを支援する話ですからね。
ここぞとばかりにヒロインはアルスラーンだから!とアピールしてきます。

ユパ様ポーズで見せ場を作ったおじいちゃんは結局お亡くなりになってしまい、カーラーンにエーラーン(大将軍)の地位を簒奪されてしまいました。
エーラーンカーラーンとか楽しくなっちゃう呼び名ですね。


宮廷画家って結局地位じゃないですか!


アルスラーン戦記4_19

楽しい朝食タイム(棒)が始まりました。

「結局、私は他人の助けや奉仕を受けるばかりで、誰の役にも立っていない」

落ち込んでしまうアルスラーン。
しかし、ここで悲しんでいる場合ではありません。

ダリューンのリクルート活動に便乗し、ナルサスに仲間になってもらえないかと頼みます。
面倒くさがるナルサス。


アルスラーンは「イアルダボード教の信徒としての権利を全て、返上したダイラムの領地よりもっといいものをあげるよ!」と褒美をちらつかせる戦法に出ます。
お金や地位(宰相とか)はいらないからね?と牽制するナルサスですが、アルスラーンが提示したものはそんなものではありません。

アルスラーン戦記4_20

「私はおぬしの忠誠を求める代わりに十分な代償を支払う」
「私がルシタニアを追い払い、パルスの国王になった暁には…
ナルサス卿、おぬしを宮廷画家として迎え入れよう!」

なんと地位は地位でも宮廷画家です。

ちょっと待て、代償ってなんだw

代償…①他人に与えた損害のつぐないとして、それに相応するものを出すこと。また、そのもの。
②目的を達するために、犠牲にしたり失ったりするもの。

え、①の意味で言ってるからセーフ?
いやいや、この王子絶対②の意味で言っているに違いありません。

ダリューンはもちろん②の意味で捉えたようで、パルスの文化史上に汚点が残るとさりげなくひどいことを言ってくれますが、ナルサスは俄然やる気になりました。
部下が欲しがるものを与えるとかなかなかこの王子様、わかってますね。

今回の策士MVPはこの王子に与えたいと思います。
ハメようと思ってない天然ぶりがさらに恐ろしいです。

ということで、そんな王子の器の大きさに感服したナルサスはアルスラーンへの忠誠を誓ってくれました。

アルスラーン戦記4_22

軍師ゲット♪
ちょろいぜ、ナルサス。

これでアルスラーン陣営に、将棋で言えば「飛車」と「角」な人材が揃いました。
本当にこいつらだけで敵の王様を取れるレベルだから困ります…。


今回も日曜日放送のアニメの感想を木曜日に書くというやる気のなさですが、今週の遅延は無難だったというかあまりつっこみたい変なところがなかったので、モチベーションが上がらなかったのが原因です。
どうやら、変なシーンがあればあるほど、やる気が出てくるみたいです。

あ、このアニメをディスってるわけじゃありません。
やっぱりこの王道ファンタジー、ベタですがおもしろいですね。

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●アニメ「アルスラーン戦記」感想バックナンバー
アニメ「アルスラーン戦記」 感想 第一章「エクバターナの栄華」
アニメ「アルスラーン戦記」 感想 第二章「十四歳、初陣」
アニメ「アルスラーン戦記」 感想 第三章「黒衣の騎士」
アニメ「アルスラーン戦記」 感想 第四章「厭世の軍師」
アニメ「アルスラーン戦記」 感想 第五章「王都炎上~前編~」
アニメ「アルスラーン戦記」 感想 第六章「王都炎上~後編~」
アニメ「アルスラーン戦記」 感想 第七章「美女たちと野獣たち」
アニメ「アルスラーン戦記」 感想 第八章「裏切りの英雄」

アニメ化前に「アルスラーン戦記」の原作とコミックを振り返ってみた

Trackback

2015/05/01 (Fri) 18:00

視聴者に見せないので凄く気になる。「これが絵?」と考えたら酷い事を考えるアルスラーン。キャラクター作りのコツとして、欠点をつけるというのがあります。田中芳樹作品の登場人物はだいたいそうですね。ダリューンからはボロクソ言われているのですがナルサスは「芸術が理解出来ぬ奴だ」と自分の才能に全く疑いを持っていない様で。 三国共倒れの策これ聞いた時、銀河英雄伝説のシリウス戦役にあった三提督共倒れの策を...

こいさんの放送中アニメの感想 - http://riksblog.fool.jp/public_html/mt5/anime/now/2015/04/ars-4.html
2015/05/01 (Fri) 18:24

ナルサスの描いた絵を見てみたい(笑)。

白昼夢を見ていた様な… - http://marinedragon.blog84.fc2.com/blog-entry-3264.html
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