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Fate/stay night[UBW]感想・考察 「#18 その縁は始まりに」

詳細はブルーレイで!

とでも言いたいのか…。

個人的には今回の構成はあまり良いものではなかったなーと感じました。
熱狂的なファンに怒られるのを承知で言うと、ちょっとアニメとしてはつまらない。


ネットでの感想を見る限りよく言われている、アーチャーの固有結界からの凛拉致場面が唐突すぎるというのは、確かに原作通りではあるのですが、なんというかアニメとしては上手くない繋げ方だなと思いました。

凛の長いアーチャーの夢説明及び所感を延々語るシーンもところどころカットしているものの、あれはノベルで文字をじっくり読むところだからこそ生きる表現の仕方なのではないかなとも思います。
原作に忠実と言えばそこまでなのですが、アニメの見せ方としてはもう少し工夫が欲しかったなー。


アーチャーの生前の謎カット(どう見ても中世ヨーロッパファンタジーみたいなアレ)は来週補完してくれるのでしょうか。
キャスターのマスターのオリジナルをやるなら、アーチャーの生前のオリジナルだってやってもいいよね…。


そして、始めに言い訳をしておくと、今回のこの感想を書いたのが酒を飲みながらの深夜だった上に読み返していないので、深夜の変なテンションMAXです。
ところどころつっこみ失笑待ちのような変なことを口走ってそうですが、生暖かい目で流してくださると助かります。
アーチャーの正体はほぼ今回で一目瞭然ですが、Fate/stay night未プレイの方も見てくださっているとのことで、今回は真名や正体をダイレクトに書くのは控えさせていただきます。


(注意)
・ネタバレには気を付けて文字を反転しています。
Fate/stay nightの原作はゲームで、3つルートが存在し、どのルートも全く展開が異なるのですが、他のルートで明かされた謎も一応ネタバレとしておきます。
これからゲームをプレイするので、知りたくないという方はご注意ください。
また、今回のstay nightの10年前のお話を描いた外伝のFate/Zeroに関してはネタバレしてしまっています…。

「#18 その縁は始まりに」(2015年5月9日放送)


#18_1

「アーチャー、あなたはまさか」

セイバーはどうやらアーチャーの正体に気づいてしまったようです。

#18_3

「いつか言っていたな、セイバー。
オレには英雄としての誇りがないのか、と。
当然だよ。オレに残ったものは馬鹿げた後悔だけだった」
「オレはね、セイバー。英雄になど、ならなければ良かったんだ」

この「いつか」は今では完全に記憶の彼方のライダーさんが、マスターの慎二を庇ってお亡くなりになった回の直後(#09の冒頭)のことですね。
確かこのときアーチャーがセイバーにやたら厳しくしていたのは、間違った考えを持っているセイバーを叱っている意図があったからと#12で凛が分析していました。
アーチャーはセイバーの望みや在り方が「間違っているもの」と認識していることは今回の後でも出てきましたねー。

このアーチャーの台詞の口調や表情、誰かを彷彿とさせます。
凛ルートはこれ以降、ときおりセイバーに対してアーチャーの口調が変わることがあったような気が…します…確か。

#18_5

#18_6

「私は彼を守る。剣となると誓った。
契約がなかろうと、この誓約に変わりはありません」
「そうか。ならば…!」

セイバーさんは士郎がマスターでなくなってしまっても見捨てるなんてことはしません。
素晴らしいサーヴァントさんです。

#18_8

ところが、キャスターさんに何日間か抗い続けてきたセイバーの魔力はほぼそこを尽きてしまっています。
どうやらこの表現を見ると、もう魔力がなくて魔力で編まれた武装ができないようです。
もうキャスター、セイバーにご飯あげないからー。

ハイヒールで戦えとか無茶な展開です。

#18_10

「では、偽りの主ともどもここで消えろ」

しかし、ここで士郎さんが主人公モードを発揮します。

「人真似もそこまでいけば本物だ。
だがおまえの体はその魔術行使に耐えられるかな。
分不相応の魔術は身を滅ぼす。
それともまさか本気で自分が大成するとでも思っていたのか?」
「愚直に努力だけしていれば理想の姿に手が届くと?」

#18_11

士郎の脳裏に浮かぶ剣の丘風景。
投影を通してアーチャーの記憶や能力が流れてきているような描写です。

#18_13

「それが衛宮士郎の限界だ。
無理を積み重ねてきたおまえには相応しい幕切れだろう」

士郎の末路を知っているかのような台詞のオンパレード。

orz
士郎の姿勢がorz。

このままではやばいです。

#18_16

#18_17

「告げる!汝の身は我が元に、我が命運は汝の剣に
聖杯の寄る辺に従い、この意この理に従うのなら、応えよ」

しかし、ここで機転を利かせたのが凛でした。
突如、サーヴァントを召喚した際の呪文を唱えます。
みんな固まります。
これにはアーチャーもびっくりです。

いやいや、ここで士郎やっちゃえばいいじゃん、アーチャー!と言いたいですが、きっとどこかでまだアーチャーにも迷いがあるのかもしれませんね。
戦隊モノや魔法少女モノの主人公変身シーンでは敵は問答無用で待っていてくれるものだから、その法則に従っているだけ?
そ、そんなわけありません!w

#18_18

#18_19

「セイバーの名に懸け、誓いを受ける。
あなたを主として認めよう、凛!」

#18_20

士郎&アーチャー「なんだってー!?」

男性陣があっけにとられる中、凛とセイバーが仲良く主従関係を結んでしまいました。
なんということでしょう。

#18_22

ここに凛の膨大な魔力供給を得たとっても強いセイバーさんが誕生しました。
どのくらい強いかというと

士郎と契約時のセイバーのステータス(原作ゲームより)

Fate/stay nightセイバー ステータス 士郎

凛と契約時のセイバーのステータス(原作ゲームより)

Fate/stay nightセイバー ステータス 凛

雲泥の差。
今まで、セイバーが大して活躍していなかったのは、セイバーのせいじゃないんだからねっ!(たぶん)
マスターがへっぽこだったせいなんだからね!

#18_23

「どうする、セイバー。
凛と契約した以上、君は本当に衛宮士郎とは無関係になったわけだが?」
「言ったはずです、アーチャー。士郎との誓いはなくならないと」

私の誓いはそんなことじゃ破れないぜ!とのことです。
アーチャーさん、本当は士郎を殺った後は凛とセイバーを再契約させるつもりだったと原作ではぼやいていますが、士郎を倒す前に再契約されてしまい若干思惑が外れてしまったようです。

#18_24

「あなたこそ、どうするのです?
今の私を相手にして勝機があるとは思わないでしょう」
「たかだか魔力が戻った程度でよくもそこまで強気になる!」

いやー、アーチャーさんの煽りとハッタリ能力はなかなかすごいなといつも思っています。
なんか強そうに見せる力というか雰囲気作りがすごいw
(あ、違います!ディスってるんじゃありません…!)


なんて言ったって

凛と契約時のセイバーのステータス(原作ゲームより)

Fate/stay nightセイバー ステータス 凛

凛と契約時のアーチャーのステータス(原作ゲームより)

Fate/stay nightアーチャー 凛

これですからね。
英霊としての格の差及び、どの程度影響があるのかは知りませんが知名度補正の差が…顕著すぎます。

あんなにマッチョで、でかい弓を引いているアーチャーの筋力が「D」だと言うことにも驚いてしまう見た目じゃ測れないサーヴァントの能力…w

#18_25

「ここまでです、アーチャー。
先ほど私を案じていましたが、それはあなたにも言えることだ。
この世に留まるための依り代もいない、魔力の供給もままならない。
今のあなたに何ができる」

セイバーが強いです。セイバーが相手を圧倒しています。
珍しい…。
セイバーは魔力放出で筋力の増強をしているらしいので、凛のバックアップで魔力全快なセイバーさんの強さは半端ではないようです。
体格差なんてもはや意味がないようで、このときのセイバーはバーサーカーすらも上回るとかさりげなく原作地の文に書いてありました。

一方、アーチャーはあのステータスの上に、ランサーとのバトルとキャスター討伐時に魔力をほぼ使い果たしており、魔力を供給してくれるマスターもいないと…。
普段のアーチャーならこんな絶望的な戦いを挑むことはなさそうですが、それだけこの人は今回の士郎討伐のチャンスに懸けているのでしょうね…。

#18_26

「アーチャーのサーヴァントには単独行動の技能が与えられていてな、マスターを失ったとしても、二日は存命できよう。
それだけあれば、その小僧を仕留めるには十分だ」

アーチャークラスの固有スキル自由行動単独行動スキル。
マスターがいなくても数日は存命でき、マスターのバックアップがなくてもある程度戦えるらしいこの能力は、またもやマスターの思惑を外れて利用されることとなるようです。
そういえば、誰かを思い出しますね。

「まだそんなことを言うのですか?
あなたの望みは聖杯ではなく、士郎を殺すことだとでも?」
「アーチャー、あなたの望みは間違っている」

聖杯がほしくてたまらなくてサーヴァントをやっているセイバーは、アーチャーの聖杯戦争参加の目的をやっとここで知ることとなります。
実は聖杯がほしくて聖杯戦争に参加しているサーヴァントはそこまで多くないことは秘密です…。

#18_29

「"間違っている"か。それはこちらの台詞だ、セイバー。
君こそ、いつまで間違った望みを抱いている。
何も残せなかったのではない。
全てをやりきった上での終わりだと考えることはできないのか?」

アーチャーはセイバーの望みを知っていました。

セイバーが聖杯を使って叶えたい望みは、かつて治めたブリテン国の滅亡を食い止めるべく、自分の治世をなかったことにすること。
自分が国を治めたせいで何もできずにただブリテンの滅びに導いてしまったと信じてやまないセイバーは、死ぬ間際に聖杯をゲットする可能性(聖杯が世界に現れるときに呼び出されるチャンス)を得る代わりに、聖杯を得た暁には死後を「世界」に売り渡すという契約を結んでいたのでした。

つまり自分のためではなく、自分を犠牲にして他人を救うために自分の死後を売り渡そうとしている…と。

#18_30

「オレはアーチャーだ。もとより剣で戦う者じゃない。
まあもっとも、その弓すら借り物の贋作だがな」

あ、あの弓も投影品だったんだ…。

#18_31

「真髄を見せると言っている。
それがオレにできる、おまえへの最大の返礼だ」
「I am the bone of my sword. ( ――― 体は剣で出来ている)
(中略)
Unknown to Death. (ただの一度も敗走はなく)
Nor known to Life.(ただの一度も理解されない)

「無限の剣製」の呪文。
この呪文、いつも聞いてるとなぜかこっちが恥ずかしくなって笑ってしまいます。
アーチャーの人生を表した呪文ではあるのですが、なんだかちょっと…なぜでしょう。
別にこのちょっとこっぱずかしい呪文をアーチャーが生前自分で考えて使っていたわけではないのですが、詩人だなwという感想しか浮かびません。

#18_33

「セイバー、いつかおまえを解き放つ者が現れる。
だが今のオレの目的は衛宮士郎を殺すことだけだ。
それを阻むのならこの世界はおまえを相手でも容赦はせん」

「セイバーを助けるのは今回のオレではないようだが」との原作の台詞を考えると、このアーチャーさんは生前からセイバーを間違った望みから救いたくてしょうがなかったみたいですが、今回はセイバールートではないので、セイバーのことを構っている場合ではありません。

ネタバレ反転↓ ↓ ↓
アーチャーが人の救出よりも自分の欲を優先したレアなシーンなのかもしれないですね。
あ、でもアーチャーの目的がこれ以上、"正義の名の元に暗躍する殺人者"の犠牲を出さないためと考えれば一言で欲の優先とは言えませんか。
これも、「より多人数を救う」の考えで言えば当然の選択なのかも…しれません。

↑ ↑ ↑

「UNLIMITED BLADE WORKS!(その体は、きっと剣で出来ていた )」

今回のこのアニメのサブタイトル「UNLIMITED BLADE WORKS」(無限の剣製)が出てきました。

#18_35

「固有結界!?心象世界を具現化して現実を侵食する大禁呪。
つまり、あんたは剣士でもなければ弓兵でもなくて」

風景、すごいですね。
ufotableの背景美術が毎度毎度美しすぎて脱帽です。

この剣が無数に突き刺さって巨大な歯車が動く荒野はアーチャーの心象風景だそうです
ある理由により、剣に特化した魔術師だった彼にとって剣は特別なもの。
この剣を支えに生前頑張っていたとのことです。
草原ではなく荒野というのが、なんだかアーチャーの内向きな部分というか、他人を一切寄せ付けない決意を表しているような気がしないでもありません。(適当)

中二病っぽさ全開風景ですが、もうかっこよければなんでもいいです。

#18_36

「そう、生前英霊となる前は魔術師だったということだ」

第一期のTV版でカットされた、アーチャーが弓兵サーヴァントのくせにやたら固有結界に詳しかったシーンの伏線?はここで回収されました。

「私は聖剣も魔剣も持っていなかったからな。
オレが持ち得るのはこの世界だけだ。
宝具が英霊のシンボルだと言うのなら、この固有結界こそがオレの宝具。
武器であるのなら、オリジナルを見るだけで複製し、貯蔵する。
それがオレの英霊としての能力だ」

やたら剣ばかり使うくせにこの人がセイバークラスでない理由の一つは、シンボルとなる剣を持っていないからとのこと。
生前特定の武器のシンボルを持たなかったので、この魔術がアーチャーにとっての宝具のようです。

#18_37

「これが…こんな荒野があなたの行き着いた先だと言うのですか、アーチャー」

痛ましくてしょうがない、といった感じのセイバー。
アーチャーの正体に気づいてしまったセイバーと凛の表情がなかなか暗いですね。

#18_39

「言ってくれるな。試すか、セイバー。
おまえの聖剣、確実に複製して見せよう」
「こちらも自滅を前提とした投影だが、真に迫ることはできる。
相打ち程度には持っていけるだろう」
「だが、聖剣同士が衝突したとき、果たして周りの人間は生きていられるものかな?」

おまえは邪魔するなよ!とセイバーを牽制します。

#18_40

「躱すのもいいが、その代わり背後の男は諦めろ」

ここまできても煽る。誰が相手でも煽る。
煽り王の神髄は馬鹿にできません。
やはり、アーチャーはこうでなくてはいけませんw

もはや疑似ゲートオブバビロン。

#14_82

参考画像↑
どうやら、アーチャークラスは「剣を飛ばせる英霊」じゃないとなれないんじゃないかと疑いたくなってきます。

#18_42

#18_44

「今まで散々真似してきたその道理、法則に間違いがないのなら。
速く、上手く、より強く!
俺にはあの構造が見えている」
「ふざけてんじゃねえ!」

士郎は無我夢中でセイバーの前に出てアーチャーが飛ばす剣と同じものを複製。
弾き飛ばします。
これでこそ主人公です。

ネタバレ反転↓ ↓ ↓
今思えば、これはラスボス戦のちょうど良い練習台だったんだなーw
↑ ↑ ↑

そして、CMへ…。

#18_46

…という夢を見たんだ。
なんだ夢オチか。

#18_47

大変唐突ですが「分不相応」な投影を繰り返した士郎は力尽きて気を失う、アーチャーもすでに限界に近いので魔力切れで結界を維持できない→仕方ないので剣で作った檻から凛を引きずり出し拘束というところをCM中に密かに行っていたようです。

録画が失敗してCMと一緒にカットされたのか?早送りしすぎたのか?と再度巻き戻して二度見してしまったのは私だけじゃ…ないのではないでしょうか…。
大丈夫、これが正常のようです。

士郎視点で見れば確かにこうなんでしょうが、アニメの構成としてはちょっと違和感MAX。
詳しいところはブルーレイで!感がぷんぷんして仕方ありません。

#18_50

「どこに行く気です、アーチャー!」
「何、仕切り直しだよ。オレは今ので魔力切れだ。
万全になったおまえの相手はしていられない。
これはあくまで保険だ。
マスターの命が惜しければ、ここで手を引けセイバー。
オレの目的はそこの小僧…」

華麗に凛をお持ち帰り。
ここで追いかけたいところですが、士郎さんはすでに投影をしすぎて限界なので無理のようです。

#18_51

「郊外の森だ。そこに誰もいなくなった城がある。
俺に文句があるんだろう?
いいぜ、聞いてやる。
言いたいことがあるのはこっちだって同じなんだ」

ここで指定されたのはアインツベルンのお城。
勝手に人の別荘を戦場にすることにしました。
もう、別荘の家主の墓の前でラブラブしたことだしこのくらいいいよね?
すでにロビーとか廃墟だしね、これ以上壊れても誰も怒らないよね?


「確かにあの城なら邪魔は入るまい。
良い覚悟じゃないか、衛宮士郎」

邪魔は…入るまい…入るまい…。


「遠坂に手を出してみろ。おまえを殺してやる!」
「一日は安全を保障してやる。
だが急げよ。マスターがいない今、この身は二日と保たぬだろう。
その前におまえを殺せないとならば、腹いせに人質をバラしかねないからな!」

なんという悪役台詞。
そんなこと言って本当はできないくせにー。くせにー。

#18_52

「また無茶をして。いくらあなたでもアーチャーと同じ投影をするのは早すぎます」
「ごめんな、セイバー。遠坂、取られちまった」
「それより今はあなたの方が危ない。
凛のことは私に任せて、士郎は家で休息を取るべきです」

とりあえず言ってみますが、そんな忠告を士郎が聞くはずがありません。
ここでセイバーに任せたら週刊少年ジャンプ主人公であるこのルートの士郎は、主人公ではなくなってしまいます。

#18_53

「事は済んだみたいだな」

ランサーは帰ったと見せかけておせっかいなので、中の様子が気になって仕方がなかったようです。
まだいました。

セイバーにとって、ランサーは召喚されたまさにそのときにマスターを殺しにかかっていた不届きモノ…。

#18_54

「なぜです、ランサー!
あなたが士郎たちに協力するなど、何か企みがあるのですか?」
「あ?んなもんあるに決まってるじゃねえか。
見返りがなきゃ、よその手助けなんてするか!」

あ、デスヨネー。
ですが、原作がエロゲーだからと言って、ここでセイバーあたりに何かしろと要求するゲスいランサーではありません。
今のところ、彼の本命(笑)は凛さんの笑顔(といっては少々語弊がありますが)なんでね…。

#18_56

「おい、首尾よくいったってわけじゃなさそうだな。
何が起きたんだ、坊主」
「遠坂がアーチャーに連れて行かれた」

直後暗転w
ランサーとのやり取りカットだと!?



この後、凛の長い語りが始まります。
サーヴァントと契約しているとマスターはサーヴァントの生前の記憶を夢として見ることがあるとのことで、作中でたびたび凛はアーチャーの昔の夢を見ていました。
ただし、アーチャーの夢を見ていると暴露して関係を壊したくなかった凛は今までそのこと本人には黙っていました。
アーチャーの人生に対する凛の所感が長々と語られます。

長すぎて速すぎて自分の脳処理スピードがまったく追いつかないので、自分のために文字にしておこうと…思います。



#18_57

「この丘がアイツの世界。
他人の為に戦い続けた男が手に入れた歩みの果て。
この風景を抱いたまま、あいつは満足だと笑って死んだらしい。
バカじゃないの、本気で。
そう、ともかくそれが無性に頭にきた。
頑張って頑張って凡人のくせに努力して、血を流しながら成し得た奇跡があった。
なら、幸せにならないと嘘だ。
多くの人間を幸福にしたのなら、そいつらが束になってかかってきても負けないくらい幸せにならないといけないはずだ」

今まで華麗にカットされていますが、アーチャーは生前に人の手では為し得ることができない「災害で死にかけた百人の人々を救う」という奇跡を得るために"世界"と契約して死後を売り渡したことで英霊となった人物。
生涯、自分を度外視して利益を求めずに人助けをしていたものの、その理想を人に語ることは一切なかったため、誰にも彼の目的を理解されることはありませんでした。
先ほどの固有結界の詠唱に「Nor known to Life.(ただの一度も理解されない)」との文言がありましたね。

#18_58

それだけならいいものの、彼の人助けは都合良く人に利用されるだけされてから裏切られて罪をなすりつけられたり、正しすぎる理想のみを振りかざした人間味ゼロの行動を恐れられるようになってしまいます。
(本当はこうなってしまった理由や経緯はあるものの、誰にも何も言わないこともあって、理解者がゼロ…。やっぱり腹の内を見せるのって大事なんだなー)

アーチャーの死因はきっと来週本人が語ると思うので書くのは控えますが、雰囲気的に明らかにハッピーエンドではなさそうです。
それでも、一人でも人を救えたならそれでいいと死ぬ瞬間は満足していたようです。


そういえば、#06の冒頭でアーチャーが士郎に自分は「望みをすべて叶えて死んだ」と暗い顔で語ってましたっけ。

「けど、そんな報酬は与えられなかった。
代わりに与えられたのは、死んだ後も守護者として使役される運命だけ」

ここの中世ファンタジーワールドはなんなのか、来週の補完が楽しみです。

#18_61

「どうしてそんなことに気づかなかったのだろう。
サーヴァントはあらゆる時代から呼び出される。
現在と過去、そしてまだ見ぬ未来からですら、英霊となる者なら呼び出せる。
かつて自分が生きていた時代、生きていた街に呼び出されるサーヴァントがいないとは限らない。
それを思うと悔しくなる。
だってどちらも救われない。かつての自分を見る側もいつかの自分を見る側も、変わり果てたその在り方に胸を痛めるだけなんだから」
「誰かの為になろうとする大馬鹿の結末を私はもう知っている」

#18_62

「そいつは進んで、"その後"を差し出した。
死んだ後も人々を救えるのなら、それは願ってもないことだと。
生前は力がなくて救えなかったけれど、英霊としてならあらゆる悲劇を打破できると信じて。死後の安らぎを売り渡した。
もっと多くの何万人という命を救えると信じ切って。
けど、そんな希望も裏切られた。
言えることは一つだけ。
そいつはずっといろいろなものに裏切られてきて、最後の最後に唯一信じた理想にさえ、裏切られた」

英雄にしか実現できない奇跡の代償として世界と契約した者に待っているのは"霊長の守護者"の役割。
死んだ後に「人間の危機」を救うために守護者となると信じていたアーチャーですが、実は守護者に求められる「人間の危機からの救済」とは人間が自業自得で作り出した醜い争いの後始末をするというもの。
人類全体を救うために、犠牲にならなければならない切り捨てられた人々を殲滅するための機械のような役割を、死後永遠に強要されることになってしまったのでした。
なんというブラック企業、いや高利貸しシステム…。

人を救うために人を殺すというこの矛盾。
多数のために少数の幸せを犠牲にするこの生き方。
このことに死後になってから気づいたアーチャーは絶望します。
なんだか、誰かを思い出しますね。


ふー、長かった。

#18_63

アーチャーの人生を思って涙した凛が目覚めるとなんだかアダルトな展開になっていました。
少女を椅子に縛り付けるとか…。
いや、何もないですけど。

#18_65

「私がいなくたって、士郎なら勝手に来るわよ!
そんなこと、あなたならわかるでしょうに」
「そうだな。だが、そこにおまえがいては都合が悪い」
「あのような甘い男は、今のうちに消えた方がいい」

#18_66

「士郎が甘いってことは、言われなくてもわかってるけど」
「それでも私は、あいつの甘いところが愛しいって思う。
あいつはああでなくちゃいけないって、ああいうやつがいてもいいんだって救われてる。
けど、あんたはどうなの?
そこまでやっておいて、身勝手な理想論を振りかざすのは間違ってるって思ったわけ?」

これを言ったら"自分のアーチャーはもう帰ってこない"と予感しながらも思い切って言う凛。
ここの彼女の"思い切り"は原作の地の文を読んでいないとなかなかわからない心情かもしれません。

#18_67

#18_69

「何度も何度も他人の為に戦って、何度も何度も裏切られて何度も何度もつまらない後始末をさせられて。
それで、それで人間ってものに愛想が尽きたって言うの、アーチャー!?」
「身体は剣でできている。それが英霊になった後、あんたに与えられた呪文なんでしょ?
何よそれ。呪いにもほどがある」
「あんたの人生、何一つだって納得できない。
あんたの馬鹿な生き方も、正さなかった周りにも、もうどうしようもないくらい納得できない」

士郎にも怒ったように苦労した人間が報われないなんて許せない凛は、アーチャーの人生とアンチ正義の味方になってしまい自らの人生を全否定するアーチャーを許せません。

#18_70

「来客か。邪魔が入らんというから来たんだがな」

なんとここでシリアスムードをぶちこわしてくれる超邪魔なやつが来ました。
邪魔が入らないとか完全に嘘じゃないかw

「おっと、物騒な真似はなしだぜアーチャー。
こっちはおまえに用はないんだ。
何、言っとくけどおまえなんて相手になるわけないんだぜ」
「そいつはバーサーカーだって難なく始末したサーヴァントなんだ。
おまえが怖気づくのも当然…」

#18_71

新旧アーチャーさんが対峙しました。
とてつもなく紛らわしいので、慎二が自分のサーヴァントをクラス名でなく、平気で真名呼びしてくれるやつで助かります。

「凛が欲しいのか、間桐慎二」
「あ?ああ、当然じゃないか」
「ならば、事が済むまで待て。
衛宮士郎を始末した後ならくれてやる。
それが聞けないのなら、サーヴァント共々消えてもらう」

当然じゃないかってw

話がわかるぜ、アーチャー(赤い方)。
とりあえずここでギルと対峙しても弱りきったアーチャーが勝てるわけがないので時間稼ぎをして、後でセイバーあたりに凛が助けられることを祈っておくことにしましょう。

#18_73

ところがアーチャー(金色の方)はなんだか不穏です。
不気味な視線をアーチャー(赤い方)に向けてきます。

「待てよ、ギルガメッシュ!いいじゃん、くれるって言うんだからもらっておこう!
衛宮を始末するまで遠坂は僕たちが守ってやろうじゃないか」
「…となると、これはもう僕のだろう!なら何をしてもかまわないと思わない?」

#18_74

驚きの慎二理論です。
自己中で都合の良い解釈ですが、安定の慎二への唯一の皮肉だった赤いアーチャーの台詞はアニメでカットされてしまいました。
つっこみ役不在メンツ&凛が元気ないので誰もつっこんでくれません。
しょうがないので、自分でつっこみます。

さすがだな、慎二!揺るぎないな、慎二!


ところで、こいつまた自分のサーヴァントの真名を敵の前で口にしていますが、原作ではすでに赤い方のアーチャーが金色の方のアーチャーの真名をこの場で口にしているのでOK問題のようです。
慎二さん、そんなこと絶対考えていないだろうけど。

#18_76

慎二がゲスくてやばいです。
ランサー、早く来て!大変なことになってる、あなたのお嬢ちゃんが!

#18_75

「傷をつけるなというのが衛宮士郎との契約だが、それは夜明けとともに消える。
刻限が来たのなら、あとは好きにするがいい」
「聞いたかよ、遠坂!
おまえのサーヴァント、マスターを売っぱらうってさ!」

ああ、そうだねひどいよねー。
でもね、そろそろあなたも背後のサーヴァントの動向を気にした方がいいと思うよ。
なんかものすごく不気味だもん、彼。

#18_78

「フェイカー」

このギルがアーチャーに向けた台詞は確か「偽物」とルビが振ってあった気がします。
アーチャーを蔑むように睨みつけるギルガメッシュさん。
この台詞に込められた意味は彼らの宝具の本質に注目すると良いと思います。

やっぱあれか、さっきアーチャーが本人の許可なくギルのゲートオブバビロンの真似したから怒っちゃったのか!
ごめんね、許可なく本物を模倣しちゃって!

#18_80

「わかってる。あいつが何者なのかはたぶん出会ったときからわかってた。
だからこそ、あいつがしたことは認めない。
あいつとだけは俺が決着をつけないといけないんだ。
頼む、アーチャーとは俺がやる。
そのときどうなっても手を出さないでいてほしい」

アーチャーに護衛(笑)をされたとき(#06?)、嘔吐しかけるレベルだった嫌悪感を見せた士郎さんですが、やっぱり薄々アーチャーの正体には気づいていたようです。
自分を狙う者との決別…いよいよジャンプっぽくなって参りました。

#18_83

「あなたがそう望むのなら、私はそれに従いましょう。
この身はあなたの盾になると誓ったのです。
その行く末を最後まで見届けます」
「ありがとう、セイバー」

セイバーさん、剣のみならず盾にもなってくれるのか。
万能だな。

#18_85

「ちょいと気が変わってな。お嬢ちゃんのピンチなんだろう?
ならもう少し付き合わせろ。このままじゃ寝覚めが悪い」

カットされましたが、ランサーはアーチャーがキャスターを討伐するためにあえて芝居をしていたと認識していたので、一度ならず二度も凛を裏切ったアーチャーに激おこだったようです。
マスターからの命令なんて関係なしに腹の虫がおさまらないので、自分もついていきたいとのこと。

#18_86

「士郎と凛はどんな魔術を使って彼を味方に引き入れたのです?」

うーん、先々週あたりでランサーガン無視で披露した夫婦漫才、コントですかね。

#18_87

ランサーがセイバーをおちょくるシーンはカットのようです。
なんというか、もうそんなコミカルシーンを挟む雰囲気ではありませんでしたね、今週。

#18_88

Cパートでキャスター亡き後、柳洞寺の惨事が発見された模様です。
話題になったホモ事件を最後に物語から退場した一成さんも被害を受けていたようです。

#18_89

そんな柳洞寺にひっそりと佇み、不気味に笑うギルガメッシュで完。
あれ、あなたさっきアインツベルン城にいたじゃん。
時系列遡り系ですか?
空間転移ですか?



とりあえず今週の所感を一言で言うと:「人の幸せって何なんだろうね」

以上。

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Fate/stay night[UBW]感想・考察 「#05 放課後に踊る」
Fate/stay night[UBW]感想・考察 「#06 蜃気楼」
Fate/stay night[UBW]感想・考察 「#07 死闘の報酬」
Fate/stay night[UBW]感想・考察 「#08 冬の日、心の所在」
Fate/stay night[UBW]感想・考察 「#09 二人の距離」
Fate/stay night[UBW]感想・考察 「#10 五人目の契約者」
Fate/stay night[UBW]感想・考察 「#11 来訪者は軽やかに」
Fate/stay night[UBW]感想・考察 「#12 最後の選択」
Fate/stay night[UBW]感想・考察 「#13 決別の刻」
Fate/stay night[UBW]感想・考察 「#14 コルキスの王女」
Fate/stay night[UBW]感想・考察 「#15 神話の対決」
Fate/stay night[UBW]感想・考察 「#16 冬の日、願いの形」
Fate/stay night[UBW]感想・考察 「#17 暗剣、牙を剥く」
Fate/stay night[UBW]感想・考察 「#18 その縁は始まりに」
Fate/stay night[UBW]感想・考察 「#19 理想の末路」
Fate/stay night[UBW]感想・考察 「#20 Unlimited Blade Works.」
Fate/stay night[UBW]感想・考察 「#21 answer」
Fate/stay night[UBW]感想・考察 「#22 冬の日、遠い家路」
Fate/stay night[UBW]感想・考察 「#23 顕現」
Fate/stay night[UBW]感想・考察 「#24 無限の剣製」
Fate/stay night[UBW]感想・考察 「#25 エピローグ」

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2015/05/11 (Mon) 23:00

第18話 その縁は始まりに 公式サイトからキャスターが斃れ契約が無効となったアーチャーだったが、再び士郎を殺さんと彼に襲いかかる。アーチャーの真意をはかろうと間に入るセイバーだが、マスターとの契約を結んでいない状態では本来の力を発揮できない。セイバーと士郎の窮地を救おうと、凛は契約の詠唱を紡ぐ…… 士郎を討つと宣言したアーチャー、俺には英雄としての 誇りなど無い。英雄になど成らなければ良かっ...

ぬる~くまったりと - http://tiwaha.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/fatestay-nigh-1.html
2015/05/12 (Tue) 23:30

Fate/stay night [UBW] 第18話『その縁は始まりに』 感想(画像付) セイバー復活! 貴重なドレス姿でなくなったのは残念ですが(^^; アーチャーと士郎の因縁…召喚される英霊はそういうこと起こるんですね。 理想の果てには絶望しかなかったか…。  

空 と 夏 の 間 ... - http://natusola.blog105.fc2.com/blog-entry-3768.html
2015/05/14 (Thu) 09:42

「Unlimited Blade Works!」 固有結界でタイトル回収。 あの空間ならギルにも負けない(多分 以下ネタバレあり。 【Amazon.co.jp限定】Fate/stay night [Unlimited Blade Works] Blu-ray Disc Box I【完全生産限定版】(CDサイズスチールケース、描き下ろしB1布ポスター付)(2015/03/2...

こう観やがってます - http://seeing04.blog39.fc2.com/blog-entry-5217.html
2015/05/16 (Sat) 18:51

ギルガメッシュと似てる。宝具を収めた宝物庫が宝具のギルガメッシュ。他方で固有結界が剣づくしのアーチャー。先代と今回のアーチャー繋がりという訳ではなさそうですが。多数の剣を矢に見立てて打ち込んで来る様はホント被ります。 前作ではライダーが見せた固有結界。しかしアチラは集団、こちらは単独。それもそのはず、アーチャーは剣士でも弓兵でもなく魔術師だったという話。じゃあ何で「アーチャー」クラスで召喚さ...

こいさんの放送中アニメの感想 - http://riksblog.fool.jp/public_html/mt5/anime/now/2015/05/fatesn-18.html
2015/05/18 (Mon) 08:03

ランサーを手なづけた理由?夫婦漫才です(何

惑星観測所の記録 - http://plutor.blog83.fc2.com/blog-entry-2160.html
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