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アニメ「アルスラーン戦記」 感想 第六章「王都炎上~後編~」

「真の正義」かー。正義…。

この作品では稀に見る常識人サームさんが可哀想な回でした。
無能な上司、同僚を持つと苦労するんだね…って感じですが、この作品は主人公一派や有能設定人物以外をサゲる傾向にあるのではないかと小説を読んでいるときから思っています。

アルスラーン戦記6_1

「このようなことになる前に父王陛下は奴隷を解放するべきだったのです」

ナルサスのアンチアンドラゴラス講義はまだ続いていました。

どうやらこの世界観、周辺国も奴隷制度を布いているようなのでルシタニアが特殊ではあるのですが、アンドラゴラスさんの内政の無関心さが奴隷たちのあの暴発を招いたと…。
一度根付いた制度を廃止すれば必ずどこかで不満を持つ人が出てくるので、変えるのはなかなか難しいですけどね。

ナルサスは時代を先取りして自分の奴隷を全員解放したわけですが、結局奴隷は急に放り出されて露頭に迷って戻ってきてしまい、領内の騎士からは愛想尽かされて見放されたわけなので成功したかと言うと微妙なわけですし。
そう考えると、ひょっとして、この問題はもうひとえにアンドラゴラスだけのせいではないのかもしれません、根が深すぎて。

アルスラーン戦記6_2

ルシタニア兵「圧制者を打倒せよ!うおー!!」

そうこうしている間にルシタニアさんの奴隷懐柔計画はまだ続いていました。

うおーw
うおーってあんたらが叫ぶんか

アルスラーン戦記6_3

ルシタニアのパルス揺さぶり計画はまだ終わりません。
なんと、捕えたパルスの将を根こそぎさらし首にして敵前に置くと…。

これ、首にハエがたかってるとかリアルすぎです。
そろそろ日曜日の夕方が鬱になるので止めてくださいw
これ観たの木曜日だけど…。

アルスラーン戦記6_4

「まさか、陛下も…?」
「報告ご苦労様でした。下がって良いですよ」

城の外が大変になっているとマルズバーンのサームとガルシャースフは、唯一エクバターナに残っている王族のタハミーネさんに報告します。

あ、タハミーネさん、王様なんてどうでも良さ気にしといてやっぱりショックは受けるんですね。
え、王が死んだら自分の生活が脅かされるから?
そ、そんなことは…ないですよね王妃様。

アルスラーン戦記6_6

「王妃様はアルスラーン殿下のことはお聞きにならぬのだな」

サームは王妃に違和感を感じます。
息子は心底どうでも良いと言うか、思い出してもいなそうな王妃様。
この人絶対普通のお母さんではありません。

「サームよ、やはり城門を開いて撃って出るべきだ。何のための騎兵だ」
「焦るな。東方国境ペシャワールからの援軍を待って挟み撃ちにすれば損害も少なく勝負がつく」

この時点でエクバターナを守っている二人のマルズバーンは意見を違えているわけですね。
しかし、きっとどちらの策に出たところで奴隷を唆されたら終わり、というムリゲーであることが後々わかることになります。

アルスラーン戦記6_8

「ガルシャースフ、止めろ!力づくで抑えつけてはならん」
「やはり即戦即決だ。奴隷どもめ、いつ何をやらかすかわかったものではない」

ルシタニアの作戦はじわじわと効いてきています。
さっそく奴隷が大神殿に火を放ち、西の城門に火を放とうとしているとのこと。

パルスを見限ってルシタニアについたところで異教徒であるこの人達に自由やら平等やらがもらえるわけがないのですが、人間は目の前に出されたご褒美を無視することはできないということなんですね…。


「卑しいやつらめ!門に近づく者は首を叩き落とすぞ!」
「ガルシャースフ、奴隷を殺して自慢になるのか!?」

門をこじ開けようとしている奴隷を斬って威嚇する脳筋の方のマルズバーン、ガルシャースフさん。

そんなことしては余計反感を持たれると止めるサームですが、正直この場は力づくで止めなければ本当に門が開けられてしまうわけで…致し方ないような気もします。
それならサームさんはどうやって止めるつもりだったのか…。

アルスラーン戦記6_9

「やつらは奴隷ではない、謀反人だ」
「棒切れしか持たぬ者をか?」
「心に剣を持っておったわ」

きりっ!
上手いこと言ったぜ!

アルスラーン戦記6_10

だめだ、こいつ。早くなんとかしないと…。

「見ろガルシャースフ、おぬしは十人の謀反人を殺したが、代わりに千人の謀反人を生むことになるぞ」

名言返しでサームも応酬します。

アルスラーン戦記6_13

「もはや、奴隷たちを力で抑えつけることは不可能です」
「なぜですか?奴隷はまともな武器も持たぬのに」
「反乱を起こす者の数があまりにも多すぎるのです。
現状を打開するには彼らの不満を和らげるしかありません。
そのために奴隷に多少の恩賞を与え、待遇を改善するとの布告を出していただきたいのです」

サームも何も策がないわけではなかったようです。
ついに王妃にこのままじゃやばいから、奴隷対策をするしかない!と進言します。
確かにもうそれしか策がない。
敵の付け込む隙を叩くしか…。

「そんなことをすればパルスの社会制度が揺らいでしまいます」
「敵はその社会制度そのものを利用してきているのです!
今や一刻の猶予もありません」

王妃様は渋ります。
いえ、サームも奴隷を解放しろまでは言ってません。
そこをなんとか考えてくださいよー、王妃様。

アルスラーン戦記6_12

「考えておきましょう」
「恐れ入ります…」

だめだ、こいつ。早くなんとかしないと…。

一国の猶予もないと言っているのにこの対応。
もうこの王妃様、擁護できません。

アルスラーン戦記6_15

「いよいよ雲行きが怪しくなってきたか。そろそろお暇した方がよさそうかな」

一方、城でのらくらしていたギーヴはそろそろ自分にも火の粉がかかりそうなので、トンズラしようと算段していました。

アルスラーン戦記6_17

「そなた、弓だけでなく才知も優れておると見たが、どうかな?」
「子供の頃から散々そう言われてまいりました、宰相閣下」
「では、その才知を見込んでのことなのだが、一つ頼まれてくれぬか?」

残念、遅かった!
逃げる前に宰相さんに捕まってしまいます。
絶対面倒くさいことに決まってますよね、これ。


「正当な理由と報酬、それと成功の可能性があればお引き受けします」
「理由はパルス王国の存続、ひとえにそれだけじゃ。
恩賞は存分に遣わそう」

用件は秘密の地下通路を通って王妃を安全な城壁外に連れ出して欲しいとのこと。
なぜそんな重要なことをこのうさんくさい人に頼むのかと思いますよねーw
罠に決まってます。

アルスラーン戦記6_18

「王もおらぬ、王妃もおらぬで何が王都だ。
しかもエクバターナ百万の民を捨て置くとは。
やれやれどこぞにまともな王はおらんもんかねえ」

アルスラーン戦記6_19

からのアルスラーン。
これ、コミックス版では次のコマが銀画面だったので、なかなか上手い繋ぎだなーと思いました。

アルスラーン戦記6_20

「しかし、軍に勝つことはできぬとも将を討つことはできよう」
「今我々が相手取るべきはルシタニア軍全体ではない。カーラーンだ」

ナルサスは今後の方針としてカーラーンを先に討つべきと結論を出しました。

「やつは元々パルスの将だ。ルシタニア軍から多くの信頼を得ているとは思えん。
我々勝負時は、カーラーンがルシタニア軍の中から突出して動いたときだ」
「やつを捕えれば敵の戦力を削れる上に裏の事情を知ることができる。
今後の戦略を考える上で有効だろう」

「裏切者」の悲しい末路が想像されます…。

アルスラーン戦記6_24

「なぜわかったのです?」

一方、ギーヴさんは自分が護衛している女が王妃でないことを見抜いていました。
その理由は

「匂いで。あんたと王妃様では肌の匂いが違う。同じ香水を使ってもな」

マジか…さすがだな、その特殊能力。

アルスラーン戦記6_25

「あんたが身代わりになってその間に嘘つきの王妃様を逃がす。
そういう段取りだろ?
身分の高い人とはそういうものだ。他人が自分のために奉仕し、犠牲になるのが当然と思っている。いい気なもんさ」
「王妃様を誹謗するのは許しませぬぞ!」
「王妃様や宰相様の考えがどうであろうと、私は自分の役目を果たすだけのこと!」
「そういうのを奴隷根性というのさ」

ギーヴさんは騎士の間あたりで称賛されそうな「忠義」を真っ向からぶった切ってくれます。
でもさー、あなたも人の奉仕というか貢は当然!と思ってそうなやつだよね。
今のところ。

アルスラーン戦記6_26

ところが、この官女さんの戦闘能力は意外にも高く、ギーヴは会心の一撃を喰らって前後不覚に陥ります。
強いな、この人。

アルスラーン戦記6_27

「あのアンドラゴラスとお似合いと言うべきだな」
「王座へ座る者の威厳はどこへやら」

すると、秘密の通路のはずのこの場所に銀仮面やらカーラーンやらが現れます。
やったね、宰相!引っかかってるよ!
作戦成功だよ、これ!

アルスラーン戦記6_28

「そなたは何者です!?」
「パルスに真の正義を布こうと志す者だ」

www
臆面もなく恥ずかしいキメ台詞を言い放ちます。
どうやら原作によると、この銀仮面さんは皮肉でも何でもなく本当に自分を正義だと思っている人のようです。

「カーラーン様?なぜこのような所に」
「カーラーン様、だと?貴様王妃ではないな!?」

ここで身代わりだった官女がやらかします。
王妃になりきることを忘れ、臣下に敬称をつけてしまいました。

宰相の「完璧な計画」はここで水の泡となります。

アルスラーン戦記6_29

「俺の役に立たぬ者はいらん」
「仕える主君を間違えた己を呪え!」

これが真の正義だw

アルスラーン戦記6_30

「待て、何者かは知らんが美人を殺すとは何事だ!
生きていれば悔い改めて俺に貢いでくれたかもしれぬのに」

遅いよ、股間が痛かったみたいだけど、来るのが遅いよ。


「顔を見せたらどうだ色男。それとも血の代わりに水銀が流れているからそんな素顔になったのか?」

銀仮面さん、煽りに弱い。
面白い様に釣れてくれます。

しかし、ヴァフリーズさんを一刀で斬り伏せた銀仮面は本作中とても強い人設定なので、ギーヴを圧倒します。

アルスラーン戦記6_32

ところが、銀仮面は突然の炎に驚きとまどっている!

この人の弱点は火のようです。
実はこれ、伏線だったりします。

アルスラーン戦記6_34

先週、「剣もそこらの兵より上手く使います」と言い放ったギーヴさんの言葉は嘘ではありませんでした。
なんと約四十秒のうちに敵兵五人を斬り殺すと…。
スーパー時代劇のような早業を見せてくれました。

アルスラーン戦記6_36

「よし、混乱に紛れて財宝の一部を頂戴しよう。
ついでに美人もいたら頂戴しよう、そうしよう」

盗賊稼業もいいが、とりあえず君は弓と矢を拭いた方がいい。
使い物にならなくなるぞ。

アルスラーン戦記6_38

アルスラーン戦記6_39

「カーラーン、寝返ったとの話は本当だったのか?」
「故あってのことよ、おぬしにはわからぬ!」

防戦一方だったパルス軍を率いていたサームですが、城に火が放たれたことを知り、駆けつけます。
もうこの時点で…積みましたね。

「降伏しろサーム、イアルダボート教に改宗すれば地位も命も保障してやる」
「犬が人間の地位を云々するなど片腹痛い!」

アルスラーン戦記6_40

サームさんはとても忠義に厚い人物なので、カーラーンの勧誘には耳を貸してくれません。
直後、銀仮面がダーツみたいに軽々しく放った投槍(原作によると)が刺さったところに、ルシタニア兵にやられてしまいました。

貴重な常識人が…どうしてくれる…!

しかし、原作では実はここで…いや何でもないです。

アルスラーン戦記6_41

残りが脳筋しか残っていない時点で(いや、誰が残っててももうダメか。ごめん、いじりたかっただけです。)お察しです。
奴隷さんが頑張ってしまい、門が開けられエクバターナは超あっさり陥落してしまいました。

しかし、門にバリケードくらい張っておいても良かったんじゃないかな…。
気休めにしかならないだろうけど。

アルスラーン戦記6_42

来週から頑張ってね。


次回、「美女たちと野獣たち」
タイトルw


やっつけ仕事ですみません。
だんだん、話が動いて面白くなってきましたね!
悲惨だけど…。

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●アニメ「アルスラーン戦記」感想バックナンバー
アニメ「アルスラーン戦記」 感想 第一章「エクバターナの栄華」
アニメ「アルスラーン戦記」 感想 第二章「十四歳、初陣」
アニメ「アルスラーン戦記」 感想 第三章「黒衣の騎士」
アニメ「アルスラーン戦記」 感想 第四章「厭世の軍師」
アニメ「アルスラーン戦記」 感想 第五章「王都炎上~前編~」
アニメ「アルスラーン戦記」 感想 第六章「王都炎上~後編~」
アニメ「アルスラーン戦記」 感想 第七章「美女たちと野獣たち」
アニメ「アルスラーン戦記」 感想 第八章「裏切りの英雄」

アニメ化前に「アルスラーン戦記」の原作とコミックを振り返ってみた

Trackback

2015/05/15 (Fri) 00:09

バフリーズの爺さんは晒し首だけど、王様のそれは無くナレでは生死不明などとひたすら曖昧にされてるし生きてるんだろう。以前の銀仮面とやりあった描写から逃げ切ったとも考えにくいし捕まってるんじゃないかな。 身代わり立てて敵の裏かいた王妃。捕まった描写や言及は無かったしこちらも逃げ切ったのかな。銀仮面がまんまと引っかかってたが(笑)、あの場にカーラーンもいたという事は万旗長ですら知らない秘...

悠遊自適 - http://izan499.blog.fc2.com/blog-entry-1000.html
2015/05/15 (Fri) 04:37

ま、王妃が逃げんのは普通だと思う。 王とは違って元々が他所の国の人でしょ? 同郷の家臣とかもいるだろうしさ、 既に負けた王に殉じて死ぬほどの愛情もなさそうだしそら逃げ出しますとも。 あんな得体の知れない女たらし楽士に身を預けるとか常識的にありえないし、 替え玉を見抜いて逃がして死なせたってちょっと女好きとしてどうなの?な話。 とりあえず王都にはあんまり知恵者がいなかったよう...

真実悪路 - http://shinjitsuakuro.blog109.fc2.com/blog-entry-5748.html
2015/05/15 (Fri) 20:08

ギーヴに金的かました女官が銀仮面に殺されるとな(´・ω・`)な、状況推移回でした。 視聴者的にはアルスラーン達のその後を早く見たいところなわけですが、なかなかじらしてくれますのうw 銀仮面がどうにも火にトラウマあるっぽいのが気になりましたが、ギーヴとサシで...

gurimoeの内輪ネタ日記(準備中) - http://blog.goo.ne.jp/gurimoe/e/e205cb976eb938b2079dc2bdcb856445
2015/05/18 (Mon) 17:42

ヴァフリーズさらし首。シャプールのなぶり殺しに失敗すると今度は万騎長の首を並べてきた。その中に大将軍ヴァフリーズの首が!とことんえげつないルシタニア。続いて奴隷に蜂起を促す大合唱。こうなると奴隷に対する脅しは逆効果でしょうね。 10人の謀反人を殺せば、1000人の謀反人を生むことになる。果たしてサームの予言は現実となると。  逃げるの早すぎ。吟遊詩人ギーヴに大臣が内々の依頼。こいつ...

こいさんの放送中アニメの感想 - http://riksblog.fool.jp/public_html/mt5/anime/now/2015/05/ars-6.html
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