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「花燃ゆ」感想 第二十一回「決行の日」

公使館焼き討ちはどこ行った!www

確か、先週のエンディングはこれから一発景気よく(放火)やるぜ!とドラマチックな音楽をバックに、かつてないほどに勇ましい塾生を見た気がするのですが、久坂らが今週の冒頭で普通に江戸から京へワープしている事実に愕然です。
数か月、経っていました…。
予告詐欺の次はエンディング詐欺なのか。

花燃ゆ

まあ、桜田門外の変、高杉の上海行きあたりでも同じように見せ場をやると見せかけてスルーを経験しているので、今更驚くことでもないのかもしれませんが、肩透かしもいいところです。

これが毎話脚本家が違うことの弊害なのか…。
そもそもこの三人の脚本家たちは脚本会議やってるの?
範囲だけ決めてみんな好き勝手に書いてるだけじゃない?と疑いたくなります。
リレー小説か、これは。


そして、今回のサブタイトルも「決行の日」の割に、長州が後戻りできなくなった下関の商船砲撃事件のあっさり具合と言ったらありません。
さらに、久坂たちは何の説明もなく、いつの間にか将軍を京に呼びつけて天皇の下で攘夷を祈願させる力まで持っていました。

もういいから、文は無理矢理出さなくて!
こんな幕末史オタクしかすべてを理解できない、行間を視聴者が補完しないといけないドラマとか作らなくていいから!
今週の感想、終わり…でいいですかね。

(注意)
台詞は字幕なしで適当に聞こえた言葉を書いているので、間違っていたら…ごめんなさい。

第二十一回「決行の日」(2015年5月24日放送)


あれ、これって久坂何もしないで終わるんじゃない?


1863(文久3)年…4月…です。
先週のラストから約三ヶ月ほど経過しています。
長州ウハウハ時代真っ盛りなのに一気に飛ばしますね。

今週は杉家からスタートします。
先週、久坂の数少ない功績をいつものドヤ顔で奪い取った伊之助により、吉田松陰の汚名は雪がれました。
梅太郎夫妻は自分たちの子供を吉田家に養子にやり、吉田家は復活。
吉田小太郎くんが誕生しました。

もう叔父様は罪人ではありません。
書かれたご本がお家公認のご指南書にもされたんですよ

このドラマだけ見ると松陰LOVERの殿がいるから大して大変でもなさそうですが、実際は松陰を復権させることによって、自分たちの活動を優位にするために大変な裏工作を久坂たちがしたに違いありません。
(もちろん、自分の師の汚名を返上したいという気持ちも強かったと思うけど。)
やはり、そこは伊之助ではなく、ちゃんと塾生にやらせてあげるべきだと思うのですが…。

よ~し!お前のその思い無駄にはせぬ!
いいか小太郎!これより先は己を捨てよ。公のために生きろ

旦那様。どうぞお手柔らかに
ゆるりと参りましょう
玉木叔父さんは笑えない発言をしてくれますね。
ひょっとして、ここは笑うシーンだったのでしょうか…?

久坂さんのお力も。
江戸や京でその名が轟くほどのお働き。
そのおかげで寅次郎もまたこうして見直されて

ここで、母に久坂フォローの台詞をしゃべらせますが、いったいどんなお働きをしたのかまったく描かれていません。
ここで、久坂の頑張りを描かずにどうするつもりなんでしょう。
作中の時間で来年お亡くなりになってしまうのですが、久坂さん。

文は頑張っている(らしい)夫のために着物を縫います。
あの方の事やから、どうせ身なりに構わず着たきりすずめでしょう
ああ、お母さん、どうしてわかったんだい?
まさに、久坂のみすぼらしい恰好が今回女がまとわりつく要因になっているようですよ。


その頃、久坂らは京にいました。
結局、品川の焼き討ちが成功したのか、していないのかも謎という…。
(一応言っておくと、焼き討ちは成功しました。下手人の身元も幕府にばれることもなく、御殿場を異人のものにしたくなかった民衆にも喜ばれたようです…。)

ここで、久坂たちの近況がナレーションで語られます。
「この頃、久坂たちは将軍家茂を京に呼び寄せる事に成功していた。
帝の前で攘夷決行の約束をさせるためである

また唐突です。
ついに若き将軍を引っ張り出して、幕府は朝廷の下につくものとの印象を天下に植え付ける、幕府の逃げ道をなくして攘夷を公言させるというこの計画、その模様が一切描かれないとは…。
せめて先週やると見せかけてカットした久坂の三条実美へのプレゼン、あれやっておくべきだったと思います。
久坂さんの力の見せどころじゃないですか。
と、久坂ファンだった私は訴えたい。

寺島「将軍上洛
入江「何としてもこの行幸を成功させる
久坂「そして一気に破約攘夷へ
なぜこの行幸が破約攘夷に結びつくのか…そこも描いておいた方が親切だと思います。


あ、なんか幕末っぽい…


珍しい。いつもはやんちゃばかりのあの子らがよう気を入れて
寿姉さんは松陰亡き後の子供教室には理解を示してくれているようです。
やはり、単純にこの人は迷惑な松陰が嫌いなだけだったのか…。

聞いた?江戸の寅兄様のお墓移されたって
ああ、高杉さんたちが小塚原から若林村までお移送して下さったそうですね
ここで、話題は江戸の松陰さんのお墓移動の話になります。
処刑場のあった小塚原から、現在世田谷の松陰神社がある場所への移設の話です。

ここで、後の創作の可能性が高いと言われている有名なエピソードを挟んできます。
高杉が馬上のまま、将軍しか行き来が許されないとかいう橋を渡ったやつですね。

創作な気もしますが、有名だし高杉の破天荒さを表せるならやってもいいかな…という気がしますが、今回の大事な部分を端折りに端折った構成を見ると、こんなことやっている場合じゃないという気持ちの方が勝ってしまいます。
しかし、このドラマの高杉は今までこの松下村塾メンバーの中では比較的冷静で常識人なやつだったのに、いきなりどうした。
ここにきてキャラ変か。


ここで伊藤利助が登場。

あっあの…うちの人から何か?
いえ何も…。
久坂さんは今多忙を極めちょりますけぇ、我々でもめったに会えず…。
それに私も婚礼支度で大わらわなもんですから


久坂さんは今をときめく勤王の志士だから、アポを取らなければなかなか会えないようです。
さらにここで伊藤が入江の妹と結婚する話が出てきます。

えっうそ!だってすみ、確か前伊藤さんだけは嫌だ。顔がひょうたんみたいって…
ああ、そういえばもういつの頃の話か覚えていませんが、ほのぼの恋愛トークで「伊藤はイケメンじゃないから無理!」とイケメンたちの顔画像並べてまぬけなSEとともにやってましたね。

ほら!うち兄たちがおったりおらんかったりで、苦しかった時いろいろ世話焼いて下さって。それにこの人面白いんやもん
いつかこの国を俺が変えてみせる。
うんと偉うなっておすみちゃんに楽させる、なんて大きい事言うて。
この顔で

おったりおらんかったりw
抜け目ない伊藤さんはいつの間にかくどいていたようです。
まあ、確かにこのドラマの久坂より伊藤の方が頭良いし、コミュ力あるし魅力的だからなー。

しかし、こんなエピソードを出しておいて、数年で浮気騒動からの離縁を思うと胸が熱くなりますが、どうするつもりなんでしょうか。
クリーンな塾生イメージを守るために浮気騒動はカットされることに一票投じておきます。


一方、京では、229年ぶりに将軍(徳川家茂)が上洛。
孝明天皇に付き従う形で攘夷祈願を行っていました。

よっ!征夷大将軍!
この将軍に無礼な呼びかけをしちゃった高杉さんのエピソードも真偽のほどは定かではないようですね。
ですが、幕末ドラマには必ず取り上げられるエピソードなので、スタンダードに入れておいても…いいよね…。

高杉が?あのアホ!今日この日を迎えるためにどんだけ!
しかもまだ石清水八幡宮への行幸も控えちょる
まさにこれからっちゅう時に…
何を考えちょるんじゃあいつは!
この度重なる高杉の愚行に久坂たちは怒ります。
これで将軍様が怒っちゃったり、長州藩に疑いの目が向けられたら計画がすべてパーです。


渦中の高杉は周布や桂とともに飲んでました。
やっと出ましたね、桂さん…
やっと出てきたと思ったらわずか一年で逃げの小五郎生活…お気の毒です。

さて、どうやら妖怪系肉食女子・辰路さんが久坂に惚れている(らしい)という話は桂さんの知るところでもあるようです。
どんだけアピールしてるんでしょうか、この辰路さん。
まずは外堀を埋めようと必死のようです。

あの朴念仁、まさか色事に血迷うとは
血迷うとるんはお主じゃ。
方々での不埒な振る舞い、すべて聞いておる。
何じゃ?何がそうさせる?上海から帰ってこのかた、お前ちいとおかしいぞ

あ、キャラ変ではなく、上海が高杉をアレな方向に変えてしまったようですね。
ほらー、やっぱり上海行きは大きなターニングポイントじゃん!
ちゃんとやるべきだったよ、あれ。

ああ、おかしい。
ちゃんちゃらおかしゅうてならんのです。
徳川の将軍引きずり出して市中回らせたところで何になります。
攘夷の機運を高める。広く世間に向けて。
そねな根回しで公卿にばらまく金があるんなら軍艦、砲台買うたらええ!
敵は強大です。
今のままじゃ攘夷など無理です

正攻法で異国を追い払わないとだめだから!もう時間ないから!
ということで、久坂たちのやる回りくどいことが理解できない高杉は、半ば邪魔をしていたということなのか…。
反対するのはいいけど、邪魔は止めたまえw
何より、あなたのせいで下手したら長州藩の評判がダダ下がりです。

そねな事は分かっておる
今のまま開国通商するとなると利益を独占するんは幕府のみ。
諸藩には開港の許可すら与えん。
そねなざまでは、それこそちゃんちゃらおかしい。
攘夷で幕府を追い込み、時代を転覆させる。
狙いはそこじゃ

倒幕…
桂さんが初めていいこと言いました。
いいね、やっと幕末らしくなってきたね
この高杉、桂、周布の会談、こういうのを求めていました。

ならば斬りましょうか?将軍を。
やるなら今しかない。
警護の隙をつきます

やることがいちいち極端です。
あ、このへんの流れで足利三代木像梟首事件につながるんですかね!と思ったらこの事件も時期的にもう終わってましたね。
何でもないです。

ああもう知るか!酔うぞ!とことん酔う!
時代を転覆させるとはそういう事じゃ

周布さんももうヤケです。
改めて、すごい藩だな、長州藩。
上が絶大な存在感を持っている土佐藩、薩摩藩と比べて長州藩があの殿というのが大きいのかもしれませんね。
もう誰もこいつらを止められない…。


もはや高杉夫婦が愛おしいw


長州自ら戦火を切り乱世を起こす。
その爆発なくして倒幕などありえん。ぬるい。
皆やる事がぬるうてかなわん

桂により、高杉の目標は一気に倒幕へ傾いたようです。
久坂の地味な攘夷運動では倒幕はできないと思っている高杉は、もっと過激にテロしたいと騒ぎますが「今はまだ早い、十年待て」と抑え込まれてしまいます。

じゃあ十年休んでるから、あとは勝手にやってれば?→山に籠って浮世を捨てる。

テロ活動を阻まれてしまったので、ニート宣言です。
この申し出に許可が下りるあたり、みんな本当はこいつに迷惑していたようです。
なんというか…松陰存命中の高杉とだいぶキャラ変わりましたねw

この話を聞き、文はさっそく高杉に会いに行きます。
高杉は形から入るタイプなのか、頭も坊主に、ペンネーム法名も西行にちなんで「東行」にしたんだぜ!とひきこもる気満々です。

お似合いだと思わない?お名前もこのお姿も
ああ、雅さんぴったりだよ。
君たちはお似合いだよ。
本当に…。
だんだんこのテンプレバカップルが愛おしくなってきたよw

何をやっとるんです?
塾生さんたちみんな時局がどう動くか見守っておられるそねな大事な時に、なぜ世捨て人なんかに…

文は高杉が理解できません。

先生のお声が聞きたい
えっ?
えっ?
突然の電波発言です。

ここで、こういう時じゃからこそ、先生のお声が聞きたいんじゃ。
正直俺は久坂の考え方にはついてはいけん。
今攘夷を決行してもしょせんは負け戦。
やのに、やつは攘夷をお題目に京で持て囃され公卿や豪商相手に根回しばかり。
まるで腐れ役人のようじゃ

ここで引きこもれば先生のお声が聞けるのか。
いや、あなた邪心だらけだしなー、どーかなー。

それはともかく、軍艦も砲台もないのに攘夷決行しても負けるし、久坂のやってることは好かないしで、高杉さんは完全に久坂に愛想を尽かしたようです。
確かに破約攘夷と言っている割には、後の戦のことを久坂たちは考えていない(ように見える)ですが、根回しは大事ですからね。
一概にどちらが正しいとも言えないかもしれないです。

大丈夫。必ず戻ってきますよ。
今久坂さんはにわか人気でおもてになるみたいやけれど大丈夫。
相手はただの芸妓ですよ

必ず文のもとに戻ってくる。大丈夫
…は?
雅さんがこの会話でどう文脈を読み間違えたのか意味がわかりませんが、雅さん安定の地雷発言です。
この人の地雷発言、どうやら相手のことなんてどうでもいいと思っているから出るものではなく、天性の空気の読めなさだったようですね。
高杉、お願いだから人の色恋事情をこの妻に漏らすなよ。

それにしても、にわか人気w
辛辣だな、雅さん。

あの人…京で何を…
一気に昼ドラ展開に持っていく気か…。
そろそろ足りなかったスイーツ女子待望の展開なのか。


辰路さんが肉食系すぎる


一方、久坂たちは二条城の前でDQN行為を開始します。
なんと、将軍さんが石清水八幡宮への行幸を急病のためにドタキャンしてしまったようですね。
幕府もこれ以上、尊攘派の志士という名の反逆者(幕府視点)の思い通りにはさせない!と反撃に出たようです。

もし、万が一公方様が攘夷について天子様に何も確かな事を申し上げず、このまま京の町を出られるようならその御身が危ない。
攘夷決行を明言されるその日までお守りつかまつる。
一歩たりともここを動きません

上手いこと言って、攘夷決行を明言するまでこのまま帰らせねえからな!と公方様の御身を真っ先に狙いかねないやつらが牽制します。
これ、何度も言いますが幕末史をよく知らない人に、この久坂たちの意図は通じるのでしょうか。


そして、久坂たちのチンピラ行動が功を奏したのか、攘夷決行の日は5月10日と決まりました。
しかし、この報せを聞いて、長州の殿は浮かない顔です。

どう思う?この戦。
果たして正しいか?遠慮のう申せ

ここにきて、良いように担がれてきた殿は弱気です。
もっと早く言ってくれ…もう遅いよ…。

攘夷は正しいか?行く末を殿は見据えておられます。
攘夷決行に加え、周布様が進言致しました五人のイギリス行き。
今まさに内々に準備が進められております。
その英断こそが道なきところに道をつくる。
私はそう信じております

はっきりと正しいとは明言しないのね、伊之助。
そして、さらっと長州ファイブ計画が進行中であることが明かされます。
唐突に会話中で新しいトピックを出しすぎです…。


攘夷決行のため、お世継ぎ定広様はすでに帰国の途につかれた。
そなたたちも順次国元で攘夷戦の手はずを整えてもらう。
その英気を養うべく今夜は大いに飲め!騒げ!

ひとまず大勝利ですね!
ひとまずな。じゃがこれからじゃ
なんだかいつの間にか大勝利していたようですw
それにしても周布…先々週に久坂に説得されいつの間にかこんな立場になっているとは…なんだか恐ろしいですね。
集団心理ってやつは。


久坂さん。まだ糸が
実はこれに似たシーン、この前にもありました。
しかし、さっきはよくある女子のアピールだなとスルーしましたが、まだやるか!
というか、久坂の着物がみすぼらしすぎないか!
ということで、スルーできなくなってしまいました。

久坂さんの着物は常時糸が出ている仕様のようで、そのたびに辰路さんのアタックの恰好のきっかけになってしまっています。
文、早く着物縫ってあげて、お願いだから。

文がもたもたしてるから、辰路さんが別室に久坂を連れ込むことになってしまいました。
ほんま野暮なお方どすな。
こないして待ってるのに何もしはらへん。
天下の長州久坂さんともあろうお方がまるで木偶の坊のように

一応つっこんでおくけど、君が魅力ないから手を出されないという選択肢はないのかい?

何か思い違いをしてるようじゃが、俺は別に…
へえ、できた。
これを…こうして…こう。ほいで…

久坂に抱き着く辰路。
ぎこちなく抱き返す久坂。

肉食系女子にされるがままです。
これは面白くなって参りました。
…と言っても文が怒鳴り込んできて「新選組!」のように正妻VS妾戦争とかは別にしてくれなくていいです。
そんなことをするなら、桂さんをちょっとでも活躍させてあげてください
あろうことか、新選組の大河ドラマよりも目立っていない桂さんを。


義理の兄とのランデブーイベント発生


一方、萩で伊之助から久坂が長州に戻ってくることを聞いて大歓喜の文。
旦那様の好物を一生懸命作り始めます。

そういや、文の「幕末男子の育て方」のメソッドが一向に出てこないのですが、久坂は文によって育てられずにこのままいくのでしょうか。
久坂はすでに勝手に攘夷活動で全国飛び回ってるし、伊藤も勝手にイギリス行っちゃうし、高杉も勝手に引きこもっちゃうし、伊之助には逆に説教されるし、松陰は最期まで周りの声に聴く耳を持たず孤高だったので、誰一人として文によって育てられた感じの男性がいないのですが。
まさかとは思いますが、おにぎり作りであのキャッチコピーなのでしょうか。
いや、でもまだ二十一回目…まだ半分以上あるし、これからですかね!
まだ二十一回…orz

じゃが、これからが正念場じゃ。
藩庁が萩から山口に移される

いざ攘夷となると、海に近い萩よりも山口の方が安全じゃ。
5月10日の期限をもって、関門海峡は閉鎖され夷狄の船はすべて打ち払われるそうじゃ

もう攘夷していいよ!との許可を幕府からもらった(脅したとも言う)ので、長州藩はさっそくやる気満々のようです。


久坂の攘夷など立身出世のための方便にすぎん
今戦うても負けるに決まっちょる

高杉、捻くれてますな。
久坂の攘夷は立身出世の道具と来ましたか。
ですが、私は先週のラストで「おまえがいないと始まらん」と久坂に焼き討ちの誘いをしつこくしていた高杉を覚えています。
一週間の間にこの二人の仲に何があったのかまったく理解できません

人間関係くらいちゃんと脚本家間で統一しておいてください。


もしかしてあなた様方は攘夷決行の…。お願いします。
夷狄を打ち払うて下さい。お願いします

久坂たちへの民衆の期待は日に日に高まっていた(byナレーション)とのことで、わかりやすく直接民衆に攘夷成功を懇願されます。


ところが、ここで(文に)暗雲が立ち込めます。
なんと、長州まで戻ってきた久坂さん、萩には寄ってくれないんですねー。
ということを、またもや伊之助から聞かされます。

俺もすぐ山口に向かう。
久坂に会うたら顔を出すよう言うておこう。
手紙も預かる

いえ、参りとうございます。私も山口に。
あの人に会いに行きたい。
お願いします兄上。
連れていってつかあさい

なんと…既婚者&既婚者が萩から山口までの旅を一緒にって…。

いやじゃが…
さすがに伊之助は渋ります。
これ以上、寿との間に確執ができたら小田村家はお終いです。
え、違う…?

たくさんあるんです!旦那様にお聞きしたいこと、お話ししたいこと。
塾にまた子どもたちが戻ってきてくれた事や高杉さんのお話

あの人は何もないんでしょうか?私に話したいこと、聞いておきたいこと。
あるはずです、夫婦なんやから。
それともほかに話す人がおるんでしょうか。
私じゃのうて、他にもっと…京にきれいな人が

なんというか、文さん本当に平凡な女性になりましたね。
幕末テロ系行動派男子を育てるどころか、その行動を妨げかねない普通の主婦でがっかりです。
これでは、本当に文を大河の主人公にした意味がありません。

捨てられんものが多いやつほど動けん。
今のこの乱世、身軽が一番強い。
久坂は久坂なりに腹を決めとるんじゃろう。
大事をなすために

大事のために断腸の想いで妻と会うことは避けたんだよ!(いつ死んでもツラくないように)と伊之助さんは良い感じに説得します。
提案ですが、伊之助に言わせて終わらせるんじゃなくて、そういうシーンを久坂にやってもらうべきだと思うよ。
そういうの、乙女はたぶん好きだから!

大事とは攘夷のことでしょうか?夷狄と戦をする。
それが大事でしょうか?命を懸けるほどに…

www
えー、そこでこれ?
文は今まで松陰の妹として兄の思想を大切にしてきて、「志」に燃える久坂たちを応援までしてきたじゃないですか。
それが自分が構ってもらえないからこの発言とは、いくらなんでもひどすぎじゃないですかね。
君は今まで彼らの何を見てきたというのか。

分かっております。
今こねぇな…言うちゃいけんって。
お聞きしたい。旦那様に。
攘夷とは何か。何のための戦なんか。
それとも…高杉さんの言うようにすべて政で…。
京で暮らしてあの人は変わってしまわれたんか

知りたい。私の夫は何を考え今何を見ていらっしゃるんか。
どねぇしても知りたいんです

攘夷が何かは松陰が存命中に聞いておけよとは思いますが…。
今更過ぎて脱力してしまいます。
もうこんなに無理矢理文をドラマの中枢にねじ込まなくてもいいんじゃないかな…。

お世話役としてなら。
奥方様そして世継ぎ定広様のご正室も山口に移られる。
そのお世話役としてなら連れていく事ができるかもしれん

まじですか。
そんなことできるんですか。

じゃがどうするこの家は?塾は?

すると、今まで散々文を持ち上げるために下げられ続けてきた寿が

私が守ります。文、お行きなさい。
あなたは妻です。
何を遠慮することがありますか。
行って久坂さんに会うてきなさい。
安心して。松下村塾は私が守ります

と感動的な言葉をかけてくれます。
やっぱり一番まともな女性は寿姉さんで決定です。
妹と夫のランデブー旅行までも承認するとは、この人…。


この後、伊之助と文の旅がちょろっと映されますが、面倒くさいので省略。


ところが、せっかく伊之助とはるばる山口まで来たにも関わらず、すでに久坂は下関に行ってしまったとのこと。
そっか、それじゃしょうがないね。
大人しく帰ろう…。


久坂の演説下手が気になって


ここで場面が転換して、久坂の演説が始まります。
昔、我が師は言われた。
あなたの意見に一つとしてみずからの実践から出たものはなく一語として空論でないものはない。まことに残念、と

その言葉に私は怒り、我が師吉田松陰に食ってかかった。
国を守るためにまずは異人を倒す。
それによって戦う覚悟を日本人の心に刻み込み士気を高めるんじゃと。
今こそ戦う時じゃ!示さんにゃならん!この国は決して夷狄になびきゃあせんと!

え、この演説何なんですかね。
皆のアイドル松陰先生に「君の意見は全部空論だから」と批判されての反論が「異人を倒す」。
その意見に対する松陰の反応は不明。
何の説得力もない演説だと思うのですが。
松陰の件、いらなくない?

いまいち久坂の演説に論理性を感じられず困惑しましたが、ここに集まったメンバーはどうでもいいみたいなので、号令をかけて盛り上がります。
ノリで光明寺党(5月10日に関門海峡を通航する外国船を砲撃する準備を整えるために、下関の光明寺を本陣とした50人の同志たちのこと)まで結成します。


一方、文はまたもや伊之助経由から久坂が「今までの働きが認められ食禄25石の直参」の長州藩士に取り立てられたことを聞きます。
「今までの働き」とは何なのか気になる人もいると思いますが、相変わらず不明です。
長州藩の藩是変更、長州藩の京での存在感アップ、攘夷の急先鋒を務めるための交渉などなどと思ってください…。
私は脳内で久坂の働きを補完することにします


今、ちょうど殿もおられる。
お目通りかなうかもしれん。
ここで待て

伊之助さん、どうしてそうなるのか説明してほしい。
どうしてここで殿と文のツーショット対談になるのか説明してほしい。
でもこういうあり得ない身分や男女を超えた会見って、大河ではお約束か…。


龍馬に続いて敬親のカウンセリングタイム


するとここで、敬親の正室の都美姫さんが現れます。
懐かしいな、篤姫の幾島…。

いつ戦は終わります?
いえ。私は何も…
皆、口をそろえ「攘夷攘夷」と。
どうお思い?勝てるでしょうか?

都美姫さん、なかなか面白いこと言ってくれます。
あなたは夫の仕事や考えを把握しているのか?
普通に考えて普通の主婦の文さんにわかるわけがありません。

おなごの身にはつぶさには分かりかねますが。
攘夷。その精神がこの国を救うと言う人もおれば戦う前から負け戦と言う人も…

ところが文はよくわからないのに、果敢に適当な返答を始めます。
あなたはそれを聞きに久坂に会いに来たんじゃないのか…。
これが知ったかぶりはダメという教訓か。

負け戦?
あっいえ…その…
そなたそれでも!
教訓:「もっと自分の考えを整理してから発言しよう
ありがとうございます。肝に銘じます。


ところが、ここでいつものように都合良く現れた敬親が助け船を出してくれます。
その迷いよう分かる。
私も同じようにいまだ迷い晴れぬ。
そなたが寅次郎の妹御。
よいかな?少し話しても

この期に及んでも文は久坂の妻ではなく、寅次郎の妹ポジション。
文は兄につき従う妹から脱却できず、現在進行形で頑張っている夫の久坂を理解してあげられないという、このドラマの現状をはっきり言い当ててくれたかのような台詞です。

世話役の件ですが。
私、ここに長居するつもりはないので間に合うております

都美姫からは嫌われました。
まあ、いいです。
このドラマのテーマから考えて、男性から好かれればそれでOK問題です。


お許し下さりませ。
藩是としての戦いを、長い月日をかけようやく叶いました攘夷を目前にあのような…

寅次郎は何と申したか
この国が外国の属国にならぬよう、天子様自らが天下に勅を下されて外夷討伐の正論を堂々確立されたい
いつも思い出す。
迷い晴れず時局見えぬ時、こうして寅次郎の言葉を。
今我が藩が突き進む二つの道。
外夷には決して屈せず、じゃがないものは得る

松陰ラブ乙です。


ここで、伊藤と先週微妙なシチュエーションで初登場した井上のシーンになります。

私も行きます。英国に
生きては帰れんかもしれん
いや。必ずや持ち帰ります。
異国で見聞したものすべて

ひっそりと進行していた藩公認の英国密航の話のようです。
もう、こっちをメインにやった方がおもしろそうな匂いがぷんぷんします。
(そういえば、十年ほど前に「長州ファイブ」って映画やってましたね。
久坂が一人で大鍋を直食いしている衝撃的なシーンしか覚えていませんが。)


すべて寅次郎の予見通り。感謝しておる。
我が長州の宝に

いやー、予見通りって言うか、久坂は松陰の跡を継ごうとしているので…。
そのための吉田松陰復権じゃないんですかね、史実では。

これからも絶えず問うであろう。
寅次郎ならどうするか。余に何を言うか。
常にここで

今更ですが、殿と松陰のエピソードってありましたっけ?
なんだかこのドラマで回想シーンを除いてそんなシーンがまったく記憶にないのですが。

此度の攘夷決行。
その決戦に向かう夫の後を慕って女の身ながらここまで参りました。
どう向き合うかずっと迷うておりました

ここでまさかの殿による文のカウンセリングです。
龍馬に続いて、毛利敬親を文に元気を出してもらうために使うとか…。
豪華ですねw

決めておる事がある。
藩主として、余はいまだ迷い、自問自答を繰り返す身じゃが…志ある者の邪魔立てだけはすまいと決めておる。
なぜなら、誰しもその命潰える刹那「生ききった」そう思うてほしいからじゃ。
背中を見送る時は常に願うておる。
「行け。輝け」と

そうせい候をこう描いてくるか。
リーダーとしてはアレですが、上司としてはいい人なのかもしれませんね。
いや、でも藩主としてこれはどうなんですかね…。

敬親さんに求心力がないことはわかりましたが、本当はもっと早くから文にこんな立派なことを言ってくれる主人公らしさを見せてもらいたいところではあります。
ですが、殿のおかげでこれ以降文がもっと立派になるかもしれませんね!うんうん…。

私も覚悟して見送ります。夫を
そうせい
ありがとう、龍馬、敬親!w
あれ、そういえば龍馬って「龍馬、登場!」とか言っておきながら、あれ以来出てこない…。


さっそく実践です。
文は久坂と再会し、
今更申す事は何もありません。
ただお見送りに。
志を成し遂げて下さいませ。
私はもうあなたの無事を願うたりしません。
帰りを待ったりも致しません。
あなたというお人を夫に持った事を誇りに思います。
それだけです

ご武運をお祈り致します
殿が良い感じにまとめてくれました。
ヨカッタネ…。
久坂のフォローをもっとしてくれればもっとよかったね、脚本家が。





あ、そうそう今回のタイトル…「決行の日」でしたねw
残り五分もありませんが、ここでようやくお待ちかねの異国船砲撃シーンとなります。

5月10日なのにアメリカ船でなくフランス船砲撃というのが引っかかりますが、無事に?異国船を攻撃できました!
このときの国際法を破りまくった(そもそも幕府は攘夷をこんな原始的な物理攻撃と想定していなかった)この事件が後に自分たちが大変なときに、さらに首を絞める要因となるだなんて、当事者たちは誰も想像していませんでしたー。



次回、「妻と騎兵隊」
~三行でわかる次回予告~
「奇兵隊を結成する!」
「ここは戦場じゃ!女にできる事なんぞない!」
「守りたいんです。萩の町を」

またタイトルが地雷っぽいですが…。
来週は奇兵隊ができるようです。
以降、文がおにぎりを握って戦の炊き出しに参加する姿が容易に想像できます。


ふー。
火曜日にこの感想を上げられるなんてめずらしい!

実は今まで感想を書く際は、テレビの本放送を観る→二回目を録画orネットで確認してから感想を書くという七面倒くさいことをしていたのですが、もう時間がもったいないので今回から一回の視聴だけで書くことを決意しました。
二回観ると勘違いも減るので、的外れなことを書く可能性が減りクオリティーが上がるとは思うのですが…もう限界です☆
(これを90分も観るのは辛いです。)


安定の一万二千字…。
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●花燃ゆ感想バックナンバー
「花燃ゆ」感想 第一話「人結ぶ妹」
「花燃ゆ」感想 第二話「波乱の恋文」
「花燃ゆ」感想 第三話「ついてない男」
「花燃ゆ」感想 第四回「生きてつかあさい」
「花燃ゆ」感想 第五回「志の果て」
「花燃ゆ」感想 第六回「女囚の秘密」
「花燃ゆ」感想 第七回「放たれる寅」
「花燃ゆ」感想 第八回「熱血先生、誕生」
「花燃ゆ」感想 第九回「高杉晋作、参上」
「花燃ゆ」感想 第十回「躍動!松下村塾」

第十一話以降はこちらへどうぞ↓
大河ドラマ「花燃ゆ」感想・つっこみバックナンバーまとめ

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2015/05/26 (Tue) 23:00

文(井上真央)は高杉晋作(高良健吾)の妻・雅(黒島結菜)から、夫の久坂玄瑞 (東出昌大)が芸妓・辰路(鈴木杏)と親しくなっていることを知らされ、動揺する。 文は矢もたてもたまらず義兄の小田村伊之助(大沢たかお)に頼みこみ、じょうい決行 のため山口にいる玄瑞に会いに行く。 しかし行く先々ですれ違い、なかなか再会できない。 そして思いがけず、藩主の毛利敬親(北大路欣也)とその妻・都...

ドラマ@見取り八段・実0段 - http://doramablo.blog59.fc2.com/blog-entry-4620.html
2015/05/27 (Wed) 22:10

いよいよあれですね、ぶんきゅーさんねーんきんぱちせんせーでお馴染みの文久三年!いよいよ幕末の動乱ですけど、長州と京の二元中継みたいになるのでしょうか。英国領事館を焼き討ちして後戻りはできない事態となった塾生の皆様の運命やいかに~。

真田のよもやま話 - http://sanada.at.webry.info/201505/article_4.html
2015/05/27 (Wed) 23:23

公式サイト 文(井上真央)は高杉晋作(高良健吾)の妻・雅(黒島結菜)から、夫の久

昼寝の時間 - http://miru-yomu-kiku.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/21-fbc8.html
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