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「花燃ゆ」感想 第二十二回「妻たちと奇兵隊」

このドラマでも久坂は高杉の当て馬役なのか…

いい加減久坂が哀れになってきました。
久坂、良いところなしじゃないですか\(^o^)/

まさか主人公の夫ポジションの久坂がこんな扱いになるなんて放送前は思ってもいませんでしたよ。
このドラマ、もう1863年夏なので、彼は本当にこのまま不甲斐ないままお泣くなりになりそうですね。

まだ京を追っ払われて翌年に民衆を巻き込んで京を焼きつつ自刃という、このドラマの今までの作りを考えれば、さらにかっこ悪い状況が目白押しなわけですし。

花燃ゆ

ちなみに、女台場に関しては概ね史実(文が音頭を取ったというのは置いておいて…)なのですが、なんですかね…。
早くこのシーン終わってくれないかなという想いがとても強かったです。
もう着物なんて何でもいいから…。
着物の貸し借りでそんなに尺使わなくていいから…。

(注意)
台詞は字幕なしで適当に聞こえた言葉を書いているので、間違っていたら…ごめんなさい。

第二十二回「妻たちと奇兵隊」(2015年5月31日放送)


先週のラストの続きをやっている!(感動)


さて、今週はなんと前回のラストの続きから始まります。
何を当たり前のことを…とお思いかもしれませんが、紀行の史跡紹介だけで済ませたイギリス公使館焼き討ち事件を考えれば、破格の待遇と言えます。
外国船砲撃事件は30秒で終了しますけどね。


超得意げに外国の商船を焼き払う長州軍。

久坂玄瑞様は長州の英雄じゃ!
と大歓声を上げる民衆。
ここで久坂をやたら持ち上げている民衆を覚えておきましょう。
この後、わずか十分も経たないうちに華麗な掌返しを拝むことができます。


ここで光明寺党にまたまた大量のおにぎりを振舞う文。
萩から下関に移ったところでやることは変わりません。

そもそも藩主の正室のお世話係を丁重に断られたくせに、この人はどんな大義名分のもとでここでおにぎりを作っているのでしょう。
よくわかりません。

長州の戦いぶりにやつら尻尾蒔いて逃げ出し追った!
これで他藩も我らに続くことじゃのう!
夜、長州軍は異国を追っ払ったことに大歓喜の宴を開きます。
追っ払った船が商船という事実がなんとも悲しくなってきますが、そんなこと知ったこっちゃありません。
これで日本の攘夷の急先鋒になれた(はず)!と喜びます。


さらに、久坂はそろそろ退場するのに夫婦生活をまったく営んでいないのに焦りを感じたのか、突如として縁側で文に膝枕を求めます。

お月さんが綺麗じゃ。お文も綺麗じゃ
このままじゃ思い出が薄すぎて、すぐに夫の座を伊之助に上書きされてしまいかねませんからね!

のう文、松陰先生は褒めてくださるじゃろうか?
きっと寅兄も見とられますよ
正直、君のやっていることは悪手以外の何物でもないが、思い返してみればこのドラマの松陰先生も割と考えなしで暴走していたから、きっと褒めてくださるに違いないYO!


一方、晋様(笑)宅ではピストルを片手にアンニュイなもう一人のイケメン枠高杉が映されます。

晋様?久坂様のご活躍、悔しうて眠れんのでしょう
わかっとらんのう。このまま異国が黙っておるわけがない…
当事者の久坂よりもだいぶ状況が見えているようです。
この露骨な高杉上げ、久坂下げは何なんでしょうか。
脚本家の趣味なんでしょうかw


民衆って怖い


場面転換後、セミの声が鳴り響きすっかり夏です。
5月10日って現代の6月25日だと思うんですけど、昔の日本はもうこの時期はセミの声真っ盛りだったのでしょうか。

そんな暑そうな中で文は何をやってるかというと…安定のおにぎり作りですw
冒頭から飛ばしますね、今週は。


と思ったら、ここで大砲の音が鳴り響きます。

文久3(1863年)5月、長州藩が馬関海峡を封鎖し、航行中の米仏蘭艦船に対して無通告で砲撃を加えた。約半月後の6月、報復として米仏軍艦が馬関海峡内に停泊中の長州軍艦を砲撃し、長州海軍に壊滅的打撃を与えた。しかし、長州は砲台を修復した上、対岸の小倉藩領の一部をも占領して新たな砲台を築き、海峡封鎖を続行した。(by Wikipedia)

おいおい、ってことはもう5月10日から一ヶ月経っているってことなのかい?w
いつまで下関に居座ってるのよ、文は。
この空白の一ヶ月、ずっとおにぎりを量産していたということなんですか、文さんは。


さて、文が外に出ると町人によるスタイリッシュな掌返しが待っていました。

何でわしらがやられにゃいかんのじゃ!
大筒なんぞぶっ放すからじゃ!
誰じゃ、誰が異国と戦を始めた!
つい五分前のあれはなんだったのでしょうか。
ある意味、人間の愚かさというか都合の良さを見せつけてくれましたね。
歴史上の英雄はちょっと失敗して支持を得られなくなったら、すぐポイされる運命の人が多いですもんね…。
悲しいですね。


文は無謀にも戦場の方に駆けつけますが、途中で無残にも命を落とす少年兵を目撃します。
気休めの「せわぁない」と赤い布の「志」がワッペンが大変痛々しい寒々しいですね。

そして、文は本陣へ…。
もうやりたい放題です。

まだ、おったんか!今すぐ萩へ帰れ!
ところが、ここで気が立っている久坂に一喝されることとなります。

私もここで皆さんの手伝いを!
ここは戦場じゃ!女にできることなんぞない!
いやあるよ、おにぎり作りが。
腹が減っては戦はできませんからね。

もちろん文の主張は却下されます。
ここにいると久坂さんが文さんを心配して心労が増えるからと気が利いた説得がなされ、文はおとなしく一人で萩に帰ることになりました。

道中、下関の海を見て何を思う文。
やたらこのドアップが長い。
長いよ…。


伊之助の出番がこれだけで終わるはずがない…


一方、伊之助サイドです。
もうこの神妙な顔の伊之助が殿の前にいるシーンだけでわかります。
そう、伊之助無双シーンですね。
毎週、伊之助がもっともらしく誰かに進言をするノルマですね。

長州軍艦並びに下関砲台は完全に壊滅、付近の村は焼き払われたとのことです
我が藩は異国に負けたんか?
ごめんね、負けちゃった。
でも、部下の言うことには何一つ口出しせずに送り出すとかいう殿様にも悪い所がなかったとは言えないと思うよ☆

至急、沿岸の防備を強化しましょう。久坂を呼びます
すると、ここで家臣たちが久坂への文句をぶちまけます。

そもそも、あの若造が先走ったんが間違いやったんじゃ!
此度の責任をあいつに取らせねば!
この場に列席できるだけのこの重臣たちが藩是転換~攘夷至上主義のこの藩の政治をそもそもどう思っていたのかはまったくわかりません。
そういうのがちょっとでもあればこの愚痴はわかるのですが、それがない以上こいつらの言い分はさっきの町人どもと変わりません。

…普通に考えて今回の伊之助の出番がここで終わるとは思えません。
伊之助のドヤ顔はお預けのようです。


さて、文が萩に帰ると、「萩にも異国が攻めてくるって噂が」あるようで、町人は疎開しようと必死でした。
さらに自宅に戻ると、杉家男性陣は皆海岸での台場作りに駆り出されているという情報をキャッチします。

こんなんで萩の街を守れるんやろうか
弟と浜に向かった文は不安を覚えます。


高杉VS久坂のコンペの行方は…


引き続き、攘夷決行のため海軍の増強、並びに萩から兵と弾薬の補充をお許しください
久坂さんの図太さw
彼、あそこまで無残に惨敗しておきながら、またもや同じ方法で戦に挑むようです。
この申し出に許可が下りるとは思えません。

未だ大将気取りか
此度の責任、おぬしどう取るつもりじゃ!
案の定、叱責されます。

久坂を責めたところで事態は何も変わりませぬ!
久坂の保護者・伊之助はここで久坂を庇います。
久坂、また伊之助の後ろなのか…。
最後までこの図は変わらないのか…。

久坂玄瑞、おぬし下関をどう守る?
新しく大砲を作り、備え付けることが急務と…
ちょっとこの方策で兵を貸せと言われても、死ねと言っているようなものですね…。
やはり攘夷決行は見切り発車すぎたようです。


無駄じゃ
久坂の戦下手、説得下手に失望しているとき、高杉と周布が現れます。

高杉、すでに散切り頭ですけど、確か前回(1863年5月10日)は…坊主でした。
つまり、たった一ヶ月でこの長さまで髪が伸びたということなのでしょうか。
いや、もうつっこむまい…。

この窮地を脱するには、異国を見てきた高杉の考えがお役に立つかと
周布の提案に久坂くんは動揺します。
前に久坂は高杉の上海行きを馬鹿にして、自分たちの方が頑張ってる!と言っちゃってましたからね。
これはショックです。

付け焼刃の軍艦、大砲の増強では西洋のそれにはとても追いつきませぬ。
今までの戦い方では到底異国には敵いませぬ

正面からは勝てぬ相手。ならば奇策を以て勝てる兵を作ります
名付けて、奇兵隊
身分に関わらず兵を集め、隊を作ります。
百姓、町人、戦う志のある者は皆入隊させる

ここで高杉さんとセットで有名な奇兵隊の名が出てきます。
この人、ぶっちゃけ数ヶ月しか奇兵隊の総督してませんが、もう高杉と言ったらこれですもんね。

国のために戦うんは武士の努め
と反対する家臣たちですが、高杉は一蹴します。

そのかびの生えた武士の戦い方の結果が、此度の惨敗ではございませぬか?
武士のみならず、この長州の男たちを皆決起させねば、もはや異国から下関の海は守れませぬ
言ってることは正論だ。
しかし、実は高杉は武士としてのプライドがものすごく高い人で、結局武士と町人、百姓、力士あたりとの待遇を差別化していたという話を聞いたことあります。
ドラマには都合が悪いので、そんな事実はなかったことにするようです。

有志による奇兵隊の設立をお許しください!
そしてこの高杉晋作をその総督に!

明らかにさっきの久坂のグダグダプレゼンより勢いありましたからね。
このコンペ、やはり高杉が圧勝のようです。

ぶっちゃけ、良い所ゼロの久坂のふがいなさに泣けてきます。
やはり脚本家は久坂に恨みでもあるのかもしれない…


なぜ高杉を?
久坂は自分がないがしろにされていることに納得できず、廊下で周布に詰め寄ります。

久坂、おまえは優秀な男じゃ。
長州の危機故、二人力を合わせ、おまえは高杉を支えてくれ

おまえは優秀からの後半の言葉がつながっているようで、あまりつながっていません。
もうおまえはいいから、高杉の下について大人しくしてくれと言いたいようにしか思えない強引な説得です。

ここで伊之助のノルマ消化が始まります。
やはり、さっきの出番だけでは足りなかったようです。

草莽崛起。身分生業にかかわらず民が立ち上がるべし。
寅次郎の唱えた考え方じゃ。
奇兵隊の趣旨にはおまえも同意するところであろう


どうでもいいですが、「そうもうくっき」が私のパソコンで一発変換できないので、ググっていたところ、「頑張れ福島!」の一貫で昔販売されていたお菓子を見つけました。
その名も「草莽クッキー」!
http://www.ganbare-nippon.net/cookie.html

笑ってしまいました。
現在は販売終了とのことですが、長州と敵対していた会津藩があった福島でこのクッキーを販売していたことがこのドラマの当てつけに思えてなりません。

文はおにぎりやらかまぼこ作りやらは止めて、こういうのを売り出してキャンペーンした方がいいですねw


じゃが…
今は一人で急くな。村塾の双璧、おまえと高杉の志を同じうする
久坂は無理矢理やり込められたようです。


台場の土台よりもこの作品の土台を作ってほしい


この後、文が雅に会いに行き、彼女から高杉が下関に行くことになったと聞かされます。

此度の無残な負け、久坂様にもはや戦は任せられんから、代わりに大将を務めるために行かれたのではありませぬか
相変わらずの空気読めない発言もついでにもらいます。
この方も本当にぶれませんね。


さて、文はまたも台場建設予定地の菊ヶ浜に行き、今週冒頭で看取った兵とこれみよがしの「志」と書いたワッペンを思い出します。
今回、タイトルに「妻」が入ってますからね。
やたら文パートが多いですね…。


そして、自宅に戻った文は兄と父に
私にも(台場作り)手伝わせてつかあさい
と宣言します。
いやいや、それはいかん。武家のおなごが人前で
いやいや、そんなところの台場を作るよりこの作品の土台作りをしっかりしてくださいよと言いたい気持ちでいっぱいですが、ここは堪えます。

この戦、久坂がしかけたと責める人達もおります。
あの人のせいでこねなことになったと

久坂も皆さんも下関で懸命に戦っておられます。
ですから私も、今できることをしたいんです。
お願いいたします

すると、この文の必死な懇願に亀さんまで便乗し始めます。

ならば私もやります!
力仕事は得意でございます!

それは知っとるが
たぶんここは笑うところなんだと思います。

でしたら私も。腰の悪い旦那さまより動けるかもしれませんよ?
好きにせい!
母も便乗し始め、父は超簡単に折れてくれます。
いいんかい、それで。
その許可を出すのはあなたでいいのか。


この杉家では超簡単に話がまとまりましたが、今のところこの作品の常識人女性No.1寿は難色を示します。
はしたない。女が男の仕事にしゃしゃり出るなど
おなごが沿岸防備を手伝うなど、前代未聞です!

ところが文も引きません。
下関で私は何も…何も旦那様の助けになれず帰ってきたんです。
私はやります。誰にどねなこと言われようと



一方、高杉が下関につくと唐突に白石正一郎が登場します。
この人は何なのかというと、ものすごく平たく言うと奇兵隊…いや高杉や久坂引いては尊攘志士のパトロンの豪商です。
坂本龍馬もこの人を頼って身を寄せたこともあるというすごい人です。
新選組の八木さん的なポジションと思ってくれればほぼ間違いないです。
(八木さんは被害者だけど)

皆、よう集まってくれた。ここに新たな隊を創設する。
志のある者は身分を問わず登用する。隊の名は奇兵隊。
総督はこの高杉晋作。
我らとともにこの下関の海を守ろうっちゅう志のある者は大歓迎じゃ

高杉はさっそくリーダーらしく周りを鼓舞し始めます。

私は町人皆に声をかけて参ります
有能白石さんはなんと隊員集めをしてくれるようです。
こんな有能な豪商がなぜ奇兵隊に協力しているのかこのドラマではまったく謎ですね。
確かに文の周りの人ではないかもしれませんが、この人のこの協力体制の理由くらい、ちょっとは教えてくれても良いのではないでしょうか。

皆、志をともにしてくれるな?ここに奇兵隊を結成する!
おー!
しかし、この光景を複雑な顔で見ている人がいました。
そう、久坂さんです。


そして、場面が変わると一気に志願者多数。
白石さんの人員集めの能力には恐れ入りますねw


シンデレラか…


一方、萩では女性人がトロトロと土運びをしていました。
この覇気のない作業風景…失笑しか漏れません。

すると、ここで心強い加勢が一気に現れます。
晋様もおらんし、退屈に負けましたわ」by雅

子供らの無事のためです」by寿
後ろに何人もママ友を引き連れてこられました。

菊ヶ浜の台場作りは、普段表に出てこない女性が多数参加したということで「女台場」などと呼ばれているようですね。
そういえば数年前に萩に行ったときにバス停の名前になっていて、これは何だろうと思いつつもスルーしたことを思い出しました。


あ、そうそうここで唐突に玉木彦介と父・文之進の最後の別れなども挟まれていました。
これがこの親子の最後の対面となった
と大変重々しいナレーションが流れますが、ぶっちゃけこの親子のエピソードがほぼ皆無でしたので、いきなりそんなこと言われても何の感慨も湧きません。
もうちょっとどうにかならないのでしょうか。


そんなエピソードを挟みつつ、相変わらず女台場建設風景が続きます。
ちょっとだらだらやりすぎです。
(とくにシャベル隊。)
時間もないことですし、もう少し頑張る姿勢を見せてくれないのでしょうか。

すると、そんな風景を覗き見している人がいることに文たちは気づきます。
稔麿のお母さんでした。
何をしているのか話を聞いてみると…。

力にはなりたいんやけど
でも、こねな身なりでは…。
人前に出られるような着物は何も持っちょらんで

息子に恥、かかせとうないんで
…まじですか。
どうせ汚れるんだから着物なんてなんでもいいだろうと思うのは現代人の考え方なんでしょうね。
きっとこの時代の武家の女性にとっては重大問題なんでしょうね。
しかし、この時代の武家女性のファッション事情なんてまったく説明も何もないので、何言ってるんだこいつとしか視聴者は思ってくれなそうなところが痛いです。

「着物がないから台場作りのお手伝いに行けないの…」とか「ドレスがないから舞踏会に行けないの…」と同じレベルじゃないかと思ってしまいますね。


女心やねえ。私に任しとき
そんな稔麿母を見て寿さんはひと肌脱いでくれることになりました。
姐御、頼りにしてるぜ!


姐御の案は…あれほど気まずい関係となった椋梨家の奥方美鶴様から着物を借りることでした…
あれでしょ、身分が上の人が着物を貸すなら稔麿母の体面も保てるからとか言いたいんでしょ?
でも、今この人に土いじりのときのプライドのために高価な着物を借りるという神経が心底わかりません。
というか、この着物汚れるじゃないですか。
そこらへんはどうお考えなんですか?

ご厚意、御礼申し上げます
それだけ?そもそもなぜ、このような戦が始まったのか。
なぜ萩にまで火の粉が飛びそうなのか

美鶴さん、それでも着物を貸してくれるなんて格が違うぜ。

承知いたしております。この戦、我が夫、久坂玄瑞が砲台軍監に任命されて決行した攘夷戦です。
返り討ちに遭い、命を落とした方たちもいらっしゃいます。
やからこそ守りたいんです、萩の海を

文の演説が始まりました。

この戦のときにおなごにできることなど、たかが知れとるんかもしれません。
でももし、萩にいる私たちがこの海をしっかりと腰を据えて守ることができたら、旦那様たちも安心して勤めを果たせるんやないかと

守りたいんです、萩の海を、萩の街を、皆さまが暮らす家を。
旦那様たちが帰ってくる家を

これにはどうやら美鶴さんも心打たれたようです。


私も台場作り手伝うたんよって言うたら稔麿たまげるかねえ
寿や文の必死な着物調達により、場違いな着物を着て嬉しそうな稔麿母を次のシーンで見ることになります。
娘や杉家がいつもの着物なのに、一人豪華な着物で嬉しそうな母。
とてもこの人に違和感を感じますが、もうつっこむのは止めます。

すると美鶴様が腰巾着をつれて登場。
どうやら文の言葉が響いたらしいですね…。
今回の文の捏造功績は女台場の仕掛け人ということらしいですね。

なんて素敵なお着物!
女性の第一声がおかしいです。
何なんですか、この緊張感のなさは。
まあ、美鶴さんの必殺仕事人のごときたすき掛けはかっこよかったですよ?
笑っちゃいましたけど。


そして、女が華美な着物を着てぺちゃくちゃしゃべりながら台場作りしてるとかありえんわ!と止めに入る役人を黙らせた美鶴は高杉家へGOします。
おなごにもお台場普請の手伝いを許すと許可を出せと直訴します。
さすが、この人は仕事が早いです。
すっかり旦那の方はフェードアウトしていますが、こっちは未だ絶好調のようで…。
さすが女が主人公な大河だけあります。

その際、どうか着物はおなごたちの好きなよう、お許しいただきとう存じます
ここで文が高杉父が耳を疑うような提案をします。
そういえば、文は高杉家出禁じゃありませんでしたっけw

おなごの性でございます。
好きな着物を許せばお台場普請の人手が集まります

こんなことで人手が集まるなんてせわぁないですね。

じゃが、そねな命は前代未聞、型破り
おや、でも高杉様。ご子息晋作様は前代未聞、型破りの奇兵隊なるものをお殿様から許されたと
ご子息の豪傑ぶりと比べたらおなごどもの土いじりなど、かわいらしいものだと思われませぬか?

そして、楽しそうでトロいバケツリレーにつながると…。
ぶっちゃけこんなんで「萩の街を守る!キリッ!」とか言われても、二年前の「八重の桜」で壮絶な会津女性の命を懸けた城下町攻防戦を観た後だと本当に微妙な気持ちにしかなりません。
このバケツリレーの緊張感のなさは何なんでしょうか?
本当に異国とか攻めてくるんでしょうかね?と疑問が浮かぶ光景です。


すると、ここで毛利家奥御殿の老女園山とかいう方まで奥女中を引き連れてやってきます。
あの…これは大奥編(後述)のための布石ですか?w
ここでの文の働きが認められて、後に奥へGOってことなんですか?


脱力感が最高潮になってきた頃、トドメの一刺しがやってきます。
あーあ、私が男やったら槍でも鉄砲でも担いで晋様のお供に
雅のこの言葉を聞き、いきなり歌いだす文w
皆、笑顔で合唱。
もうどういう顔でこのシーンを観れば良いのでしょう。
…とりあえず…楽しそうで何よりです。


どうも主人公は高杉らしい


大事なのは身分でも生業でもない、志じゃ
今回の奇兵隊はやたら百姓も武士と対等という面を強調してきますね。
後の奇兵隊の運命(史実の)を思うと中々に複雑な心境ですが、いつもの感じで臭いものには蓋をする感じでこのドラマは進行していくのかもしれません。

皆、自分の力を何かに使いとうてうずうずしとったやつらじゃ
そういう男たちを鼓舞する力にかけては、やはりあのお人は天才かもしれん
高杉さんは百姓、町人層に大人気です。
それを恨めしそうに見る久坂。
負のオーラ全開です。

そういえば…。
奇兵隊が本格的に結成されたのに未だに出てきませんね、山縣有朋
松下村塾に顔も出していたのに、完全スルーされているあたり、あとで白々しく新キャラとして出すつもりなのでしょうか。
それともイケメン枠ではないせいで、長州ドラマにもかかわらず総スルーでいくつもりなのでしょうか?
ここまで来てまったく出番のない桂小五郎の例もあるので(でも桂なんて真っ先にイケメンとして活躍させても良い人なのにね…)、その線も十分考えられます。

山縣なしの奇兵隊とか一体何を考えているのでしょうか。
理解に苦しみます。


山縣が出る気配がまったくないまま、夜になると三味線を弾くステレオタイプの高杉シーンを挟み、奇兵隊メンバーに隊長として心得を説こうとするシーンとなります。

よし、明日おまえら皆に隊長としての心得を教えてやる
隊長?わしらにもですか?
皆、感無量です。

ああ、今までの戦い方じゃったら体調を失うた隊は命令する者を失い散り散りじゃった。
そねなくだらん上下の隔たりを俺はなくす。
この奇兵隊はたとえ体調を失うても、誰かが隊長となり、すぐさま指揮を続ける

そうじゃ、おまえも、おまえも、おまえもじゃ!
上の者の命令で人形のように戦うんじゃない。
身分や生まれにかかわりのう、一人一人が己の頭で考え、己の意志で戦うんじゃ

感激する百姓。

泣いとる場合か。
草莽崛起。民の力が無くてはならんのじゃ。
皆、立ち上がる気あはあるか?
こん国を守ろうという志がある者は?

おおー!
高杉のカリスマ性があまりにも強調されるので、このドラマの主人公って高杉なのかな?と錯覚してしまいますね。
このドラマ、誰をクローズアップしたいのでしょうか。
またもや久坂が苦い顔なのですが、久坂を一体どういうポジションに持っていきたいのでしょうか。


ここでそんな久坂に見かねてやってくる稔麿。
久坂さん、いつかまたあなたが表舞台に出る時が来ます。
じゃから今は…

必死にフォローをするものの…。

京の三条様に大事な手紙を書いとる。一人にしてくれんか?
うわー…これって野山獄(二回目)の松陰先生と同じパターンじゃないですか。
確かに久坂は誰よりも松陰を継いでいますね。
悪いところだけ。

久坂…(失笑)


ようこんだけ人があつまったのう。さすが女幹事じゃ
文のおかげ(笑)で大盛況の台場普請現場を見て梅太郎は嬉しそうです。

昔、寅兄に聞かれました。おまえはどう生きると。
まだその答えはわからんけど、皆安心して幸せに暮らして働いて。
一人一人、どう命を使うか考える。
そねな世の中を作れたら

今一瞬、おまえの顔が寅に見えた
一緒に戦はできんけど、旦那様がお帰りになったとき、誇りに思っていただきたい。
この街は豊かだと

残念だけど、久坂はそれどころじゃないのだよ。
ぶっちゃけ彼の中ではもう萩の街の安全なんて吹っ飛んでいるのだよ。

ここで文による久坂宛てのズレた手紙が朗読されます。
旦那様、萩の皆は無事でございます。
女たちも子供たちもすこぶる元気でございます。
何もご心配なされませぬよう

この夫婦、やっぱり相互理解という面においてはダメダメのようです。


次の場面では久坂が仲間の前で
俺は京へ行く。朝廷に説き、弱腰の幕府を動かし、今度こそ日本国君臣一体となって攘夷を実行させる
と宣言します。
この人、本当に不器用というか、頑なですね。
臨機応変とかいう言葉は確実にこの人の辞書にはありません。

今、京で動くんは危険です。下関惨敗で力を得て攘夷反対派が力を増しちょる。
久坂さんが行けば命を狙われる危険もあります

かまわん。俺が天子様を攘夷祈願にお連れ申し、長州だけでなく幕府も攘夷を実行するようお命じいただく
……。

そう上手ういくもんか。
異国にあれだけの大敗を喫した今、他藩は動かん。
捨て駒となって朝廷を動かそうとするより、今は長州を強うするんが先じゃ

高杉は反対します。
それはそうですよね、一回やって失敗した策で何の工夫もなくもう一回とか失敗するに決まってます。

久坂はこの状況が根性論ではもう何も解決しないところまで来ていると気づくべきです。
お願いだから、久坂が知的というエピソードを一つでいいから作ってください。
今のところ、一つもそんなシーンないんで

それはおまえがやりゃあええ
今、俺たちが仲たがいしてる場合か。
奇兵隊にはおまえの力が欠かせんのじゃ

俺は京へ行く。攘夷を断行する!
つまらん。おまえのそういうところがつまらんのじゃ。
現実を見ろ!認めんか!おまえは異国に負けたんじゃ

きっと視聴者はほぼ全員が高杉の意見に賛同するのでないでしょうか。
久坂がいくら何でもひどすぎます。
泣けてきます。

ああ、負けた!大砲は壊され、船は沈められ、町は焼かれた!
何人も無残に死んだ!長州の者が殺された!
俺は負けたんじゃ、完膚なきまでに

おまえこそ、寄せ集めの百姓、町人数十人ぽっちで何ができる!
どう守る、どう勝つんじゃ!
やらんにゃいけんじゃろう!無謀じゃろうと見込みがなかろうと捨て駒になろうと!
この命投げ打って、国を動かさにゃならんじゃろう!

俺は京へ行く
来んな!負けたんは俺じゃ!一人で行く
完全に悲劇のヒーロー気取りです。
泣けてきます。
どうして久坂をこんなキャラにしてしまったのか…。


死して不朽の見込みあらば、いつでも死ぬべし。
生きて大業の見込みあらば、いつでも生くべし。
松陰先生はそう言われた。
久坂!俺はこの奇兵隊で必ずや大業を為す。俺は死なんぞ!

死ぬなよ
主人公高杉は、友人にかっこいい言葉を投げかけました。
なんでこのドラマ、高杉が主人公じゃないんでしょうか


久坂が京へ向かったことで、この後文も大きな選択を迫られることになる
大変なナレーションが流れる中、文の笑顔のバケツリレーで完
来週が楽しみすぎる演出ですね…。
もう女台場が暇つぶしの道楽にしか見えません。



次回、「夫の告白」
~三行でわかる次回予告~
窮地に立たされる久坂。夫を待つ文にも危機が
敏三郎が奇兵隊入隊希望。しかし、母は反対する
辰路「うちにもそのお顔、見せてくれはってもええんどすえ」


来週はもう八月十八日の政変のようです。
久坂無双時代の終焉というわけなのですが、そもそも長州藩が京で力を持っていたような描写がまったくありませんでした。
つまり、またもや久坂は何もしていないうちに更なる不幸に突き落とされているとしか思えない展開が待ち受けているに違いありません。

しかし、長州藩にとってはとても重大な事件の回にも関わらず、サブタイトルが「夫の告白」。
頼むから正妻VS妾バトルをメインにするとか止めてくださいね。


さて、先日今後の「花燃ゆ」に関しての悪夢のような情報をキャッチしました。
これです。
視聴率低迷で迷走する花燃ゆ、ついにトチ狂って大奥編へwwwwww


どうも、文が長州藩の奥に入るのは史実のようなのですが、「奥」だとわかりづらいから「大奥」にしようというわけのわからない売り出し方をしようとしているようです。
いや、よけいわからないから!
普通、大奥と言ったら十人中十人が将軍家の大奥を思い浮かべるから!

このスレのタイトルだけ見て、数年前の大河ドラマ「篤姫」の栄光にすがるために捏造に捏造を重ねて文を江戸の大奥に上げる話にするのかと本気で思いました。
いや、そこまでやったら逆に清々しいですけどね。

いずれにせよ、文が藩の奥に上がったときの資料はほぼないようなので、捏造のオンパレードになることは必至のようですがね…。
(さすが、この大河の話が持ち上がる前はWikipediaに個別ページすらなかった人物は違うぜ!)


ということは、これからおそらく誰も興味ないであろう文のキャリアウーマンぶりを見せられるということなんですね。
だいたいこのドラマのターゲットらしい女性は、女だらけの職場でのキャリアウーマンの出世話なんか求めてないんですよ。
イケメンたちの熱い政治的&軍事的な攻防戦、たまにイケメン同士で仲良くほのぼのあたりでしょうよ、歴女に求められてるのって。
そもそも歴史に興味ない女性は、この不親切ドラマを5月のこの段階まで観ているはずがありません…

これからの展開に胸が熱いです。


ちなみに、我が家では観ていてイライラするからとのことで、ついに妹が本作の視聴を止めましたw
まあ、気持ちわかるよ。
数年前の「江」のとき並に観ていて心がもにょもにょしますからね。
正直、惰性で日曜のゴールデンタイムを毎週45分も使うなんて私もどうかと思うよ。

安定の一万二千字…。
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●花燃ゆ感想バックナンバー
「花燃ゆ」感想 第一話「人結ぶ妹」
「花燃ゆ」感想 第二話「波乱の恋文」
「花燃ゆ」感想 第三話「ついてない男」
「花燃ゆ」感想 第四回「生きてつかあさい」
「花燃ゆ」感想 第五回「志の果て」
「花燃ゆ」感想 第六回「女囚の秘密」
「花燃ゆ」感想 第七回「放たれる寅」
「花燃ゆ」感想 第八回「熱血先生、誕生」
「花燃ゆ」感想 第九回「高杉晋作、参上」
「花燃ゆ」感想 第十回「躍動!松下村塾」

第十一話以降はこちらへどうぞ↓
大河ドラマ「花燃ゆ」感想・つっこみバックナンバーまとめ

Trackback

2015/06/04 (Thu) 14:43

公式サイト 久坂玄瑞(東出昌大)らによってじょういが決行されたが、アメリカ・フラ

昼寝の時間 - http://miru-yomu-kiku.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/22-f4c5.html
2015/06/04 (Thu) 20:16

ヒゲがほころぶムギバタケ?ではなく?麦ではなく妻でしたか~。何かでもパロディっぽいタイトルですねええ。ってか、いよいよ散切りの三味線の我らが高杉晋作誕生~! にしてもしかし、この事態になってもしっかり手を組もうとしない久坂&高杉の両巨頭にちょっと私、イラっとしちゃいます。世界滅亡の危機にあったら、ロケット団だってピカチュウに味方するもんじゃないですか!ウソでもイイからそういう展開がみたいな...

真田のよもやま話 - http://sanada.at.webry.info/201505/article_5.html
2015/06/04 (Thu) 20:40

久坂玄瑞(東出昌大)らによってじょういが決行されたが、アメリカ・フランス艦の 報復攻撃により、長州は壊滅的な打撃を受ける。 文(井上真央)は、異国からの攻撃に備えるための土塁の工事が人手不足で 進んでいないことを知り、女たちの力で作り上げようと考える。 その頃、藩主の毛利敬親(北大路欣也)は迫り来る危機を前に出家していた 高杉晋作(高良健吾)を呼び戻す。 晋作は身分を問わず志...

ドラマ@見取り八段・実0段 - http://doramablo.blog59.fc2.com/blog-entry-4629.html
2015/06/06 (Sat) 16:25

 大河『花燃ゆ』ー山本氏・講演の衝撃の続きです。   花燃ゆ 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)クリエーター情報なしNHK出版  見ないで批判するのもいかがかと、とりあえずざざっと、とばしつつも大方、録画を見てみました。    このドラマ、肝心要の部分で捏造を...

郎女迷々日録 幕末東西 - http://blog.goo.ne.jp/onaraonara/e/196871b946a5ea7d77301ef7e980ce43
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