QLOOKアクセス解析

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「花燃ゆ」感想 第三十六回「高杉晋作の遺言」

もうどこからつっこめばいいのかわからない

今週、辛口です。今週の花燃ゆに好感を持っている方は見ない方が良いと思います。
きっと不愉快な気分になると思うので…。


今回は2009年の大河ドラマ『天地人』の脚本を手がけた小松江里子さんが脚本のようですね……。
おい、今までよりひどくなってるじゃないか!どういうことだ、NHK…というのが、率直な私の感想です。

花燃ゆ

ここに来て大政奉還、王政復古の大号令、倒幕の勅命あたりを総スルーして、子供の好き嫌いを治すために奮闘する主人公、完全に高杉の妻気取りの主人公しか映されなかったというひどい楽しい回でした。

まだ一人で大河ドラマっぽいことをしていた高杉が亡くなってしまい、来週からの先行きが不安すぎてなりません。

(注意)
台詞は字幕なしで適当に聞こえた言葉を書いているので、間違っていたら…ごめんなさい。

第三十六回「高杉晋作の遺言」(2015年9月6日放送)


もう花燃ゆの時系列が全然わからないよ!


日本の未来をかけた長州と幕府との戦いが始まった。高杉晋作らが幕府軍を撃破したその頃、美和は
謎出世&なぜかお家再興の報告を受けて感激の涙を流していました。

「戦いが始まった」→「敵を撃破したその頃」という間を全部すっ飛ばした違和感しか感じないナレーションも秀逸です。


画面が暗転すると奥に庭で畑仕事をしている美和がいました。
なすが出来上がっていました。
先週の回で種を植えたばかりなのに、今週は作物で生い茂る奥の庭。
ひょっとしてすでに半年くらい経っているのでしょうかと疑問が湧きますが、なすの旬は夏。
大丈夫、きっと数日しか経っていません。

野菜の急成長ぶりがおかしい気がしますが、きっと気のせいです。

さっそく興丸様に召しあがっていただかんと
いや、興丸様とかまだ抱かれてるだけの赤ちゃんじゃないっすか。
なすとか召し上がるんですかね。


場面が変わると、伊藤が伊之助をよいしょするシーンとなります。
さすが、伊藤さんです。未来のために余念がありません。

幕府軍に勝てたんは小田村様が幕府軍の足並みを乱してくれたおかげです
まだ幕府軍に勝ったわけではない。将軍死去による休戦じゃ。次なる戦に備える時じゃ
先週の伊之助って英雄扱いされてましたが、何もしてないじゃんという印象しか受けませんでした。
まさか、あの伊之助の獄中での煽りが幕府軍の足並みを乱すレベルに功を奏していただなんて!
ごめんね、伊之助誤解してたわw

この後、この男性二人の間で「興丸がすくすく育っているのは美和のおかげだよね」というトークに発展します。
話の前後が飛び過ぎていて違和感しかありません。

じゃが、ちいと毛色の変わったお育て方だとか
守役の子育ての仕方が奇兵隊士たちにまで噂されるとか…。


さて、再度奥のシーンとなりますが、きっとこれはもう明治時代なのかもしれませんね。
なぜかと言えば、四~五歳と見られる少年になっている興丸様が、お一人で座ってお膳のご飯を食べていますw
先ほども書いた気がしますが、先週はまだ赤ちゃんで、終始美和に抱かれていたのが興丸様でしたからね。

こちらも召し上がってくださいませ。この美和が作った野菜です

美和が勧める野菜料理を嫌がる興丸はお母さんのもとへ走り去ります。
食事中なのにねw

興丸は野菜は好かぬ
食べとうない!
良い、食べなくとも。ものは美味しく食べてこそ身につくもの
恐れながら!好き嫌いを申されていては、強い体は作れませぬ。子育てで重要なのはまず丈夫なお体におなりいただくことかと
おいなんだよ、この展開。
これって本当に1866年の幕末長州のドラマなの?
というか、大河ドラマなの?
私が今まで抱いていた「大河ドラマ」のイメージからかけ離れた展開を見せつけられ、戸惑いを隠せません。

母になったことがないおまえに言われたくはない
あなたが周囲の反対を押し切って美和を守役を頼んだんだろうがよw
私、このドラマの銀様のキャラは好きでしたが、なんだか美和と銀姫の関係が振り出しに戻ったような気がするのは気のせいでしょうか。
脚本家が代わったからなの?
というか、銀姫さん…今まで上がっていた好感度がすべて無に帰すようなことしないでくれます?

いかにも!姫様の仰せの通り!興丸様、この潮が興丸様のご好物のお料理に今すぐ作り直させますゆえ。あ~、お可哀想に♡
潮さんは完全に孫バカのばあちゃんです。
この時点でチャンネルを替えようか迷いましたね。
脚本家変更のテコ入れがまったくテコ入れになっていないどころか、むしろ悪化している事実に頭がくらくらしてきます。

興丸様に甘すぎるチーム銀姫の言い分に納得できないながらも、仕方なく料理を下げる為に廊下を歩く美和の前に、今度は御前様と園山さんが現れます。

美和でも守役となると難儀なものじゃのう
やはり、なかなかにしぶとうございますなあ
美和は人一倍情が深い。守役であっても母親ではない。それを忘れぬようにせぬとなあ
先週まで美和マンセーだった奥の人々が掌を返し始めて笑えてきますね。

元徳殿は私どもの養子。実の母とは、どういうものかと思うてのう
銀姫と興丸の親子を見てアンニュイな御前様、なんてシーンもあります。
今まで散々お世継ぎ騒ぎをしていた御前様も、実は実子がいなかったことがやっとここに来て明かされますが、もうどうでも良いです。

今週の美和のクエスト=子供に野菜を食べさせる


その頃、下関では奇兵隊が勝利を祝っていた
なんと、興丸様の成長ぶりから、先週から四~五年が経過していたかのように見えた今回ですが、実は第二次長州征伐終結からどうやら数日しか経っていないらしいということが明かされます。
大河ドラマで回をまたいだら、いきなり子役が大人に!という展開は珍しくありませんが、数日後のことなのに赤ちゃんが幼稚園児並に成長しているのはやはり違和感MAXです。
あ、でもそういえば数回前に京の秀次郎もいきなり幼稚園児に成長してたし、いまさらつっこむのも野暮ですかね。

高杉様のおかげじゃ
そうじゃ、幕府の軍艦を沈めた高杉さんの活躍は見事じゃった
奇兵隊士は高杉を囲み、勝利に酔いしれています。

いや、おまえたちが命をかけて戦こうてくれたからこそ、勝てたんじゃ。
これはおまえたちへの祝杯じゃ

高杉は相変わらずのカリスマぶりを発揮。
久坂と伊之助のかっこよさは依然としてまったく発揮されていない本作ですが、高杉だけは頑張ります。


高杉さん。このままの勢いで江戸まで攻め上りましょう
ところでいかがです、体の方は
俺はこの通り、不死身よ
どや!高杉はドヤ顔でかっこいい台詞を披露した後、酒を一気に吞みほしてますが、直後に喀血www
皆を心配させます。
説得力なさすぎです。


するとここで高まっていくBGMのテンションをぶち切ってOPに突入。
本当に音楽無視でぶちっと切れます。
相変わらずのシーン展開の下手さである…。


高杉の容体が気になるところですが、舞台はまたもや奥へ。
真夏ということで、セミの声真っ盛りです。
皆さん、今は夏ですよ!
これ、大事ですよ。

またお残しに?
台所に興丸ぼっちゃんがお残しになったお膳を運んできた美和に、美和の友人役の鞠(公式サイトによると、ライバル役らしいですねwどこが?って感じですが)が話しかけます。

何か良い知恵はないもんか。私は子供の頃からうちの畑で野菜を作っとったんで、自然と何でも食べられるように
美和は聞かれてもいませんが、自分の幼少期の事情について語り出します。

おいおい、今週のクエストってひょっとしなくても「子供の好き嫌いをなくす」なのかよw
嘘でしょ。ねえ、嘘って言って!


しかし、残念ながら事実です。
思い出してください。
今まで美和は食べ物の力で周りを幸福にしてきたエピソードがたくさんあるでしょ?
今回もその応用なのですよ!とでも言いたいのでしょうか。
美和の野菜エピソードは続きます。


まず、銀姫のお茶の会の最中に潮が素っ頓狂な声を上げてドタドタと走ってきます。

大変でございます!美和がとんでもないことを!
美和が興丸に畑を耕させてました。
という展開を見せつけられます。

あ、姫様。今興丸様に野菜の育て方をお教えしておりました。
ご自分の手で育てれば、苦手な野菜も召し上がるようになるかもしれぬと


何をたわけたことを!お世継ぎ様に百姓の真似事とは、言語道断!
園山さんたちは激怒します。
ああ、この展開、前にも見たな。
デジャヴを感じるな。
やっぱり大奥編(笑)が降り出しに戻っている感じをひしひしと感じます。

おもしろい!ではおまえの言う通り、自分が育てたもの、興丸が食べるか食べぬか賭けてみるとしよう!
銀姫も大奥編初期のように、品のない賭けを提案し始めます。
やめて、私のツンデレ銀姫様を返して!
先週までの姫でいいの!

すでに意中のキャラをデレさせるまでやりこんでいた恋愛シミュレーションゲームのデータが吹っ飛び、「はじめから」を選んで再度プレイをし直している気分にさせられます。
脚本家が途中で変わる弊害ってこれなの?w


御前様「ここはどうあっても止めさせねば
園山「はい、あの守役が付け上がるばかりでございます
先週までの美和マンセーはなんだったのか。
やはり美和は軍師にクラスチェンジした方が良いのではないのか。

どうやって殿を味方につけた…


しかし、ここで諦める美和ではありません。

美和を止めるべく、庭に赴いた御前様はとんでもない光景を見ることになります。

よ~し、ええぞええぞ!そうじゃ
庭から声が聞こえると思ったら…殿でした。
えっと…これって明治時代の光景ってことでいいのかな?
華族として、幸せな第二の人生を送っている毛利家ってことで良いのかな?

まさかこの長州が大変な激動の時代に、真っ昼間から毛利の殿が畑いじりしてるとか嘘だよね?

殿!な、何をなさっておいででございますか?
見てわからぬか?畑の土いじりよ。ええもんじゃなー。こうして土に触れるんは。こうしておるとほっとする
ご満悦のようです。
このドラマでそうせい候の好感度は私の中で下がるところまで下がっていましたが、さらに下げるようなエピソードを引っ提げてくるとは…花燃ゆ、恐ろしい子!
(役者さんが好演されているので、ますますいたたまれない気分になりながら)

のう興丸!そちも楽しいであろう?
はい!」by興丸
そうかそうか、さすがは松陰の妹よ。ええと思うことがあれば、どんどんそうせい、そうせい!
はい!」by美和
美和に対するよいしょも忘れません。
もはや、2ちゃんで言うところの草しか生えない状態です。

緑が生い茂った真夏の畑がまぶしい。まぶしいよ!


そうそう、この時点で今週の放送時間の四分の一が経過。
今のところ、「子供の好き嫌いを治させるべく、奮闘する美和」のシーンしかありません。


そろそろ、これはもういいから他のエピソードを…と禁断症状が出てきた頃、伊之助が登場。

その年の暮れも押し迫ってきたある日、伊之助が奥を訪ねた

安定の美和と伊之助の二人きり会談シーンとなります。
そろそろ伊之助は不倫を疑われても申し開きができないレベルですね。

そねえにお悪いんですか?
高杉はすべての役職を免ぜられた。養生に努めるようにと。下関におる。これはおまえにじゃ
どうやら、新たな男が美和に出した手紙を渡すべく、伝書鳩としてやってきたらしい伊之助。
どうやら高杉という男にもすでに妻がおり、先週は妻が夫の浮気を悲しむシーンを長々と垂れ流したばかりですが、高杉という男はまたもや別の女とコンタクトを取りたくて仕方がないようです。

話したいことがあるんで、できれば下関まで来てほしい、と
行ってくれるか?高杉は元は元徳様のお小姓じゃ。元徳様には私から申し上げておく。想いを汲まれ、宿下がりはお許しくださるだろう
高杉が元徳の小姓とかいう情報もこのドラマでは初耳なんですけどw
しかし、この情報があれば美和が宿下がりすることだってあっさり認めてくれるはず!
脚本家さんはそこに目をつけたようです。

わかりました
美和はその事実を聞いて即答。
父の危篤時はだいぶ宿下がりを躊躇ったくせに、伊之助処刑前と高杉の死の前では宿下がり即決ですよw
これってどうなんですか?
実の父のためには、もっともらしい理由をつけて宿下がりを渋りまくったくせに、結婚もしていないどころか妻が別にいる男のためには即行動する美和さんってどうなんですか?

そして、美和の宿下がりが許された
ナレーションwww

では興丸様。この美和、しばらく宿下がりをさせていただきます。その間、畑のお世話お願い申し上げます
うん!
できればとれたお野菜も召し上がれるようになってくださいませ
相分かった!

賭けの答えはそなたが戻ってくる頃には出るおるはずじゃ
相変わらずのんきなチーム銀姫様です。
通常運転です。


雅の敵は美和


「下関の外れの庵で高杉は療養していた」とのことで、美和が高杉を訪ねるシーンとなります。

高杉さん
よう来てくれたのう
はい、元徳様からお世話をするようにと、仰せつかってまいりました
そうか。では頼むとするか
労咳ってうつるんじゃないの?
このまま高杉を介護して、奥に帰って興丸様にうつりましたとか笑えないんだけど、大丈夫なの?
小さい子供のお世話係(というか大事なお世継ぎ様じゃん)がこんなにほいほい病人に近づくって危機意識なさすぎじゃない?
「興丸様は命をかけて守る」って言葉はなんだったの?
何で誰も止めないの?

それ以前に、高杉の世話は妻の雅の仕事じゃないの?
なんで美和が世話をするの?

疑問符が乱舞します。

じゃが、おまえたちまで来たとはのう
カメラには映ってませんでしたが、反対側には雅と息子がいました。
まず呼び出すのはそっちなのではないでしょうか。
何を言っているのでしょうかw

すみません。さしでがましいと思うたんですが、私がお連れいたしました
いや、確かにあなたはさしでがましいけど、妻を引き連れてきたことじゃないから!
もう今週の美和さんのすべてがさしでがましいから!

本当にお一人でございますね
雅もツンデレ属性らしく、先週あれほど夫が浮気しててもうやだ!と美和に泣きついていたのに、これです。
というか、真の敵はおうのさんとかじゃなくて、あなたが信頼しきっている美和だからね。
この子、自覚なく男を不倫男に仕立て上げるスキル持ってるからね。

ちなみに高杉の息子も、この前まで赤ちゃんだったのに、もう四~五歳にしか見えません。

雅、すまんかったのう
さ、梅之進。お側へ
大きゅうなったのう
息子も息子でほぼ初対面と言っても良さそうな高杉になついており、雰囲気は一気にほんわかファミリーに。
子どもに労咳がうつったら…とか誰も考えませんw

父上とはあれからお目にかかることも叶わず、どうされておるのかと。それでわしもいろいろ考えておったところよ。父上や皆には今までいろいろ迷惑ばかりかけてきた。
そこでじゃ。山口のご城下に家を建てようかと思うとる

高杉はここにきてマイホームパパに転身。
家族みんなで幸せに暮らしたいと抱負を述べます。

それはそうと、おうのさんは?
あの人、もう出ないの?

新たなお住まいを?
ここで高杉の言葉に応えるのはなぜか妻の雅ではなく、美和です。

戦は必ず終わる。我らの勝ちでな。その後は家族揃って仲睦まじゅう暮らしたいと思うとるんじゃ
それは良きお考えでございます。ずっとご家族を顧みる間もなくお働きになってきたんですから
ここで高杉の言葉に応えるのはなぜか妻の雅ではなく、美和です。

はい、私も晋様と一緒にいとうございます
やっと雅が口を挟みますが、あなたはもっと美和に危機感を抱いた方が良い。
だいたい妻を差し置いて、他の女に話したいことがあるからって呼び出すとかおかしくない?

今までほったらかしにしてきた罪滅ぼしをよーうけしてもらわんと
私が申さねば、誰も嫌味の一つも申しませんので
なんだか先週、「高杉は命を散らして頑張ってるんだから浮気くらい我慢しろよ」とドヤ顔で説教していたのにこの展開はどうなのかと思いますが、先週の美和もやせ我慢だったんだよね!と思い込むことにします。


画面暗転。
すると、雅と息子が消え失せ、高杉と美和が二人きりになるシーンとなりますw
伊之助の次は高杉です。
なんだか今週はこういうシーンばっかりですね。
守役シーンより男と会談しているシーンの方が長いですね。

それで、私に話とは?
他でもない。久坂のことよ。京に子がおる。忘れ形見よ
それはまことですか?では、あの京の人の
男の子じゃそうじゃ。どうする?引き取る気はないか?母となり、その子を育てるんじゃ
この私が?
考えてみてくれ
久坂の隠し子が京にいるから引き取らない?というただそれだけの要件でした。
先々週あたりに、すべてを捨てて守役になります宣言をしたばかりなのですがw

美和ってひょっとしてもう再婚してたのかな


一方、その京では
とんがり帽子の薩摩兵が走ってましたw

去年の暮れに天子さんがのうなりはってから、世の中えろう危なっかしくなってきたわねえ
いつの間にか天子さん死んでるよwww
なんということでしょう、いつの間にか孝明天皇はお隠れになっておりました。

幕末の政情において鍵を握っていた孝明天皇は人知れず亡くなっているという幕末長州ドラマにあるまじき展開です。
幕末で一番大事なあたりをすっ飛ばす花燃ゆ。
秀逸です。

そろそろ京でも戦が始まるんやって
それはもしかして鳥羽伏見のこと言ってます?
これってもう1867年の暮れなんでしょうか?

第十九話のタイトルに名前が出てくるほどの大物キャラ(にするつもりだった?)龍馬さんももう亡くなっていて、大政奉還、王政復古の大号令、倒幕の勅令はすべてスルーとかそういうことなの?
どういうことなの?
でもまだ高杉生きてるよ?

この後、辰路と秀次郎の仲睦まじい姿がありますが、大して重要ではないのでカット。


その頃伊之助は、広島、九州の諸藩との講和を成功させ、城へと戻ってきていた
伊之助はまたもや活躍していたようですが、背景がまったく触れられないので、相変わらず何が偉業だったのかよくわからないまま功績を積み重ねていきます。

此度の働き、誠に大義であった。ときに伊之助、これを機に名を改めてはどうかのう?
殿はここで伊之助に改名を提案します。

父上は心配しておられるのじゃ。名を変えねば、幕府方に命を狙われるのではないかとな
そなたに万一のことがあれば、我が藩はどうにもならん。いや、一番困るのはこのわしじゃ。そなたはわしの右腕も同然ゆえな
伊之助って幕府に命を狙われるほどの大人物だったから、改名していたのか。
そうだったのか。

ということで、伊之助さんは「楫取素彦」さんになりました。


ここで桜が咲き、うぐいすの声が響く季節になりました。
今週の冒頭が真夏だったことを考えると、恐ろしい勢いで月日が経っているわけですね。
相変わらず高杉が存命なことを考えると、1867年の春のようです。

つまり、鳥羽伏見の開戦直前に見えた先ほどの京は、1866年から年が変わってすぐという季節だったようですねw
それにしては京の街で武装して、疾走していた薩摩兵はなんだったのでしょうか。
気が早すぎではないでしょうか。
彼らは見えない敵と戦っていたのでしょうか。
相変わらず、疑問が尽きません。


そして、楫取は政務の合間に高杉のいる下関を訪れた
伊之助はこの桜の季節に高杉の療養先を訪れますが、なんと庭ではまるで高杉の妻であるとでも言わんばかりに美和が掃除をしてましたwww

え、あなた昨年の夏からまだ居座ってるの?
え、興丸様の守役はもう免ぜられたの?
高杉は実の妻がいるにもかかわらず、美和を側においてて、雅もそれを許してるの?
ちょっとどういうことなのか、本当にわかりません。


実に良い御名でございます。楫取様はこれからの長州、日本国をも託せるお人
俺一人ではどうにもならん。おまえにも早う復帰して手を貸してもらいたい。
幕府との大戦にはどうしてもおまえの力が欠かせん。軍勢では幕府軍にはとうてい叶わん

高杉と伊之助は互いにおまえが大事だから、いやあんただからと奥ゆかしく謙虚な日本人トークをしております。

二人が談笑していると「美和の実家でよく作っていたお菓子」をすかさず持ってくるシーンとなります。
雅は後ろでお茶を淹れていますが完全におまけです。
あなたは本当にもう少し美和に警戒した方が良いと思います。
そんなんじゃ、高杉臨終のときも妻の座奪われるよ!

おお、この饅頭か。わしの好物じゃ
美味い
高杉はすかさず妻ではない女が作ったお菓子が好物であることを述べますが、完全に失言な気がするのは気のせいでしょうか。
しかし、雅の対浮気女センサーはどうやらおうのさんだけに反応するものらしく、お友達(笑)の美和には反応しないようです。
実に都合の良い脚本ですね。
おうのさんと美和がやってること、大して変わりがない気がしますがね。

そういえば、望東尼さんも二分くらいの出番の後、まったく出てきていないような…。


そねなお顔見ると思い出します。いっつもみんなで一緒にいたあの頃を
美和も美和で雅がいなかった頃、男に混じってあははうふふしていたときを思い出します。
雅さん、疎外感感じないですかね。大丈夫ですかね。

幕末男子の育て方→明治男子の育て方に変更


杉家では美和の手紙を見ながら美和マンセートークが繰り広げられていましたが、やっぱりどうでも良いのでカットします。
美和が母上の口癖を連発するけど、実は気丈に振る舞っているだけなんじゃないの?と言いたげなエピソードですね、はい。


次のシーンは伊之助が高杉家を去るシーンですが…

お気をつけてお帰りください
ああ、高杉のこと、頼んだぞ
どいつもこいつもなんで美和に高杉のことを託すのか実はまったく理解できないのですが、何でですかね?
美和って高杉の守役なんですか?

良かったな、連れてきてやって
ええ、家族揃って暮らすんはええもんです。私もああいう時を持ちたかった
久坂の子が産めれば良かった。…何でもございません。せわあない。大丈夫です
仲良し高杉家(笑)を見て、アンニュイな美和の姿なんてものもあります。


さて、メインはここからです。
ここが今週のメイン「高杉晋作の遺言」ですよー!

夜、三味線をかき鳴らす晋作の側に白湯と薬を持ってやってきたのは…妻の雅美和でした。
完全に妻の座を乗っ取るつもりです。間違いありません。

…来年の桜は見られんじゃろうな。自分の体のことは自分でわかる
実におもしろうやってこれた。つまらん、つまらんばかり言うとった俺が。使い切った。この命。使い切った。夷狄相手に戦い、幕府に戦をしかけ。先生に教えてもろうたんじゃ
高杉は語り出します。

この命、どう使うか。あいつらに教えてもろうたんじゃ。そねな中でも、国を憂うとき、いつも浮かぶんはあの男の顔
久坂が京で死んだとき、俺は幕府打倒を誓うたんじゃ。この俺の手であいつの無念を晴らしてやりたいと思うたんじゃ
はい、見事に晴らしてくださいました。久坂もようやってくれたと喜んでおります


あのこと、考えてくれたか?答えは出たか?
久坂の隠し子を美和に引き取ってほしくて仕方のない高杉くん。

そのことですが。やはり私には久坂の子を引き取ることはできません。よその人に産ませた子です。
その子を育てるなど。私は自分の子を産んだこともないんです。守役はできても、その子の母になる自信はありません。
その子のためを想うんなら、実の母に育ててもらうんが一番かと

まあ、やっぱり夫がよその女に産ませた子供なんて引き取りたくないですよね。
それはわかります。

しかし、高杉には斜め上の意図があったようですよー。

そねなこまいことを言うとるんじゃない。俺は心配でたまらんのじゃ。これからの日本が。徳川は遅かれ早かれそのうち潰れよう。
そうなれば、誰かが新しい世を作らねばならん

そのためには、松陰先生やわしらの志を教え、伝えていく者がおらねばならん。久坂の子だけではない。おまえにはわしの子の梅之進、塾生たちの子らも皆育ててもらいたいんじゃ
何、それ壮大すぎる。

つまり、高杉には結局まったく描かれなかった松陰の志を継いだ子を美和に育ててもらいたいらしいんですね。
それなら美和が塾でも開けばいいんじゃないかな…と言いたいところですがダメです。
美和は兄の志も久坂の志も実はよくわかっていないことが作中で何度も暴露されています。
いったい美和が何を教えると言うのでしょうか。

孟子と野菜の育て方でも教えれば良いのでしょうか。

新しい日本を作る、新しい日本人を
「幕末男子の育て方」じゃない件w
どうやら、当初のスローガンだった幕末男子を一人も育てられなかった美和は、明治男子を育てる方向にシフトするようです。
清々しい方向転換ですね。

おまえならできる。おまえは立派に生きておる。美和、それが天命じゃ
よくわからないヤケクソのような説得をし、あとは目力に訴えるイケメン高杉。
直後にすかさず喀血もしてみせ、弱った男の姿もアピールします。

すると、夫が咳き込んでからようやく現れる雅。

晋様!
ああ、懐かしいですね、この呼び方w


次のシーンでは布団に寝かされた高杉の臨終シーンとなります。
看取るのは妻と息子…そして案の定、美和です。

高杉は雅に息子を立派に育ててくれるよう頼んだ後、美和にも久坂の子を引き取るようごり押しします。

先ほどのこと、最後の頼みじゃ。女幹事殿
また古い肩書を持ってきますね、あなた


ここで高杉が布団から出した手を真っ先に取るのはなぜか美和。
雅がいるのになぜか美和。

高杉の手を握り「はい!」と答えます。
あれ、ひょっとして私が見逃している間に美和って高杉と再婚したのかな…終始そんな気持ちにさせられる回です。

病で死ぬとはのう。なんともあっけない…。あともう少しで新しい日本が見られるっちゅうのにのう
ここでようやく高杉の手を雅にパスし、やっと空気を読んで退出する美和。
もう笑いしかないですね。


幕末の志士、高杉晋作が波乱万丈の人生をここに閉じた
なんと新しい日本を作る人材の育成を美和に託すことが高杉の遺言でした。
高杉の遺言すら美和活躍の布石です。
ま、まあ主人公美和ですもんね…(ため息)

高杉役の高良さん、個人的には結構好きでした。お疲れ様でした。

いきなり鳥羽伏見の戦い開戦w


申し上げます。高杉晋作、療養の甲斐も無く、下関で死去いたしました
伊之助の報告にショックの殿親子。


一方、美和は墓参りをしながら泣きます。

寅兄、高杉さんは精一杯生きました。最後までその志を以て生き抜かれたんです。
これで稔麿さん、入江さん、久坂、高杉さん、みんな逝ってしまわれました

わかっております。泣き言は言いません。ですが寂しいんです。皆さんのあの笑顔がもう見れんのが
よく考えたらすごいことですよね。
こんなに周りの若者がピンポイントで亡くなっていくなんて…美和さんはお気の毒です。


そして美和が奥御殿に戻ってきた
はい、高杉も看取ったので美和は奥に帰ってきました。
えっと…作中では十か月近く経ってるんですかね。

こんな宿下がりが許されるのかどうかは知りません。
もう知りません。

おまえのせいで散々じゃ
毎日泥だらけで
銀姫と潮は文句を言いながら、息子に付き合って毎日畑仕事をしていたというほのぼののんきエピソードも健在です。
ああ、そういえばそんな話もありましたね。

私は畑仕事についてはまったく無知なので、とんちんかんなこと言っていたら申し訳ありませんが、どうしたら作物を引っこ抜くだけで顔までそんなに泥だらけになるの?

あ、賭けは美和が勝ちました。
本当に、今回のこの野菜エピソード、なくても良かったのでは。

ついでに言うと、興丸様は孟子も諳んじられるようになりましたw
確実に美和好みの少年になっています。
高杉さん、こういう子が育てば良いんでしょ?


しかし、ここで驚くべき報せが情報部隊鞠によってもたらされます。

美和様!今報せが入りました。京で戦が始まるようです
ちょっと待ってー!!!!
高杉の死から今までの幕末史イベント全部総スルーだよ!
あんなに大物に見せかけた龍馬は死んでるし、そう言えば徳川慶喜の存在もスルーだし、大政奉還、王政復古の大号令あたりすべてスルーだよ!
鳥羽伏見の戦い開戦の背景が何もわからないよ!
…というのはいくらなんでもひどいので、きっと来週にナレーションが要約してしゃべってくれるに違いありません。
え、してくれるよね?


京に向かった元徳は大丈夫なのであろうの?
御前様は息子の心配をするのですが…。

元徳様は戦場にはいかず、ご本陣に留まられる文には書いてありました。
ただ元徳様の持病のお薬のこと、いつものお薬は京では手に入らぬとも書いてありました

銀姫のこの台詞。
薬なんて持参していけよ!持病持ちの鉄則でしょうがwwwとつっこみたいです。
持病持ちがそんなんで良いのでしょうか。

でもあれでしょ、美和が届けに行くことにしたいんでしょ、どうせ。

それはいかぬのう。すぐに京へ届けさせよ
お待ちください!そのお役目、私にお命じくださいませぬか?
ほらー。
いや、美和さんついこの前まで十か月ほどいなかったやん。
守役の役目、ほぼ放棄してるじゃん。
また興丸放り出して私情で奥を出るの?

実は、お薬をお届けした後に探したき者が京におるんでございます。無事かどうかだけでも確かめたいと
完全に公私混同です、本当にありがとうございました。

誰じゃ?
久坂の子にございます
よそのおなごに産ませた子か?
何を考えておる!所詮知らぬ女が生んだ子。探してどうする!
それに京では今にも戦が起きると言うておる。おまえの身に何かあったらどうする!

やっと銀姫が戻って来て嬉しいです。

ご心配、申し訳ありませぬ!ですが、十分気をつけますゆえ、何卒お許しくださいませ!
十分気をつけるって…そういうのはどこぞの女主人公みたいに銃でも撃てるようになってから言ってください。

ならぬ!そんな危ないところに行かせるわけにはいかぬ
まったく説得力がないので、銀姫はあくまで反対します。

行かせるが良い。言ってくるが良い!
しかし、ここでGOサインを出したのは御前様。
その理由は

悔しかろうに。それでも行くと申すのだ。よほどのことなのであろう
わからぬか、母になれなかった女の気持ちは
いきなり御前様の信条が吐露されますw


こうして、美和は一人騒乱のただ中の京へと旅立つこととなった。
亡き夫、久坂の忘れ形見を見つけ出すことができるのか

相変わらず供もいないし、子供がどこの誰かもわからないですけどね。
でも来週の予告で早くも辰路と出会うというミラクルがネタバレされているので、すぐに見つかるようです。
そういうのは…ぼかした方が…。



次回、「夫の忘れがたみ」
維新の時が迫る!
錦の御旗が登場!
「新時代の幕開けに人々はそれぞれの道を探し始める」

鳥羽伏見の戦いどころか戊辰戦争が一週で集結する可能性が…。
だって「新時代の幕開けに人々はそれぞれの道を探し始める」って…あなた。
もうそこまでいくの?

とりあえず、今週はつっこみどころ満載でした。
まさか1867年が高杉の死で終了する幕末ドラマがあるとは。

にほんブログ村 歴史ブログへ ←押していただけるとものすごく励みになります。



●花燃ゆ感想バックナンバー
「花燃ゆ」感想 第一話「人結ぶ妹」
「花燃ゆ」感想 第二話「波乱の恋文」
「花燃ゆ」感想 第三話「ついてない男」
「花燃ゆ」感想 第四回「生きてつかあさい」
「花燃ゆ」感想 第五回「志の果て」
「花燃ゆ」感想 第六回「女囚の秘密」
「花燃ゆ」感想 第七回「放たれる寅」
「花燃ゆ」感想 第八回「熱血先生、誕生」
「花燃ゆ」感想 第九回「高杉晋作、参上」
「花燃ゆ」感想 第十回「躍動!松下村塾」

第十一話以降はこちらへどうぞ↓
大河ドラマ「花燃ゆ」感想・つっこみバックナンバーまとめ

Trackback

2015/09/12 (Sat) 01:52

美和(井上真央)は、伊之助(大沢たかお)から高杉晋作(高良健吾)が病に伏していることを知らされた。 下関にいる晋作を見舞いに行くと、意外な事実を告げられる。 それは亡き夫・久坂玄瑞の隠し子が京にいるというものだった。 驚き、動揺する美和。 晋作からはその子を引き取ることを勧められるが、とまどうばかり。 やがて晋作は29歳の生涯を閉じる。美和の頭をよぎる晋作の遺言…。 そんな折...

ドラマ@見取り八段・実0段 - http://doramablo.blog59.fc2.com/blog-entry-4737.html
2015/09/13 (Sun) 00:32

「高杉晋作の遺言」 第36回の視聴率は前回の12.2%より下がって、9.3%(関

ショコラの日記帳・別館 - http://chocora425.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/36-aa81.html
2015/09/14 (Mon) 10:25

 珍大河『花燃ゆ35』と史実◆高杉晋作と長州海軍の続きです。 NHK大河ドラマ「花燃ゆ」オリジナル・サウンドトラック Vol.2クリエーター情報なしバップ  今回から、シナリオが「天地人」の小松江里子氏です。  「天地人」は、子役の子が実に上手くって、最初は見てい...

郎女迷々日録 幕末東西 - http://blog.goo.ne.jp/onaraonara/e/b2fc6675b101033cb3eac26cd9614111
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。