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「花燃ゆ」感想 第三十七回「夫の忘れがたみ」

戊辰戦争=鳥羽伏見の戦いみたいだね…&妻存命中から義妹に告る楫取

今回はなんというか…今までで一番すごい回でしたね。
なんというか…ひどすぎて伝説に残る回のような気がしました。
もうレジェンドです!
ここまで何の感慨も浮かばない明治維新を私はまだ知らない…。

花燃ゆ

まるで打ち切り漫画の最終回を見ている気分になりましたが、まだまだ三ヶ月も続くので今後がどのようになっていくのか楽しみですね!

(注意)
台詞は字幕なしで適当に聞こえた言葉を書いているので、間違っていたら…ごめんなさい。

第三十七回「夫の忘れがたみ」(2015年9月13日放送)


相変わらずのスピード展開です


「幕長戦争で幕府を打ち破った長州は薩摩と共に京で決戦に備えていた
「幕長戦争」って鳥羽伏見の戦いのときには現実の世界では一年半くらい前の話なのですが、花燃ゆパラレルワールドでは第二次長州征伐後に間髪入れずに鳥羽伏見の戦いです。

いったいこの間に何があって、いきなりこんなクライマックスみたいな事態になったのかわけがわかりません。
大政奉還も王政復古の大号令も薩長の朝廷抱え込み大作戦もすべてスルーしているので、なぜ薩摩と長州の二藩だけでこんなすごいことになっているのか理解できませんが、そこらへんは各自独学してね!という視聴者の勉強意欲に任せた大河ドラマ、それが花燃ゆです。
ちなみに土佐藩や肥前藩あたりの存在はもちろんここまで一度も触れないスタイルです。


さて、先週のラストで供もつけずに、荷物も持たずに一人で京に旅立った美和ですが、今週の冒頭にはもう京に到着しています。
相変わらずのどこでもドア展開。

旅慣れない女の一人旅で萩→京なんて、京に着いた頃にはもう鳥羽伏見の戦いが終わっていても不思議ではない気がしますが、大丈夫。
都合良くこれからのようです。

戦が始まるということで京の民間人はすでに疎開を始めているわけですが、人の流れに逆らって反対方向にのろのろと歩く美和の姿が映し出されます。


申し上げます!敵は淀城を出て京への進軍を始めました!
長州の本陣では幕府軍が動き出したとの報告がもたらされます。

いよいよ決戦か
楫取が数多の苦労を乗り越えていよいよラスボス戦だと言わんばかりに意気込みますが、先々週の回で四境戦争をしたばかりです。
ちなみに先週は高杉が亡くなっただけの平和回で、殿がのんきに畑ごっこをしていたのが記憶に新しいですね。
いよいよって…あなた。

楫取様!それが…今しがた美和さんが来て…
そこに世にもどうでも良い情報を持って品川が伝令として現れます。

姫様のお許しをいただいて来たと。元徳様にお薬を届けに
よりによってこねえなときに。今どこに?
それがまたどこかに行ってしまい…。余計なことを教えてしもうたせいかと
きっと「余計なこと」って久坂の隠し子の居場所とかなんでしょうね。

それはそうと、元徳さんってうっかりキャラすぎませんか。
そもそも長州藩内でしか手に入らない激レアな薬(笑)というのも意味がわかりませんが、持病の薬を持参せずに戦に臨むとか、あのぼっちゃんは何を考えているのでしょうか。
頼むから、これ以上美和の活躍(笑)のきっかけを増やさないでくれよ…。

楫取様はご存じないと思いますが、実は久坂さんにはその…お子が…
ここで初めて楫取に久坂に隠し子がいたことが明かされたようです。
嫌な予感がしますね。


一方、余計なことをしてくれた品川のせいで辰路の居場所に辿り着いた美和。
しかし、つんつんした芸妓によると、親子はすでにここにはいないとのこと。
皆、戦に巻き込まれないよう、どこかに避難したようです。

そっか、じゃあもうしょうがないね。
帰ろうね、美和ちゃんも。


そうそう、萩では能天気に殿と御前様夫婦のシーンが繰り広げられます。

戦が始まろうという京へ一人で行かせるなどとは…
亡き夫の子が京にいるそうです。よそのおなごとの間にもうけた子です。
その子の安否を確かめたいと。銀姫は止めたのですが、私が行かせてやれと。
自分の実の子でもないのに探しに行きたいとは、なんともせつのうなって。
お許しを。このような大変なときに

心底どうでも良いですね。
こんなときなので、殿は自藩の行く末を心配するべきだと思います。
この戦、負けたら長州は本当に終了のお知らせですよ、今度こそ。
みんな揃って美和を心配とかもう止めてくださいよ、脚本家さん。

そして、銀姫が止める言葉を押し留めて美和を一人で京に行かせる御前様とか平和ボケしすぎですわ。
京にいる長州藩士に探させれば良い話じゃないですか。
「母になれなかった女」として親近感を感じて一人酔いしれるのも良いですが、美和が一人でひょひょこ京に潜入するリスクを考えてくださいよ。


すると、いきなり倒れる殿w
とくに今まで何もしていない役立たずな印象しかなかった殿はここで療養生活に…。

この後、銀姫が美和の気持ちを考えてみたり、美和が高杉との約束(笑)を思い出して黄昏るシーンなどがありますが、どうでも良いのでカットします。

そしてOPへ移行。

一昔前の少女漫画を見ているようだよ


久坂の子の行方がわからなくなった美和は、なんと今度は逃げる人々に長州藩の本陣の場所を聞きまわりますが、案の定シカトされます。

えっと…長州藩本陣ってさっき楫取がいたところだよね?
美和は先ほど、ぼっちゃんの薬を届けに本陣に行ってたわけだよね。
今になって長州の本陣を聞いてまわるってことは…道に迷ったってことなのかな?
そうなのかな?

すると、路上で家財道具をチンピラに奪われているおばちゃんを発見。
義憤に駆られた美和は無謀果敢にもチンピラに食ってかかります。

何をしとるんです?
何だ?
人様の者を盗むとは
威勢の良い女じゃねえか。ああ?
かわいい顔しとるのう
どっから来た?
何これ。
何この昔の少女漫画みたいな陳腐な展開。
大河ドラマでこれはないんじゃない?

ちなみに被害者のはずだったおばちゃんはすでに逃げています。
懸命だと思います。
美和は正義感が強いというより、リスクマネージメント能力がなさすぎですね。
このドラマの長州人はみんなリスクを考えていなさすぎだと思います。

どうでもいいですが、そんなに美人じゃないとこのドラマでも高杉に言われていた美和がいつの間にか美人設定になっていますね。
どうでもいいですが。

ここまで絡まれてヤバいことに気付いた美和はやっと逃げだします。
バリケードを張りつつ逃げます。
すでにチャンネルを替えたくなってきます

すると、路上の物音を聞きつけた辰路さんが咄嗟に出てきて美和を家の中に匿ってくれるというご都合主義展開が発動。
え、戦を避けて京から離れたわけじゃないのね。
じゃあ、なんで行方をくらませてたのあなたwww

すると、なぜかいきなり美和の独白となります。

私はこのときまだ知りませんでした。この人が久坂の子を産んだ辰路さんやと
いきなりの未来からの回想独白w
え、今までのシーンって回想シーンだったの?

しかし、回想独白は後にも先にもここだけです。
ちょっと意味がわかりません。
脚本家さん、なぜここだけこんな形式にしたの…?

辰路と美和が家の中で会話をしていると件の秀次郎が登場します。

母ちゃん、お腹減った
我慢しい。今食べ物なんか手に入らへんのえ
そこで、すかさず携帯食を渡す美和。
辰路母子のほのぼのシーンとかも挟みます。

すると、突如として大砲の音が鳴り響き、びびりまくる三人。

せわあない、大丈夫
せわあないって、あんた長州の人か?
「秀次郎が萩に行けば幸せになれる」とアメリカンドリームならぬ萩ドリームを抱いている辰路は美和の方言に即座に反応します。

ええ、萩です
そうか。萩の。けど、なんで京へ?
亡くなった夫の子がおるんです
亡くなった夫。名は?
聞いてどうする。
ひょっとして密かに美和が久坂の正妻だと勘づいているんですか、辰路姐さん!

久坂、と言います
がびーんの辰路。

開始十分でこれです。
今週は四十五分の放送時間丸々、美和による久坂の子探し、申し訳程度に鳥羽伏見の戦いと思っていたので、このスピード展開は予想外です。

その子に会うてどないする気?
引き取れ、というお方もおって
なんとも言えない表情の辰路。
何というかなんとも言えないお顔ですが、きっとショックを受けているのでしょう。

これをまっすぐ行ったらご本陣
子供を取られたくないのか、辰路は何も告げずそのまま美和と別れます。
このイベント…何だったんだろう。
美和、何のために京に来たんだろう。

美和のスーパー言い訳タイム


辰路に道を教えてもらった迷子の美和さんはやっと長州の本陣にたどり着きます。
ここでこのドラマの初期から恒例だったものの、最近露骨に尺が長くなってきた美和と楫取の二人きりのシーンになります。

今、この京がどねに危ない所か知らんわけではないじゃろ?
その身に何かあったらどねえするつもりじゃ?

申し訳ありません
どれだけ心配したかわかっとるんか?
楫取はご立腹です。

わかっとります。やけど
しかし、ここで美和のスーパー言い訳タイムが始まります。
間髪入れずに言い訳です。
絶対、「わかって」ませんね。

兄上も知っとったんじゃないんですか?久坂の子のこと。その子がこの京におること
それは…俺も先ほど聞いて
何でここで楫取を責めるような口調になるんですかね、美和さん。
というか、「母になりたいから」と泣き落として強引に小田村家(当時)の次男を養子にしたくせに、実は久坂に実子がいたんですよ。
本来なら、久坂家は小田村家に謝罪しなくてはならないのではないでしょうか。
久坂、なんてやつなんだおまえは。

よその人が産んだとは言え、久坂の唯一の忘れがたみ。その子が無事かどうか気になって。それに約束が…
約束?
いえ…。どっちにしろ、仕方ないんです。私は久坂の子を産めんかったんですから
え?
何が「どっちにしろ、仕方ない」なんだよ。
あなたは今、一人でふらふら戦が起ころうとしている京に来て周りを心配させたことを怒られているんだよ。
どうしてそうなるの?
というか、「どっちにしろ」って何のことを言ってるの?

久坂にはあの世で会うたら、文句言ってやります!私には何も遺してくれんかったのに
え?あの久坂と養子の子との三人の家族メモリーはどこに行ったの?
雅にエラそうに説教してたあれは何だったの?
というか、久坂と美和の間に子供ができなかったのは久坂のせいなの?
それを義兄に愚痴るの?

いろいろとアレで開いた口がふさがらない展開です。

久坂の子のことは案ずるな。俺も探してみよう
楫取も楫取で、もう少しで自分の実子が立場をなくすところだったのに、まったくのスルーです。
このために久坂家を断絶させておいたというのか…。

お願いします。私も京が落ち着いたら、また探しに来ます
美和、何のためにここまで来たんや。

すごすごと帰る美和をいつまでも見つめる楫取。

戊辰戦争=鳥羽伏見の戦いwww


そして慶応四年一月になり、鳥羽伏見の戦いが勃発。
戦闘シーン十秒弱。

しかし、すぐに視聴者が耳を疑うナレーションが流れます。

戦の流れを決めたのは天皇の御印である錦の御旗であった
そもそもなぜそんなものが出てきたのか経緯は一切不明ですw
確か長州を討てと勅令が出たことはこのドラマでも触れていましたが、その後の経緯が一切描かれていないですもんね…。
なんて言ったって第二次長州征伐後にこのドラマでやったイベントと言えば、「高杉晋作の死」しかありません。

え、いつから天皇は薩長派に?といった疑問をおそらく幕末にそれほど詳しくない人は持つと思うのですが、総スルーです。
岩倉具視?大久保利通?誰それ。

すでに回想モードみたいなBGMが鳴り響きます。

敵方総崩れとなり、退却を始めました
勝ちじゃ!勝ちじゃ!我らの勝ちじゃー!
よくわからないまま長州側の勝利。

しかし、そんなことはどうでも良いです。

鳥羽伏見の戦いで旧幕府軍は敗退。この先、元号は明治と改められ、新しい時代が幕を開けることになる
ちょっと待てや!!
半年飛んだよ!

そう、なんと「戊辰戦争=鳥羽伏見の戦い」と言わんばかりに、元号は明治になりその後の戦いは存在すらも匂わせずスルー。
開始十七分にして、幕末編終了。
これまでどうでも良いことに尺を費やしまくり、長々と三十七回かけてやってきた幕末編ですが、戊辰戦争のシーンは十数秒で終了です。
斬新です。
(さらっと「旧幕府軍」って言ってるけど、いつ幕府はなくなったんですか?w)

このドラマが発表されてからWikipediaに個別ページが作られた「楫取元彦」のページにせっかく「慶応3年(1867年)冬、長州藩兵上京の命を受け、諸隊参謀として出征する。公卿諸藩の間を周旋し、鳥羽・伏見の戦いにおいて、江戸幕府の死命を制するに至った。」と書いてあるのに、楫取の貴重な捏造していない功績すらもスルーです。
非戦闘員っぽい伊之助がいったい何のために京にいたのかわからず仕舞いです。

え、まだ元号が変わった時点では戊辰戦争は終わってはいない?
そうですよね、まだワンチャンありますよね。


ちなみにこのとき、リアルタイムにtwitterで「花燃ゆ」のキーワードで検索してみたところ、視聴者の阿鼻叫喚の声と混乱の声でカオス状態になっていて面白かったです。
このドラマよりも。


薩摩、長州を中心に新政府が発足。楫取も新政府の重臣である参与に任命され、日本の政治を牽引していくこととなった
木戸と並んで前を歩く楫取。
後ろは伊藤と井上ですが、そう言えばいましたねこの人たち。

私は楫取のことはまるで知らなかったのですが、どうせ楫取が参与とか捏造だろうと思って調べたところ(と言ってもググっただけ)、本当に楫取は一時的に参与だったようです。
すみません、疑って。
今までの捏造具合がひどすぎたので、今度もついそうだと思ってしまいました。

でも、楫取が「日本の政治を牽引していくこととなった」というのはちょっとどうなのでしょうね。

半年久坂の子捜索を放置していた楫取


夜、木戸と伊之助がなぜか同じ部屋に。
いつの間にか桂の苗字が木戸になってますが、そんなことは触れてもやりません。

そこに幾松登場。
木戸と幾松が初めて同じ画面に出てきたシーンのような気がしますが、そこはどうでも良いのでスルーします。

そうじゃ、楫取さんがおまえに聞きたいことがあるらしい
それが、久坂のことで。その子がこの京におると
あの、美和に久坂の子を探すと約束したの、作中時系列で言うと半年前じゃないですか?半年間放置だったんですか。
それってどうなんですか。

そのことじゃが、黙っとって…
そういや、木戸は知ってましたね。

わかっとる、言いにくかったんは。知りたいんは辰路さんがその子とどこにおるんかと
うちも心配しとんのどすが、行方がわからんのどす。けど、なんでどす?
美和が無事かどうかと気にしておって
いつの間にか久坂の正妻は「美和」で幾松に通じるほどの共通の話題になっていましたw

一方、奥では銀姫が美和を心配そうに見つめます。

戦が終わればまた子を探しに行くと言い出すやもしれません
もう行かせられぬ。美和がいないと興丸が寂しがる
そこかよ。

するとそこに情報伝達係、鞠が現れます。

大変でございます!大殿様がお倒れに!


殿はちょっともうダメそうですw

元徳様これからは殿に代わってご政務をお務めなさった方が良いのでは
そうじゃな、あまりご無理をさせても申し訳ないしのう
長州藩の政務は「そうせい」と言えば良いだけの誰にでもできる簡単なお仕事です。

しかし、あんまり御前様の前でそんな相談するなよ、嫁の銀姫さん。
ただでさえ嫁姑の関係良好じゃなさそうなんだし。


ということで、チーム銀姫はもう元徳が藩主になって政務を行う気満々です。

これまでの奥御殿は万事御前様の御意のままでしたが、殿様の回復が無く元徳様へと代替わりがなさいますれば、事はずいぶんと変わりますな
潮さん、何が言いたいの、あなたは。

もちろんじゃ。殿とご一緒に母上にも隠居してもらうことになろう
そうなれば、美和!私の元でそなたがこの奥御殿を取り仕切るのじゃ
あ、やっぱりそうなりますよね。そうなるんですよね…。

はい。しかし…
しかし、美和は浮かない顔です。

何じゃ?
世は変わりつつあります。江戸城では天璋院様が大奥を閉じられたとか。そうなると、この奥御殿もどうなるか
何を言うておる。徳川は負けたから大奥を閉じた。だが、長州はその徳川に勝ったのだぞ?
そうではございますが…
たわけたことを申すな
「先見の明がある美和」のアピールも忘れませんw

木戸の出番が多い。おかしい…


その頃、京にいる楫取の元に敬親から至急の手紙が届いていた

伏せっている敬親から手紙が来ました。

長州が新しい日本を作る先頭に立たねばならん。山口へ戻り私と長州を支えてはくれぬか
ええ~って顔の楫取。
山口に籠ってそれが日本を作る先頭に立つことになるのでしょうか。
ならないのではないでしょうか。

しかし、楫取は殿のご命令通りに山口に帰ることにします。
ぶっちゃけまだ中央で何もしてません。

長州に戻る?
当然、木戸は驚愕します。

殿のお体の具合がようないんじゃ。それで私に戻ってきてほしいと
楫取さんは殿のご親任篤いお方。じゃが、新政府も今、大変な時期を迎えておるんです。楫取さんや私はその新しい政府のために今は働くべきときではありませんか?
そうだと思います。
楫取の志(笑)はどうした。

わかっとる。今は政を中央から固めていかねばならぬ大事な時。私とて迷わぬわけではない。正直、ようやくこの中央で国の為に存分に働けると思うておった。いや、今も思うとる。
じゃが、私には殿には言葉にできんほどの恩義がある。そのご恩になんとしてもお応えしたい。いや、応えねばならんのじゃ

いや、無情だけど、志(笑)をこんなにもプッシュしてきたドラマなので、そこは忠義よりも志を貫こうよ。
楫取の志ってよくわからないけどさ。

それだけではない!確かに中央も大事。じゃが、その中央を支える諸藩も大事じゃ。
これからは諸藩にも新たな時代を受け入れるための人間がいる

では、それを楫取さんが?
ああ
なんとかして長州に戻っても新時代を作れるという大義名分を作り出しました。
やったね!やったね、楫取!


奥では楫取の帰還を必要以上に喜ぶ御前様の姿がありました。

楫取が戻って参るのか?ああ、安堵いたした。これでもう心配はいらぬ
もう心配はいらぬって何がですか。
楫取が戻って来ても殿の体調が全快するとかは保証できませんよ。
楫取はスーパーマンでも、ましてや仁先生でもないんで!!!

これからは殿のお側で奥番頭として生涯務める覚悟と
さすが、忠義の者じゃのう
感激しすぎです。


この楫取帰還の報せはなぜか美和の周りの女中にとっても朗報と受け取られたようです

楫取様がお城にお戻りになられるそうで。ようございました
日の出も嫌味ったらしく、美和に声をかけます。

本当にようございましたね
鞠…。
言っとくけどね、楫取の妻は美和じゃないからね。
寿さん、まだご存命だからね!

これからはお城でのお仕事に専念されると聞きました
これで美和様もお心強いのでは?
ええ
満面の笑みの美和。
え、何なんだろう、何でこんなに違和感を感じるんだろう(棒)

銀姫の反応はリアルなのかもしれない


そして楫取が新政府の職を辞して山口の城に帰ってきた

何心配するな。おまえが戻ってくれたんじゃ。これから何が起ころうともう安心じゃ。
これで、この老いぼれた体でもあとしばらく日本国のため、長州のために全身全霊で働けるであろう

と言いつつも、殿は相変わらず布団の中です。
黙りこくる楫取。

そうお思いいただけるのであれば、殿にはなさるべきことがございます
それは何じゃ?遠慮のう申せ
では。領地領民を天子様にお返しいただきたいのでございます
版籍奉還を真っ先に切り出す楫取。
ということは、ひょっとして箱館戦争も終了しているということなのですか?

そして、木戸さん。あなたまた出番取られそうだけど大丈夫?
このままじゃ廃藩置県あたりの出番も取られそうだよ、楫取に。

何と?
木戸ともはかりました。版籍奉還の策でございます。今のままでは諸大名家が力を持ち過ぎ、日本が国として一つにまとまりきれませぬ。新政府を強くするためにはどうしても欠かせぬ策と存じます。我ら長州が手本とならねばなりませぬ!
あ、木戸の名前も出ましたね。
うん…まあそれだけで進歩かもしれません。


そして、木戸が版籍奉還を正式に宣言しにやって来た
あれ、今回どうしたんですか?木戸の出番増え過ぎじゃないですか?
何があったんですか?

薩摩、長州、土佐、肥前が他藩に先駆け、領地と領民を天子様にお返しいただきたく、我が殿にもそのお許しを請いに伺った次第でございます
初耳の元徳は反発します。

お返しいただけましたなら、新たに天子様からこの地を委ねられ、殿は知藩事としてこの長州を新たにおお治めになられます
何じゃと?そんな藩を揺るがす一大事をにわかに言われても困る!父上、これをお受けするかどうかは重臣たちを集めて協議せねば!
それには及ばぬ。そうせい
元徳、そなたが新たな世の知藩事じゃ。これを機にわしは隠居する。わしが身を辞すことで家臣たちにも受け入れさせるしかあるまい
やはり、「そうせい」というだけの簡単なお仕事です。
元徳さん、そうせい知藩事として頑張ってほしい。


大殿も早まったことをしたのではございませぬか?
殿の判断には御前様も園山も難色を示します。


それはチーム銀姫も同じです。

知藩事、じゃと?
私も初めて伺いました。藩主様の新たな呼び名だと
どうして勝手に変えるのじゃ?楫取や木戸は何を考えておる?我らの許しを得ず勝手にそのようなことを
他にも何か変わることがあるのか!?この、奥御殿の暮らしは大丈夫なんじゃろうな!?
銀姫さん、怒る怒る。

まさか!御殿を閉じろというのでは?
興丸はどうなるのじゃ!?その知藩事とやらの後を継げるんじゃろうな!?
でも、まあこれがリアルな反応かもしれませんね。
大人しくあっさり受け入れる美和の方がアレなのかもしれません。

楫取の不倫現場シーンと言っても過言ではない


ちなみにもちろん藩士も動揺し、その怒りの矛先は「楫取殿」に向かいます。
謎出世で殿の側近になった上にこれですからね。
周りからしてみれば。

すると、(まだ出番があったらしい)高杉晋作の父、小忠太が若者を諌めます。

待て!楫取殿はこの長州のためにと戻って来られた。しばらくは様子を見ることじゃ
こんな出番を作るくらいなら、晋作の死に目に会わせてやれよ。
「親子の縁を切った」まま死んじゃったんだぞ、晋作。


しかし、高杉父の出番は楫取のためにまだ使われます。
晋作の月命日に高杉家に焼香に訪れた楫取と父のシーンがあります。

先日の一件じゃが、わしは大殿のお決めなったことにはどねなことでも従うつもりじゃ。じゃが、家臣の中には不服に思いそなたに不信を抱いている者たちもおる
わかっております。じゃが、今新政府の元改革を進めねば、この日本はどうにもなりませぬ
晋作も同じことを言っておった。それが正しいのであろう。じゃが、新たな時代についていけん者もおる。何か起こるんではと心配でな


雅は雅で楫取に美和の事情を語るために出てきます。

本当に晋様は美和さんに大変な頼みごとをいたしました
あんた、あのとき裏で聞いてたんかい。

久坂さんの忘れがたみのお子だけでなく、我が子梅之進やすべての塾生の子の面倒を見て育てろなどと
え、まじでそういうことなの?
あれ、比喩じゃなくてそのままの意味なの?www

え?
楫取驚愕。

ここで「久坂にはあの世で会うたら文句言うてやります!私には何も遺してくれんかった」の回想が流れます。
私はNHKに文句を言ってやりたい気分です。


その後、本日二回目の楫取と美和の二人きりのシーンとなります。
そういえば、楫取が長州に戻ってから寿や息子を思い出すシーンも家に帰るシーンも皆無です。
寿さんの立場を思うと泣けてきます。

呼び出してすまん
いえ、私もお会いせねばならんと。これからどうなっていくんかと姫様がいたくご心配されておって。まだいろいろと変わることがございましょうか?
すべて変わる。これからは身分の隔てもなくなるであろう。西洋列強に負けん強い日本国にするため、異国から学びすべてが変わるだろう。新しい日本国を一刻も早く作り上げねばならん
新しい日本国?高杉さんも同じことを仰せでした
そうか。じゃからその国を作る者をおまえに育ててほしいと言うたんじゃろう
こんな何も理解してなさそうな美和になぜそれを託すのか心底理解できない私。

私には無理です。やはり無理なんです。久坂の子を京で見つけられず、良かったと思うております。
その子を見つけたとしても、私には育てる覚悟が持てんのですから。それは兄上もようおわかりでございましょう。
思わずとは言え、あの世の久坂にまで愚痴を言うたりして。あねなお恥ずかしいところをお見せしてしもうて

やっぱり美和さんはただの女でした。
大河ドラマの主人公としての魅力があるかと言うと…ちょっとなんとも言えません。
リアル?ああ、そうだね普通の女でリアルだね。

まあ、あれは。じゃが、わかったことがある。おまえも一人のおなごじゃとな
はい?

あのとき、久坂は何も遺してくれなかったと言うたが、本当にそうなんか?
おまえが大事に抱えて生きてきたもんがあるじゃろう

回想シーンは松下村塾が軌道に乗って皆でエイエイオーのシーンw
そして、「誰でも自由に志を立てられる、おまえがばあさんになっても相変わらず握り飯握って人と笑うて暮らせるようなそねな世の中が、そねな国が作れたら」の久坂です。

皆が夢を見られる世を作りたいと、久坂は私に
では、その世こそ、新しい日本国ではないんか?
せわあない。大丈夫じゃろう。新しい日本人を育ててみろ。おまえならできる

私だけではない。寅次郎も久坂も高杉もみんなそう思うとる
楫取の言葉でどんどん美和はその気になっていきます。
これが楫取マジックなのかw
楫取が一言言うだけでこれなのか。

天命…。高杉さんがそう、私に
天命とか適当に高杉が言ってみただけの言葉っぽいじゃないですか。
絶対あいつ雰囲気で言いましたよ。

そうか。ならば、尚更やらねばならんな。これからは私が傍におる。おまえを支えてやれる
問題の台詞が出ました。
ネットで叩かれまくっているようですね。
現代であればこれだけで離婚案件になり得そうです。
妻存命中に義妹をくどく男、それが楫取。

感極まって涙目で笑顔になる美和。
満足げな楫取。
感動的な音楽。
冷めた目で画面を眺めるしかない視聴者。


久坂の子は探させておる。分かり次第報せがあるようじゃ

廊下に出た楫取と美和ですが、そこに日出が現れます。

楫取様、ご伝言でございます。大変でございます。若い者たちが此度のことやはり納得できぬ、若殿に直々に訴えると
何でそれをあんたが楫取に告げるのか。
意味が分からない。
というか誰からの伝言なんだよ。

間髪入れずに鞠が現れます。

美和様、大変でございます。銀姫様が此度のことで御前様に詰め寄られておられます
鞠の声ってかわいいよね。
もうどうでもよくなって現実逃避がしたくなりました。

この立て続けの「大変でございます」はギャグなのでしょうか。
笑うところなのでしょうか。


まずは目の前のことじゃな。藩が明治という新たな時代を生き抜いていけるようにせねば
では、奥御殿から。奥が変われば城も変わる。女が変われば男も変わります
ドヤ顔の美和を正視できません。

女幹事が戻ったな
はい
笑い合う二人。
この二人でタッグを組んで藩を変えていくぞ、頑張っていくぞみたいな雰囲気。
寿、やっぱりあなたの敵は妹ですわ、間違いない。

みんなが見たかった明治という新しい時代を私は歩いていきます
ここで打ち切りでも差支えのない感じで笑いました。



次回、「届かぬ言葉」

~三行でわかる次回予告~
木戸「攻撃開始じゃ!」
美和「命を変えても皆さまをお守りいたします!」
廊下に薙刀女がずら~!

タイトル…w
「届かぬ(視聴者の)言葉」と誰もが揶揄したくなるタイトルです。


えっと…楫取と美和の不倫事案もなかなか気持ち悪いですが、志云々をあれほど並べ立てておきながら、それすらも置き去りにしている気がする脚本だと思いました。
美和が今まで大事に抱えてきたものを思い出すシーンが若者でうぇーい!のシーンと、夫とのラブシーンという構成なんですけど。

長州の(薄っぺらい描写でしかない)志を押していた割には、大事なところで描かないから、超薄っぺらい倒幕になってしまってひどいなと思いました。
あと、志(笑)のために超大規模な戦争を起こした割には、きれいごとばかりで気持ち悪いです。
せめて、ありがちですが、譲れない志のために犠牲を覚悟で新時代を築いたみたいにできなかったのかな…。

ちょっともうどこからつっこめば良いのかわからないので、ここらへんで諦めます。
すみません、こんな感想で。

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●花燃ゆ感想バックナンバー
「花燃ゆ」感想 第一話「人結ぶ妹」
「花燃ゆ」感想 第二話「波乱の恋文」
「花燃ゆ」感想 第三話「ついてない男」
「花燃ゆ」感想 第四回「生きてつかあさい」
「花燃ゆ」感想 第五回「志の果て」
「花燃ゆ」感想 第六回「女囚の秘密」
「花燃ゆ」感想 第七回「放たれる寅」
「花燃ゆ」感想 第八回「熱血先生、誕生」
「花燃ゆ」感想 第九回「高杉晋作、参上」
「花燃ゆ」感想 第十回「躍動!松下村塾」

第十一話以降はこちらへどうぞ↓
大河ドラマ「花燃ゆ」感想・つっこみバックナンバーまとめ

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2015/09/18 (Fri) 14:47

倒幕をかけた鳥羽伏見の戦いが始まった。美和(井上真央)は戦火の中、京に亡き夫・久坂玄瑞の遺児を探しにくる。そして互いの素性を知らぬまま、芸妓の辰路(鈴木杏)と夫の忘れ形見・秀次郎に偶然出会う…。ついに幕府は倒れ、新政府が樹立、日本は明治時代を迎える。小田村伊之助から名をあらためた楫取素彦(大沢たかお)は藩の領地を朝廷に返還する「版籍奉還」を進言。奥御殿も変革を迫られる中、美和が決意したこ...

ドラマ@見取り八段・実0段 - http://doramablo.blog59.fc2.com/blog-entry-4743.html
2015/09/18 (Fri) 22:52

公式サイト 倒幕をかけた鳥羽伏見の戦いが始まった。美和(井上真央)は戦火の中、京

昼寝の時間 - http://miru-yomu-kiku.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/37-6611-1.html
2015/09/20 (Sun) 17:41

どこからともなく現れてお握り作って去っていく、その名は美和様!神出鬼没の御中臈~。本日は何と!鳥羽伏見の戦いにだって乱入よ♪ちょいと無茶な展開をしっかり受け止めて演じきってる井上様が素敵~。

真田のよもやま話 - http://sanada.at.webry.info/201509/article_2.html
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