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Fate/stay night キャラクター考察1 セイバー陣営(衛宮士郎1)

アニメ放送中にやっておくのが華だよね…ということでFate/Zeroに引き続き、箇条書きで思ったことを書き散らすキャラクター考察をFate/stay nightでもやっておこうと思います。

言わば、完全なる自分の為の自己満足ひまつぶし文章なのでかなり適当ですが、それでもよろしければ…。

初めはZeroのようにマスターとサーヴァントの陣営別にアップできれば7回で終わるじゃんと思っていたのですが、いかんせんキャラクターが多い、ルートが3つあって毎回皆違う事をやっているということで、字数が多くなってしまい、ほぼ全ての陣営をあえなく分割せざるを得ないことに…。


(注意)
ネタバレ祭です。
ここを見て知りたくないことを知ってしまったと言われても責任は取れませんので、自己責任でお願いします

・これを書いた当時はFate/hollow ataraxiaは未プレイだったため、Fate/stay nightでわかる知識と内容のみで書いています。
そのため、今回はFate/stay night本編に出てくるキャラクターのみを対象にします。
つまり、バゼットさんやらカレン、設定だけしか語られていないアヴェンジャーやらは触れません。

・参考にしたものは、原作ゲーム(PS VITA版)、ゲームのおまけで見られる作者による用語集、キャラクター関係の設定資料集である「Character material」、英霊たちの元ネタが書かれている神話関係の書籍やウェブサイトです。
(Zeroのディルムッドのときに興味を持って買ったケルト神話の本×2が兄貴に流用できて何より…。
ケルト神話、なかなか読んでみると面白いですよ。つっこみどころ満載ですが。)
あとは後付け外伝で、ところどころ矛盾点があることは百も承知ですが、Fate/Zeroに通じる箇所はFate/Zeroの小説を参考にしています。
後でアニメの要素も追加できるものがあれば、追加するかもしれません…

・複数の資料を読み比べてはいますが、伝説や神話出典のサーヴァントの生前の話はバージョン違いで細かいところが異なることが結構あるので、参考程度に考えていただけるとありがたい…です。
作中に関係のある逸話のみ抜粋して書いてみたところ、アーサー王について特筆することがなかった…です(笑)
なので、キャラクターによって文章量に差があります。

・stay nightの原作は3ルート存在し、それぞれにタイトルが存在しますが、長いので「Fate」ルートはセイバールート、「Unlimited Blade Works」は凛ルート、「Heavens Feel」は桜ルートとします。



【セイバー陣営】

やっとまともなマスターに巡り合えた!聖杯ゲットに意気込むサーヴァントと見習い魔術師マスターコンビ。
コミュニケーションの密度だけは他陣営には負けない!

衛宮士郎

衛宮士郎

・本作の主人公。
穂群原学園2年C組。17歳。
まめな男で、料理や掃除、裁縫が大好き。
本人は「自分がやるしかないから」と否定するが、明らかにごまかしである。
どんな状況に陥ろうともまずは食事の支度
この人は料理で人々を幸せにするべきだと思います。
頑固で自分がこうと決めたら考えを変えない融通の利かなさがあるが、周りの人の幸せが自分の幸せであり、その為ならどんな苦難も乗り越えられる。
凛曰く「献身と善意の塊」。

思ったことは口に出さなければ気が済まないので、よく女性陣を怒らせる地雷を踏んで怒られている
身長167cm、体重58kg、イメージカラーは赤銅色、天敵は言峰綺礼。
苦手なものは梅昆布茶。

・特技は家庭料理とガラクタいじり。
得意料理は和食全般。
自分の体がどんな状態になろうが自炊は欠かさず、一般的な現役主婦が戦慄するほどの料理スキルを見せてくれる。
女の子たちのためにお茶淹れも欠かさないが、本人の嗜好故か紅茶は不得手。
これでも、後にhollowでアーチャーが士郎の料理にダメ出ししまくった経緯を見ると、士郎さんの家事スキルはまだ発展途上らしい。恐ろしい…。

魔術を使って物の設計図を連想することができるため、解体して故障箇所を探す必要がなく、故障品の修理が得意。
物事の核である中心を即座に読み取り、誰よりも速く変化させる魔術師っぽいことはできないので、この設計図戦法は切嗣曰く「無駄な才能」だが、士郎の困っている人の役に立ちたいという気持ちには十分応えてくれる才能であった。

しかし、頼みごとを断ることがなく無償で何でも引き受けてしまうため、見返りを求めないので助かると中学から評判であり、よく心無い人から雑用を押し付けられていた。
「度が過ぎているので、このままいくと潰れる」との一成の忠告は、一歩間違えると現実のものになっていくのであった…。

・十年前の第四次聖杯戦争で起きた冬木市大火災の数少ない生存者。
火災を起こした当事者の一人である切嗣に死にかけていたところを救われ、以後切嗣の養子となり衛宮の姓を得た。
自分が火災時に一人も人を助けられずに、自分だけ助けられてしまったことに対する罪悪感のようなものを持っていると同時に、火災時に身体以外の全てを失ってしまい、身体を生き延びさせた代償に心の方が死んでしまった。

そんな何も残っていない空っぽだった彼は、助けてくれる人がいるという「素晴らしい奇跡」に憧れたと同時に、切嗣自身が人を助けられたことに嬉しそうだった事実を見て、彼の望みを自分の望みにすることで生きる原動力を得ることとなった。
「この次があるのなら、助けられなかった人の代わりにすべての人を助けなくちゃいけないんだ」と思わざるを得なくなった士郎は、切嗣のような人を助ける「正義の味方」に自分もなりたいと願うようになる。

以降、彼の行動原理は、目の前で困った人はどうあっても救わなくてはならないとの一種の強迫観念のようなものが基になっていた。

火災で全てを失ったときから自分というものを考えられなくなり、自分の損得どころか命までも度外視し、常に他人優先。
自分の命の価値は常に最底辺。
そのことに疑問を抱くことがない。

自称「魔法使い」の切嗣を言い負かして弟子にしてもらったのが八年前。
この頃、おそらくイリヤを助けに行くためか外出が多くなった切嗣を「いつまでも少年のように夢を追っていた父親」と眩しい存在に思うと同時に、あまりにも夢見がちな父親を見て自分がしっかりしなくちゃいけないと子供心に思い、家事を担当するようになった。
それでいいのか、切嗣。

なお、切嗣の意図したずさんな魔術講座しか受けていないため、魔術師としては落第レベル。
毎回一から魔術回路を作るような、一歩間違えれば死に至るレベルの危ない綱渡り鍛錬を毎夜欠かさず行っている。
しかし、魔術師の家系でないにも関わらず、魔術回路は二十七本存在している。
間桐家とはいったい…。

・十年前の火災時に切嗣によって、セイバーの宝具「アヴァロン(全て遠き理想郷)」を体内に埋め込まれていたこと、切嗣がセイバー召喚時に使用した魔法陣の上に立ったことでセイバーを召喚した。
サーヴァントが召喚者と同じ気質の者が呼び出されるという設定を考えてもこの二人は本当に似た者同士でもある。
ランサー、ここまで追い込んでくれて、ありがとう

ちなみにZeroでは切嗣の召喚場所がドイツのアインツベルン城になってしまったために、土蔵の魔法陣がアイリスフィールの体調回復用魔法陣になってしまうという残念な変更がなされてしまった。
用途違うけど、召喚…できるんだ…。

・当初聖杯戦争についての知識はなく、聖杯の存在を知っても聖杯を求めることはなかった。
とりあえずどのルートにおいても、十年前の悲劇を繰り返さないために聖杯戦争に参戦。
特にセイバールートでは聖杯ほしさに躍起になるセイバーを時に諌めつつ、彼女のために聖杯を取りたいと願うが、聖杯が彼女の望むようなものではなく災厄を引き起こすものと知り、破壊を決意。
凛ルートにおいても聖杯の真実とギルガメッシュの野望を知り、同じく最終的には破壊。
桜ルートでは初めは桜の命を助けるために聖杯の力に頼ろうとしたが、聖杯どころか大聖杯自体が桜を脅かすものと知り、やっぱり破壊を決意。
どうあっても破壊される運命の冬木の聖杯
ウェイバー?そんな設定もありましたね。

・極度のフェミニスト。
切嗣の「女の子には優しくしなきゃいけないよ」の教えを守ってか、女の子に対して大変過保護。
(だが、切嗣、おまえはそれを言う資格があるのか…。よくわからん理由で愛人までいたくせに。)

セイバールートでは、サーヴァント以前に女の子であるセイバーが傷つく姿を見ることは耐え難く、代わりに自分が戦うと宣言して再三セイバーに呆れられ、ときに怒られた。
凛ルートでは凛に「女の子にとって、九時過ぎの外は立派な深夜だ。」と心配し、「バッティングセンターは女の子向きじゃないっていうか。」という彼の理想の女の子像を押し付けたことも。

・自身の分身でもあったアーチャーを初めから生理的に嫌悪しており、「認められないし、理由はないが、とにかく肌に合わない」と感じていた。
アーチャーに護衛してもらって家に帰るときは、「肌には鳥肌が立ち、油断すれば胃液が口から出そう」になり、「顔を見た瞬間背筋に悪寒が走るんだ」ということなので、もうどうしようもないレベル
アーチャーの正体や彼の真意を知る前から、やっぱり自分がもう一人いることになんとなく気づいて容認できなかったんでしょうね…。

それでも、非凡ではないが故に努力のみで磨き上げたアーチャーの剣技及びその武器干将莫邪には一目ぼれ。
干将莫邪はアーチャーがその生涯で最も好んで使った投影品のため、必然的に士郎にとっても惹かれるものであったのでしょう。
才能や天賦の物に左右されない、鉄の意志で鍛え上げられた技量に憧れる。

・言峰綺礼には出会った時から苦手意識を持っている。
桜ルートにて「会えば会うほど今まで築き上げてきた自分が崩れてしまいそうで怖い。」と彼に対して独白しているが、真実綺礼は忠告として士郎が触れられたくないこと、考えたくないこと、これから何よりも考えなければいけない行動指針など確信を突いた質問を投げかけてくる。
その度に、無意識のうちに考えないようにしていた士郎自身の奥底を見つめるきっかけをくれるので、実は大変ありがたい存在。
ある意味、士郎を一番理解しているのって言峰さんなんじゃないかな…。
養父の切嗣の本質を理解してもいたし。

桜ルート終盤にて士郎は自分では認めたくないが、言峰綺礼という男が好きだったと気づく。
「共に自身を罪人と思い、その枷を振り払う為に、一つの生き方を貫き続け、その方法では振り払えないと判っていながら、それこそ正しい贖いだと信じて、与えられない救いを求め続けた。」という似た者同士であったことを認めるのだった。

・「剣」に特化した魔術特性を持つ。
きっかけは彼の体内に埋め込まれたセイバーの宝具「アヴァロン(全て遠き理想郷)」。
作者曰く、「アヴァロン(全て遠き理想郷)はセイバーと繋がっていなければ治癒能力は発動しないので、セイバーがいない状態では士郎の魔術特性を"剣"にするだけのものなのでしょう。」とのこと。
士郎が夢で剣のイメージをよく見たり、セイバーやアーチャーの剣に魅せられたのもそのため。
ギルガメッシュの乖離剣を見て、一瞬であれは投影できないと判断できたのも剣に特化した能力のおかげかもしれない。
乖離剣エアは「人の認識と剣の概念が存在しない時代に作られた神造兵器」ということで、現代の人間では解析すら不可能なチート兵器とされている。また、セイバーのエクスカリバーも神造兵器であり、完全な投影は不可能らしい。

かつての士郎だったアーチャーが、多くの武器の中から干将莫邪の双剣を好むのも、「アンリミテッドブレイドワークス(無限の剣製)」で具現化する無数に剣が突き刺さった光景が彼の心の中の風景なのも、「体は剣で出来ている…」の詠唱も彼の剣に特化した魔術特性のため。

・士郎及びアーチャーの得意魔術の投影は、オリジナルの鏡像を魔力で物質化する魔術であるが、本来なら投影は術者のイメージを形にする魔術である。
そのため、人間の穴だらけなイメージではとてもオリジナルの性能は望めないことが普通であり、非常に効率の悪い魔術として知られている。
さらに、本来なら投影したものは幻想なので、数分程度しか形を保つことができない代用品を作り出すためのものに過ぎない。
そして、世界にないものを作り出すので世界の秩序を破る魔術であり、命を削る魔術とされている。
言わば、わずか数分だけ「外見だけのレンタル」を作り出すための魔術なので、これに対してちゃんと性能を持った宝具を無尽蔵に複製し、破壊されない限りそれがいつまでも消えずに残るアーチャーと士郎の投影がどれほどすごいかは想像に難くない。
凛は、衛宮邸の土蔵で消えずに残っている失敗作を見て、士郎のでたらめさ(良い意味で)に「殺意を覚えた」(by作者)とのこと。

彼らの投影は材料を全て内界から持ってきているため、魔術の基本である等価交換を無視する常識はずれっぷりで、下手したら異端魔術師の封印指定を受けてもおかしくないレベルなのである。
さらに彼らの投影品は、霊媒系の術者なら違和感に気付く可能性はあるものの、魔術師による鑑定を以ってしてもそう簡単に偽物だと見抜かれるものではなく、構成をチェックするタイプではまず見破れないとのこと。
もっともこの時点の士郎が投影できるのは、自身の魔術特性である「剣」に関係する剣のみで、盾や鎧はかろうじて引き出せるが、効果は瞬間的でありその代償は大きいらしい。

と、ここまで書いておいて何ですが、桜ルートでイリヤが言っていた通り、厳密に言えばアーチャーと士郎の投影は投影魔術とは異なる
普通の投影魔術なら、ある程度オリジナルに似せた物に投影魔術を重ねて「補強」する事ができるが、彼らの魔術「一から十まで全部を自分のイメージで作らないとカタチにできない」ので、それは不可能。
彼らの投影魔術は「自分の心を具現化するもの」なのである。
アーチャーの宝具(扱い)の「アンリミテッドブレイドワークス(無限の剣製)」の固有結界は、まさに彼の心の裡を具現化した結界であり、一度見た武具が全て貯蔵されているあの結界の中では、投影なんかせずとも貯蔵されている武具を手繰り寄せることが容易にできるというもの。
固有結界の世界は士郎が元から絶えず持っていたものであり、それが剣の丘のUBWにまで成長したのは、セイバーの宝具「アヴァロン(全て遠き理想郷)」を体内に埋め込んで、魔術特性が剣になったためだと思われる。
士郎は元から持っていた力をアーチャーのトレースを見たことでいち早く引き出せるようになり、アーチャーが生涯にわたって磨き上げてきた能力をショートカットで得たという感じ?

士郎が凛ルートでギルさんをフルボッコにできたのは、あの固有結界の風景を得たこと、凛の魔力供給による魔力量大幅アップのバックアップによるもので、彼が干将莫邪を使ったときの剣技はアーチャーの技量や知識までコピーできるというなんかすごい効果まで持っているため。
ある意味、皆の力を結集して、ギルガメッシュを倒したということですかね…。
結界内では相性悪いとはいえ、ギルはいくら何でも慢心しすぎです。
この決戦見るたびに、ギルさんの言動を見て笑いがこみ上げてくるので何とかしてください…。


・桜ルートにて、黒い影によって瀕死だった際に、アーチャーが提供した左腕を綺礼が手術で繋いだことで一命を取り留めた。
綺礼さん何者だよ…(笑)
本来なら、英霊の腕を生身の人間が繋いでも正気を保つことは望めないが、もとは同一人物だったアーチャーの腕であったことと、綺礼提供のマルティーンの聖骸布を巻くことでなんとか自我を保っていた。

アーチャーの腕は、彼の記憶や知識、能力を士郎が得ることができると同時に、その腕を使えば士郎が自我を保つことはできなくなるという危険なもの。
また、このまま士郎がアーチャーの腕の力を押さえつける力をつけられなければ、いずれ腕に侵食されてやはり自我を失う可能性が高いということらしい。
アーチャーの腕を得てから、士郎がその時点で知り得ないイリヤについての知識を持っていたり、士郎が見ていないサーヴァントの宝具などのステータスが更新されているのはアーチャーの知識を得たため。

また、アーチャーの精神の影響も受けることで体も丈夫になり、綺礼さんのアインツベルン城からの無茶ぶり逃走計画にもついていくことができた
ただし、身体能力はアーチャーの化け物レベルではないため、3階くらいからなら易々と飛び下りられると考えたアーチャーの考えに士郎の体はついていけない。

時限爆弾のような腕であるが士郎は桜を守り聖杯戦争を終結させるために、越えられない壁でもあり、目標でもあったアーチャーの腕を使い続ける選択をしていくのであった。
ところで身長が20cmも違う人の腕を移植って、左右の長さは大丈夫なの?
そこらへんは綺礼が上手いことやってくれたのかな…。


・高校一年生のときは弓道部に属していた。
その腕前はほぼ百発百中で、射る前から矢が中るか中たらないか見抜けるほど。
ここらへんはアーチャーとの関係の伏線だろうか。

彼がここまで百発百中の腕前を持つのは、ひとえに弓道が魔術の鍛錬と似通っているためなのかもしれない
凛ルートにおいて、弓道も魔術の鍛錬も「自己を透明にし、目的に至ろうとする執着や願いを削ぎ落とし、ただ結果だけを求め、その為に自己を『無』にする」とある。
士郎が魔術師を目指したのは、己を殺して他者を助けるという目的のみを求めていたためである。
その結果のために士郎が毎晩の己を殺しかねない危険な鍛錬を繰り返してきた成果が弓道にも効果を表したのだろう。

しかし、一年半前、バイト中に荷物が崩れてきたときの事故で左肩に火傷の傷を負ってしまい、その事故の後に弓道部を辞めることとなる。
射礼の際に男子は左肩だけ服をはだけさせないといけないので、火傷の後は見苦しいと慎二に難癖をつけられたためらしい。
本人もちょうどバイトに専念したかったから、部活を辞めたというが真意は明かされていない。
(美綴の言うように、すでに弓道の道が当たり前のように根付いていた士郎にとっては部活はさほど必要のないものだったからか、火事を経験して以来物事に執着できなくなっていたためにあっさりと捨てたのか…。)

ちなみに、セイバールートではバーサーカー戦でアーチャーの持っていた弓を真似て木の枝から弓を作り上げた。
形はアーチャーの洋弓チックな弓とは異なり、部活で使っていた馴染み深い和弓に近い形。
バーサーカーにダメージは与えられなかったものの、見事俊敏なバーサーカーの眼球に矢を中てた。

・切嗣存命の頃から、魔術師にはいざというときの体作りも欠かせないということで、筋トレを欠かしていない。
筋トレの効果(?)はすさまじく、今回召喚されたサーヴァント中でも一位二位を争う敏捷性を誇るランサーの奇襲をどういうわけか躱し、凛ルートでは凛のガンドの嵐を躱し、柳洞寺でアーチャーの一撃も躱して自ら石段下に飛び込むという敏捷性を見せた。

また、たどり着くまでに数時間かかるというアインツベルン城の森を何時間も疾走するなど、持久力も抜群。
セイバールートではセイバーを、桜ルートでは途中までイリヤを抱いて森を走るというトンデモ運動能力を見せてくれた。
アーチャーの双剣・干将莫邪を使った剣技は、投影をすることで術者の運動能力までもコピーするというすごい魔術によるところが大きいものの、それについていく体力はやはり士郎さんの努力の賜物なのかもしれない。
実は脱ぐとすごいんです…ということで、士郎さんの体は原作のCGやアニメで見ると、結構ムキムキなのであった。

・身長に関してコンプレックスがある。
彼が思ったより身長が伸びていない理由は、毎夜無理なやり方で強化の魔術を使って体に負担をかけていたからであり、魔術回路の使い方を覚えてからはまた伸び出した様子。
女性でありながら自分より背の高いライダーに憧れたり、凛に身長の話を持ち出されて焦る場面も。
ちなみに17歳の士郎の身長は167cm。
アーチャーの身長は187cm。
あと20cmも伸びるのか…すごいな。

・中学生のときに放課後に走り高跳びをずっとしていた光景を凛と桜に見られており、彼女たちに衝撃を与えた。
本人にとっては言われるまで思い出さないような当たり前のことだったが、高すぎてなんとかなるという高さではないのに、泣き言も言わずひたすら懸命にできもしないことを繰り返す少年の姿に二人は惹かれており、桜はそれが不安で寂しかったと言い、凛はその姿が革命的だと感じていた。
士郎の性格を象徴するような出来事。
高跳びだけで女をくぎ付けにするとか、さすが一級フラグ建築士です。

・思春期の男子士郎くん、ことあるごとに桜にドキドキ、凛にドキドキ、セイバーにドキドキ、果ては幼女のイリヤにまでドキドキ。
ちょっとドキドキしすぎだろう、おまえとつっこみたくなりますが…。
ピュアな心を忘れてしまってすみません。
作者によると、セイバーはソウルメイトであり、凛は憧れの同級生、桜は保護対象だと思っているとのこと。

セイバーに対しては、自分より年下で女の子なセイバーが戦うことを良しとしておらず、自分を年頃の少女と認識していないセイバーの言動に頭に来ることもしばしばあるが、彼女を全面的に信頼。
向こう見ずな士郎はよく、セイバーにつっこみを入れられるが、ときに聖杯戦争に対しての意気込みのために暴走してしまうセイバーを諌めることもある。
そして、セイバーの食事に対する熱意を知り、彼女を喜ばせるために日々料理を頑張る士郎なのであった…。
セイバールートでは、相思相愛の仲になるも、彼女の聖杯への執着を断ち切らせ安らぎの死を得るきっかけを作った。
また、セイバー召喚時の光景はアーチャーが守護者になった後も記憶していた数少ない生前の記憶。
士郎にとってセイバーはやはり特別な存在だったようである。

凛に対しては、聖杯戦争が始まる前は学園の有名人に憧れる一人に過ぎなかったが、聖杯戦争をきっかけに急接近することができた。
三ルートとも協力関係を結び、彼女の口の悪さや大胆な行動に時に辟易しつつも、信頼関係を結んでいる。
割と思っていることばんばん言い合える仲。
「あいつは根っこで凄いヤツだからな。あいつが選ぶ未来は、きっと誰も失わない、とんでもなくハッピーな世界なんだと思う。だから大丈夫。」と桜ルートの絶望的な状況でも最後まで凛を信用。
常に自覚のない素直な褒め言葉で凛を翻弄する
(あくまで自覚はない。)
凛ルートでは、アーチャーを失ってしまい、珍しく落ち込んだ凛を教会裏の外国人墓地で励ました。
また、凛に涼しげな目線を向けるランサーに嫉妬し「言っとくけど、遠坂はやらないからな。」と言えるまでに成長。
アーチャーも生前凛にくっついてロンドンに留学(?)したようだが、凛ルートTrueエンドでは、凛から正式に卒業後にロンドンについてきてほしいと申し出があるほどの仲に発展。

桜とは中学時代に知り合った友人慎二の家に遊びに行った際に出会った。
一年半前に怪我をした際に半ば無理やり手伝いに押しかけた桜に当初は困惑するも、鍵を預け家族同然に扱ってきた。
ここ一年で一気に大人っぽくなった桜を意識しているものの、友人の妹ということもあり、遠慮している。
なお、桜のアタックには全く気づいていない
今まで全く笑う事のなかった桜が衛宮邸に通い始めたから衛宮邸でのみ笑顔を見せているということにも気づいていない。
士郎にとって桜は庇護の対象であり、どのルートでも彼女の身の安全を真っ先に優先。
桜ルートでは凛と桜を元のように仲の良い姉妹の関係に戻らせようと桜を後押しし、桜の罪を自分も一緒に背負っていくことを決意。
桜にも自分がしたことを償って生きていくことを促した。

ちなみにイリヤにはどんなにひどいことをされても、善悪がわかっていない子供だからと許してしまう。
士郎は彼女に兄として接しているが、彼が弱っているときは逆にイリヤが姉として士郎を助ける言葉をかけるなど、助け合うことも。
家族愛に飢えていたイリヤの良き肉親として、セイバールート、桜ルートで彼女の心を癒したとも言える。
義理の兄妹(姉弟?)として仲良くしている二人をみると、切嗣さん良かったねという気持ちになりますね。

また、大河は切嗣が亡くなった後もずっと一緒にいてくれた何よりも大事な家族。
女子力皆無、士郎の家事スキルにおんぶにだっこ状態な25歳独身藤ねえに呆れつつも、基本的に彼女には逆らえない。
士郎の藤ねえへの想いがもっとも表れているのは凛ルート中盤、キャスターが藤ねえを人質に取ったシーンかと思われる。
藤ねえが傷つくことを恐れて令呪でセイバーを足止めし、セイバーを奪われることも厭わず藤ねえ救出に徹した。
結果、セイバーは奪われましたけどね。
同ルートでアーチャーが藤ねえの安否を真っ先に気遣っていたことも士郎の彼女に対する気持ちを表す伏線になっている。

ということで、士郎さんは女の子たちの心の癒しのような存在。
結局士郎は母性愛をくすぐる少年であるとともに、包容力もあるというすごい人なのであった。

・ファンディスクで高校卒業後の希望進路の候補に法政関係があることが判明。
法政関係…一見士郎のイメージとはあまり結びつかないが、なんだかこの進路を見る限りやっぱり士郎は世界というか人類全体を救うほどの「救い」をしたかったのかなーとも思う。
この進路も無辜の人々を少しでも多く救うシステムを築きたいという想いが強くあった故の選択なのかもしれない。
せめて目の前の人を救いたいと言いつつも、日本に止まらず中東あたりの紛争地に行っちゃうあたり、視野がものすごくグローバルというよりは壮大なのも、結局根底に「できれば大勢の人を救いたい」という願いがあったから…なんでしょうね。
そう考えると法政関係は妥当なのかもしれないし、エミヤが人類全体を救う守護者に進んでなったのもなんだか納得できます。
エミヤさんは結局武力行使のゲリラ活動専門みたいになってたみたいですが…。

実は個人的には士郎ってちょっと苦手です。
原作がほぼ士郎の一人称で進むから嫌なところもわかりやすいっていうのが大きいかもしれませんが。
もう思考回路が丸見えですからね…仕方ないか。

…って思ってたんですが、このキャラはするめみたいなキャラですね。
なんというか、噛めば噛むほど味が出るというか…セイバールートの士郎は苦手でしたが凛ルート、桜ルートを経るごとにこれはこれで良いキャラだと思えるようになりました。



士郎の最大のテーマである「正義の味方」とルートごとの行動について書こうとしたら、字数が大変なことになってしまったので、次回に回します…。

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