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Fateシリーズ考察・雑感4 Fate/Zeroランサ―陣営を考える

たまに、このブログを訪れてくださった方が、どんなキーワード検索をして来てくれたのかなーって気になって検索ワードをチェックしてみることがあります。
(あ、どこの誰が何を検索しているかなんて見ていないので、ご安心ください…。)
まだ50回も更新していないへっぽこブログですが、気づいたらその大半がFateネタ…。
我ながらよくも2作品だけでここまで引っ張れたものだな…と思います。
なので、この僻地のようなブログをわざわざ訪問してくれた方が入力した検索ワードも8~9割方Fateネタです…。

するとどういう訳か、やたらFate/Zeroのイケメン担当「ディルムッド」とFate/stay nightの凛とのコンビが絶大な人気を誇る「アーチャー」、言わずと知れた我様な「ギルガメッシュ」ネタが多いことがわかりました。

…いや、アーチャーはわかる。今、アニメ放送中だし。出てくるたびに謎が多い人物だし。
ギルガメッシュは…なんだかんだFate作品のほとんどに出てるし、彼も人気ですよね…。
しかし、なぜ今更こんなにディルムッド…って思うほど実は多かったです。

ということで、大変安易ではありますが、ネタにも困っていたしZeroのキャラクター考察でランサー陣営はどうシミュレートしても悲惨な目にしか遭わないとか言っちゃったし、彼らのことは割と好きなので、Fate/Zeroのランサー陣営について無責任にいろいろ書いてみようと思います。

Fate/Zeroランサー陣営

こいつらね…。

(注意)
・あくまで、私の想像というか私見なので、あまり鵜呑みにしないでいただけると…助かります…。
・例によってネタバレ満載なので、お気をつけください。

何も考えずに書きはじめたら、最終的に以下の4つの内容に落ち着きました。

①「ランサーの忠義、騎士道精神について」…ディルムッドさんの代名詞「忠義」と「騎士道精神」について適当に考えてみた
②「ケイネスとランサー」…前途多難な主従関係のケイネスとランサーの問題点と課題を適当に洗い出してみた
③「ランサーとソラウ」…空振りで終わったソラウさんの恋愛を適当に悼んでみた
④「ランサー陣営はどうすれば良かったの…?」…グダグダ昼ドランサー陣営の敗因について適当に考えてみた
要は「適当」なので、期待はしないでください…。

関連記事?
Fate/Zero キャラクター考察2 ランサー陣営(ケイネス・エルメロイ・アーチボルト/ディルムッド・オディナ)
Fate/Zero キャラクター考察9 その他2(ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ/遠坂葵)


1.ランサーの忠義、騎士道精神について


ランサーと言えばよくネタにされているというか、叩かれているのが「主への忠誠」、「騎士道精神」についてですね。
「忠節の道」を願って現界したくせに、結局自分の欲(セイバーとの騎士道に則った尋常勝負への執着)を優先させてるじゃないか!ということと、聖杯戦争に場違いな「騎士道精神」を持ち出してないか?というところです。

正直、これはその通りだと思います。
ディルムッドさん、自分の理想と現実の行動がぶれぶれなのである。
彼がここまでぶれぶれになってしまった理由ってこうなんじゃないかなーってところはキャラクター考察の方で書いたような気がします。
簡単に言うと、彼の欲全開に見えるセイバーとのいざこざは全部「忠義」よりも大事な「誇り」に起因したものであって、そのどちらも追いかけてしまったのが問題という結論だったと思います。確か…。

でもディルムッドってそこまで叩かれるほどの人なのか?
皆、完全無欠のパーフェクトイケメンを求めすぎてないか…?
というのが今回書いてみたいことです。
いや、割とネットの2chあたりの世界では彼、批判され気味なので、ちょっと見るに見かねて…(笑)

思い返してほしい。
Zeroの倫理観の欠片すらもない己の欲望に塗れた汚い男たち(笑)を…。
あの清純派ヒロイン、ウェイバーですら、基本他人を利用することを厭わないし、自分のことしか考えてません。

個人的に、ランサーのこれらの矛盾が目立って批判されるのって、他のメンバーと比較して基本的にまともでいい人故に、逆に欠点が目立ちまくっているという面が大きいんじゃないかなと思う。
もうギルガメッシュとかはああいう人として確立しているので、何をやっても許される感じじゃないですか…。
あ、例に出しちゃいましたが、私はギルガメッシュもウェイバーも好きですよ。

あとは騎士道精神が全面的に聖杯戦争という、ほぼルールなしのバトルロイヤルに決定的に合わないせいか…。
言っていることとやっていることが違う、マスターのケイネスを危ない目に遭わせたという批判もあるでしょうが、Fateシリーズって行動が前半と後半で逆転してたり、理想と現実がぶれてたり、結果的に相棒に迷惑をかけてたりするキャラクターばかりなので、ランサーだけに言えたことではないと思うんです。


さて、そのディルムッドの欠点が何かというと、やはりこうと決めたら頑として譲らない頑固さ(猪突猛進さ?)と馬鹿がつくくらい真面目すぎる点ですかね。
短所であると同時に間違いなく長所でもあるとは思います。
その証拠に、ディルムッドさんは原作によると「自分の苦難より他人の心の痛み」を気にする男であり、「諸人の絶望を是とする悪」を見過ごせず、その悪を倒すためには自分すらも犠牲にし、仁義と義理を大切にし、主従関係を弁えており、礼儀を重んじて(基本的には)ケイネスを立てようとする、中身までイケメンなやつです。
こんなに周りのことを気に掛ける律儀な男がZeroに他にいたでしょうか。
まあ、長所ではあるんですけど、ちょっと行きすぎなんですよね。

しかし、彼はそれだけでは飽き足らず、さらに「主のための忠節に生きる道」を志そうとします
ランサーがこの忠節の道を悲願(=理想)としたのは本心なのでしょう。
「騎士であるからには主に忠誠を尽くすのは本懐であるし、そうであらねばならない。」
主に見殺しにされるという悲劇的な末路を辿って死んだ末に英霊になっても、彼に残っている未練はこれだけです。
こんなことを考えちゃう時点で真面目ですね…。
ちょっと彼、真面目すぎやしませんか…?

これがランサーと気が合うマスターであれば、ランサーも大してぶれることもなく、主第一の忠実な騎士として聖杯戦争を終えられたことでしょう。
ところが、ケイネスと組んでしまったばかりにランサーの忠節への道は暗礁に乗り上げます
ケイネス先生、ランサーが忠義以上に大事にしている「騎士の誇り」を全く理解してくれない人でした。
考察で書いた通り、ディルムッドたちケルト神話の騎士にとって「誇り」は忠義よりも大切なもので当たり前のように自分に根付いているものだったんですね。
理不尽なゲッシュを何が何でも守ろうとするのもそのためで、stay nightのランサーのクー・フーリンも「英雄としての誇り」のためならマスターを裏切って自分が死ぬことになっても譲りがたいものだったわけです。
ディルムッドとクー・フーリンは同じ文化のアイルランド神話が出典の英雄で、幸運E故の悲劇を代表とする共通点が結構あるので比較しやすいのですが、一番この二人に共通することと言えば「誇り第一」で、自分の信条にそぐわない行動は令呪を使って命令でもされない限り、やりたくないということだと思います。
ケイネスの騎士にしてみれば下種(byライダー)な命令は、倉庫街の戦いで令呪を使うまでランサーは突っぱねていました。
もうクー・フーリンと同じですね。


なので、セイバーとの尋常勝負は騎士として一度約束してしまった以上、ランサーには何が何でも守り通さないといけない縛りともなってしまっていたのですが、ケイネスはそんな想いを理解してくれません。
つまり、ケイネスを主とした以上、「忠節」と「誇り」は両立できそうもないわけです。
ちょっとこれではケイネス先生を説得でもして、折り合いをつけない限り解決は不可能なのではないでしょうか。
でも、ケイネスも考えが凝り固まってるからな…無理だろうな…。

ここで、自分にとって一番大切なのは「誇り」なのであって、この条件では忠義の道と両立できないということに気づけば良かったのですが、頑固なディルさんがそれに気づくことはなく、そのまま突っ走ってしまいます。
ケイネスにとっての部下からの忠義は、誇りなんかかなぐり捨ててでも問答無用で黙って自分の言うことを聞く人だったと思うので、ここからしてもう二人が相容れることはできなかったのですが、それに気づこうともしなかった。
なぜなら、おそらく「忠義」も「誇り」も彼にとっては決して譲ることのできない疑いようのない二柱となってしまっていたからなのかもしれません。
理想と現実が乖離していることも顧みず、ひたすら自分の理想を追ってしまった「一途さ」と真面目さが仇になってしまいました。
割と猪突猛進だよね、ランサーって。
あ、でも傍からみれば矛盾している理想なのに、本人は気づかず突っ走ってしまったのって、切嗣やエミヤさんとかと一緒なのかも…。


クー・フーリンが聖杯戦争参加の目的を「自分が誇れる死闘を繰り広げること」として「誇り」のみに忠実になったのとは対照的ですね。
この二人のランサーの選択が決定的に異なったのは、ディルムッドが「騎士」でクー・フーリンが「英雄」であることを重視しているという価値観の違いのせいでもあると思います。
神話の時点でクー・フーリンは単独行動だらけの英雄の面が強いので、赤枝騎士団のメンバーって感じはあまりないのですが…。
まあ、どっちの道をとったところで、悲しいことに二人の末路はどちらもマスターによる自害命令なのですが、クー・フーリンのように「誇り」のみを自分の理想と掲げていれば、少なくとも「言っていることとやっていることが違う」の批判を受けることはなかったでしょう。



次、聖杯戦争には場違いな騎士道精神問題。
これは生前の文化では、騎士としての誇りが第一で、それが賞賛される世界だったんだから、簡単に捨てろと言うのは少々酷かもしれません。
なんだかんだ言ってギルガメッシュやイスカンダルも横暴で暴君のままなので、周りの言う事は一切聞かずにマスターを振り回しまくっているし、Zero版のアルトリアさんも騎士道精神で結果的に切嗣を危ない目に遭わせてしまってイライラさせてるし、キャスターのジルさんも生前同様、児童誘拐・虐殺を繰り返しているわけで皆、生前からの性癖は変わっていません
英霊やサーヴァントになったから生き方を変えろと言われても、そんなことできないんでしょうね。
それができるなら、エミヤさんも苦労しなかったはず…。

強いて言えば、ランサーの生前の立場が、騎士として恥じぬ行為をしなければならないという道徳に縛られたものだったことが、他のサーヴァントたちとの違いかもしれません。
いかに誇り高く正々堂々としているかが騎士としての誉れ、という価値観が生前の彼の世界の全てだったというのが災いしたせいではないか…と思います。


と言っても、現代で知られている「騎士道」は「キリスト教社会の騎士が守るべきものとされたもの」のため、正直言って古代ケルト文化の騎士(戦士?)がどのような倫理観を持っていたのかはわからないです。
文字もない文化だし…。
間違いなく、私たちが思っているような騎士道精神そのままの筈はないと思うのですが、埒が明かないし、皆が思っているのは中世の騎士道のことだと思うので、とりあえず一般的な西洋の騎士道であることを前提にすると、騎士が守らなければならないとされた「十戒」は「優れた戦闘能力、勇気、正直さ、高潔さ、誠実(忠誠)、寛大さ、信念、礼儀正しさ、親切心、崇高な行い」(by Wikipedia)などらしいですね。

さらに言うと現実の騎士が常に騎士道を守れていたわけではなく、しばしば裏切り、貪欲、略奪、強姦、残虐行為を常としていた騎士もいたらしいです。
だからこそ、騎士道に則った騎士は稀有であるとされ、周囲の者は騎士が騎士道に従って行動することを賞賛し、騎士もそれを栄誉と考えていたということだそうです。
戦闘では、「戦争で勝つことよりも”立派に戦うこと”がより大切とされていた」そうなので、ディルムッドさんが聖杯戦争の勝ち負けよりも、誇り高く戦うことを優先したのはこのためですね…。

「武器を落とした者には拾わせてから、落馬した騎士に対しては自分も馬から降りて戦うなど、相手の弱みに突けこむことも”不名誉”な行動とされていた」という部分は左手を負傷したセイバーを徹底的に他の相手から庇ったシーンに繋がりますし、逆にセイバーが左手が完治してからも、自分の左手のために宝具を破壊したランサーのために、左手を使わずに戦おうとしたことにも繋がっています。

また「一騎打ちは騎士の名誉と名声を高めるために絶大な効果があり、一騎打ちの間、他の騎士たちは戦闘に干渉することは許されず、一騎打ちの中止は本人達にしか出来なかった」というしきたりは、倉庫街での一騎打ちを邪魔するライダーやケイネスに対しての、セイバーの怒りとランサーの命令拒否の原因のようです。
これだけ見ると、騎士としても稀有な人格の持ち主ということで、ランサーは「騎士としては」理想的というか、完璧な人ですね。
セイバーに「高潔な戦士」と言わしめただけはあります。

じゃあ、主君への忠誠の部分はどうなのかということなのですが…。
これは日本の武士道と西洋の騎士道の決定的な違いの一つでもあるようです。
武士道では主君に対しては、絶対忠誠、滅私奉公であることを要求されます。
主君に命じられれば切腹するし、忠臣蔵のように自分を殺してでも主君に殉じるのが日本武士の鏡です。
一方騎士道では、主君との間で交わされた「双務的な契約」に忠実であることを要求されるので、契約上、主君を身を挺して守ろうとはしますが、「絶対忠誠、滅私奉公」をするわけではありません

さらに騎士は神に奉仕し、主君自身にではなく国家的な義務を果たすことを求められ、「自分自身に忠実」であることを約束したとのことで、主君が間違っていれば、盲目的に命令に従っていたわけではありません
ケルト神話においても、主君が間違ったことをすれば、あっさりと部下の騎士からの信頼は失われます。
…ということで、ケイネスと徹底的に信条が異なっており、彼の命令が騎士道に反するものなので、ケイネスの命令に従わないのも「騎士としては」必ずしも間違っていたわけではない…と…。
あ、主君の配偶者との不貞禁止のしきたりは、生前はゲッシュで縛られていたとは言え、完全にアウトですね(笑)
その反省も踏まえて、今度は徹底的にソラウを拒絶してはいますが…。


このランサーの真面目さと高潔さが彼の長所でもあり、聖杯戦争においては短所となってしまったと言わざるを得ません。
聖杯戦争の寝首をかいたり、闇討ちしたり、騙したりが上策みたいなバトルロイヤルに恐ろしく相性の悪い性格と価値観だったのがいけませんね…。
ということで、全くつくづく難儀なやつですね、ディルムッドって…というか、聖杯戦争にはつくづく向かない人ですね。


結論としては、ディルムッドは心まで完璧なイケメン騎士であろうとしてしまう真面目さ故に、理想にとらわれてがんじがらめになってしまったから、あんなことになってしまったのではないでしょうか…。
ちょっとマスターとの相性が悪すぎたのも原因の一つだと思いますし、ケイネスもランサーも自分の価値観を相手にも求めてしまったことも悪いとは言え、ちょっとランサーだけを批判するのはどうなのかな…というのが個人的な見解だったりします。
生前の立場や彼の性格を考えると致し方ないのかな…という感じもするので、私はむやみにディルムッドを批判することはできません…。
マスターのみなさん、英霊選びは慎重に
少なくとも、自分と性格が合いそうな英霊を選びましょう。
思えばマスターとサーヴァントの性格が合わないのに、ハッピーなエンドを迎えた陣営はZero、stay nightにおいて皆無です…。

一つ言えることは、BDのおまけ映像で言われた通り、彼は出る作品を完全に間違えています
中世ヨーロッパが舞台のファンタジーものや友情・努力・勝利がモットーの週刊少年ジャンプのバトル漫画の主人公の仲間ポジション、恋愛ゲームの攻略対象なら間違いなく大絶賛されそうですが、こんな騙し合いの汚いバトルがまかり通っている(笑)Fateシリーズでは間違いなく、悲惨な目にしか遭わず、その行動が批判されてしまっても仕方ないのかもしれません。
まあ、なんにせよ、ランサーがもっと他人なんかどうでもいい、自分が楽しければそれでいいという人だったらこんなことにはならなかったと思うので、なかなか悲しいですね。



2.ケイネスとランサー


この二人は…。
Zeroでマスターとサーヴァントの相性が最悪だったのは間違いなく三大騎士クラス陣営だったと思うのですが、その一陣営でもありますね…。
この二人、本当に仲悪いというか合わない人達でしたね。
なごやかな雰囲気なんて皆無で、二人一緒に登場するといつも険悪な雰囲気でしたもんねー。
この二人が相容れなかった原因は二つあると思います。


一つ目の分かりやすい理由は、ソラウさんを入れた三角関係
ケイネス先生の許嫁のソラウが、ディルムッドの魅惑の黒子の餌食になってしまい、以降彼女の中ではディルムッド>ケイネスの図式が揺るぎないものとなってしまいます。
当然、ぽっと出のサーヴァントなんかに許嫁をとられ、許嫁の自分よりサーヴァントの立場を立てる様を見せつけられたケイネスがランサーに嫉妬心を抱かないわけがありません。
ケイネスの目には、ランサーが色目を使ってソラウを唆して自分を陥れようとしているというフィルターがかかってしまい、ランサーが何と弁解しようと聞く耳も持たない状態に…。
ケイネス先生、ディルムッドの伝説調べて召喚してないのか…。
それとも、魔力を持つソラウがそんな呪いに引っかかる訳がないと高を括っていたのか…。
この問題は残念なことに、ソラウさんが我に返っていただかないと、この二人にはどうすることもできないでしょう…。


二つ目の原因は、お互いが相手の目的、価値観を一切配慮しなかったことによる相互理解不足ですかね。
もう二人とも頑固すぎて、頑として自分の意見を譲らないところが…。
そもそも最初にランサーの願いをケイネスが聞いたところの時点で相互理解不足問題は起こっていたわけですが…。
ケイネスは魔術師として魔術による勝ち抜き戦に勝利することに誇りを賭けていたし(そもそも参加の目的が魔術師としての箔をつけるため)、ランサーは騎士としての誇りは譲れなくて、正々堂々とした行動を貫きたがった。
そういう意味では、向いている方向は違いますが、この二人は似た者同士なんじゃないかなと思います。

問題は、相棒のことを全く二人とも考えていないことです。
聖杯戦争のルール上、マスターとサーヴァントは一蓮托生なわけでどっちかが倒されてしまえば、その陣営が勝ち抜くことはできません。
なので、二人の仲に亀裂が入り、連携に支障を来たすと内部崩壊の仲間割れをして脱落しかねません。
そんなルールは十分承知だったとは思うのですが、ケイネスはランサーの人間性までをも踏みにじって侮辱し続け、ランサーは最早ケイネスの願い(=聖杯ゲット)はガン無視なので、どんどん二人は疑心暗鬼に陥っていきます…。
さらにソラウを巡るいざこざも相まって、徐々に切嗣のつけ入る隙を作りまくったランサー陣営
もう少し、お互いが相手の大切にしているものを理解して、歩み寄ろうとすれば少しは関係も変わったのかもしれませんね。
良い教訓をありがとうございました。実生活で参考にさせていただきます…。
もうこの三人で陣営を組むという時点でなんだか問題点がありすぎて、いずれどこかで自滅するしかないのでは…と思ってしまいます、やはり。



3.ランサーとソラウ

この二人のことも結構よく検索ワードに引っかかってました。
まあ、可哀想ですよね、どっちも…。
ソラウの想いは成就せず、ランサーは主からあらぬ疑いをかけられてしまう始末ですからね。
強いて言うなら、出会う場所とタイミングを間違えたとしか…。
いや、ソラウさんにすでに許嫁がいる時点でもうアウトなのですが…。

ソラウはその生い立ちから今まで人を好きになるような、感情の高ぶりを経験したことがなかったところで、魅了の呪いを持つディルムッドにメロメロになってしまいますが、この呪い、対魔力があれば自力で解けるみたいですね…。
それをしなかったのは、やはり生まれて初めての恋しちゃってる状態が心地よかったからなのでしょうし、ひょっとしたら本気でディルムッドさんが好きになってしまったからなのかもしれません。
どちらも当てはまった可能性も否定できません。

ですが、思わず「私と戦って。私を護って、私を支えて、私と共に聖杯を獲って。」と言っちゃったり、「今この男と絆を保っていられるのなら、たとえどんな形であろうと構わない。そのためならどんな卑劣な嘘でもつくだろう。誰にもそれを咎めさせはしない。そう決して―邪魔者は許さない。」と決心しちゃったり、ちょっと、いやかなり重い恋ですよね…。
グラニアも姫としての立場と、どうでもいい人だったとは言え夫を捨てて、ディルムッドに呪いのようなゲッシュをかけて何年も連れまわすくらいなので、ケルトの妖精さんがきまぐれでつけた魅了の効力、恐ろしいです…。
そういえば、stay nightのメディアさんが引っかかった魅了の呪いのせいでの彼女の大暴走は、お相手のイアソンさんがドン引きするほどでしたね…。


そんなソラウの自分を見る目がかつてのグラニアと同じことに気づいてしまったディルムッドは気が気じゃありません。
なんて言ったって、過去の苦い記憶のデジャヴです。
誰も恨んでいないし天命には納得しているとは言え、魅了された主君の伴侶である女性の暴走により、彼の生前の人生計画が狂わされた(自分はこのまま主への忠義を貫いて、名誉の戦死をするのだろうと信じて疑っていなかったらしい)のは事実であり、騎士の模範だった彼を不貞と不忠の道に追い込んだ原因なので、もう相手がソラウであろうとなかろうと、二度と同じ轍は踏みたくないと思ったのは確実です。

この「相手がソラウであろうとなかろうと」っていうのが、ソラウにとっては可哀想ですね。
ランサーにとっては、ソラウはただの「主の伴侶」以上でも以下でもない存在であり、そのポジションにいる限り、ソラウさんの想いに応えることは何があってもできないと…。
ちゃんと自分を見てくれず、ばっさり断られるどころか、ちょっと避けられてるソラウさん…。
お気の毒です。

ですが、ここでランサーがソラウの想いに応えてしまったら、きっと綺礼の愉悦ターゲットにされかねない、作中では比べものにならないほどのドロドロ展開が待っていたことでしょう…。
それはそれでおもしろいですが。

やっぱりむさ苦しいおっちゃんではありますが、イスカンダルがケイネスに予定通り召喚されていた方が皆幸せだったかもしれません。
あ、でもディルムッドに恋していた時間がソラウの人生で一番輝いていた時間みたいなので、一概にもそうとは言えないのかな…。



4.ランサー陣営はどうすれば良かったの…?


…これですね…。
一応ランサー陣営の必勝戦略は、公式の設定資料集で紹介されています。
①ランサーの騎士道精神をくすぐらせないよう、セイバーとは会わせない
②ゲイボウで相手に一撃を食らわせたら撤退を繰り返す
③強敵はバーサーカーになんとかしてもらって、あらかた敵がいなくなったら、ゲイジャルグでバーサーカーを倒す
ってやつです…。
まあ、どう考えても終盤で「手加減抜きでいく」宣言をしてしまった慢心抜きのギルガメッシュに誰も勝てるわけがないので、もうどうすれば優勝できるか考えるのも無駄かな、って気がします。

なので、今回はどうすればあの悲惨なエンドを回避できたかだけを考えてみようかと思います。
あの、ランサーは令呪で自害させられ、ケイネスがソラウを人質にとられて令呪を手放したにもかかわらず、ソラウともども射殺されるという、切嗣の株が大暴落した(笑)胸糞注意なDEADエンドですね…。


個人的には、あれはソラウが人質にとられてしまった時点でチェックメイトだったと思います。
ソラウ命なケイネスにとっては、ソラウを人質にとられたら切嗣の要求を飲むことは必然なので…。
ということで、戦闘能力皆無なソラウが前線に出ざるを得ない状況を作った「ケイネスとソラウのマスター交代」。
これがなければ、あのBADエンドが回避できたのではと思ってしまいます。
ランサーがソラウを新都のビルの屋上に置いて行ったのも、戦闘ができないソラウを何が起こっているかもわからない戦地に連れて行って庇いながら戦うことはできないと判断したからだし、戦闘の心得があれば、猛者とは言え魔術師でもない舞弥にしてやられることもなかったかもしれません…。


結論から言うと、あの悲劇は初めの倉庫街の戦いから始まっていたのではないかと思います。
つまり、何を思ったのか知りませんが、ケイネスがランサーに一日街を歩かせて誰かをフィッシングしようとした作戦。
そして、よりもよって釣れた魚は、切嗣率いるセイバー陣営。
あれのせいでもう全ては始まっていたのではないかと…。

ケイネスがソラウから令呪を奪われてマスターを交代させられた直接的な原因は、切嗣に魔術行使不能な傷を負わされたからです。
しかし、そもそもなぜケイネスが単身、アインツベルン城に乗りこんだ末にやられてしまったかと言うと、切嗣に付け狙われてケイネスご自慢の工房を破壊されたからであって、その原因はランサーがセイバーに倉庫街で治癒不可能な傷を負わせたから…なんですよね。

ケイネス先生は一見用心深そうに見えて、今まで挫折を知らなかったということで非常に傲慢で自信に満ち溢れている面があります。
きっとあのフィッシング作戦も、自分から戦いをしかけて華麗に初戦に勝ち星を上げようとしたのだと思いますが、ちょっと聖杯戦争では軽率すぎた行動だったのではないでしょうか。


さらにケイネス先生はプライドが高いので、挑発すれば必ず乗ってくれる人です。
工房を破壊されたとなっては、ソラウの手前もあるし、一矢報いないわけにはいきません。
ソラウにいいところを見せたかったんでしょうが、味方のランサーにも黙って、単身アインツベルン城に乗り込んでしまいます。
切嗣の挑発に易々と乗り、切嗣を追い詰めることに嗜虐心を抱いてしまった油断のせいで、何回も手の内を相手に晒してしまったことが切嗣に倒された原因ですね。
切嗣さんはケイネスからしてみれば、思いもよらない魔術師のルールに縛られない人だったため、魔術師界のルールに縛られたケイネス先生は為すすべもなく、寝たきり状態に…。
ケイネス回収ついでにランサーが切嗣を倒してくれれば、やっぱりあの悲劇は回避できたとは思うのですが、セイバーとの騎士道同盟のため、それもできず…。
そこに、ケイネスなんかどうでも良くて、ランサーを何としてでも自分のものにしたいということしか頭にないソラウの餌食になってしまったと…。
あ、あれ…ランサー陣営の人達の性格のせいという面も多分にありますね…マスター交代の要因。

【原因】
初日のフィッシング作戦でセイバーを釣ってしまい、切嗣に目をつけられたこと。
さらにランサー陣営の人達の性格が招いた事態により、マスターを交代したことが悲劇の原因。

【回避方法】
ケイネス要介護状態によるマスター交代を避けるために、もっと慎重に敵を選んで初戦に臨む。

ケイネスは傲慢で人を下に見てしまって油断する癖を止めるべき。
ソラウは殺し合いの場に恋愛を持ち込むのは止めましょう。
ランサーは騎士道精神を捨てて非情になってください。これは殺し合いです。

あれ、下の3つはどう頑張っても無理なんじゃ…。


…うーん、やっぱりこれは無理ですね。
ランサー陣営はどう頑張っても危うい要因が多すぎて、悲劇エンドしか想像できないです。
やっぱりチーム三すくみ、ドロドロ人間関係がこの陣営の魅力であって、敗因だったわけですね…。
というひどい結論で今回は以上!



あ、あれ…こんなに取り留めもない内容にする気はなかったのに、気が付けば雑多すぎてわけがわからない状態になってますね…。
完全にひまつぶしの駄文ですが、書いた本人は割と楽しい時間が過ごせました。
特に中世の騎士について調べている時間ですね。
また無駄知識が増えましたね…。

こうして、またまったく生産性のない無駄な記事がサーバーの肥やしになっていくのであった…。

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