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「花燃ゆ」感想 第一話「人むすぶ妹」

今更ですが、やっぱり好きな時代なので、気力が続く限り感想を書いていこうと思います。

花燃ゆ

幕末は高校生の頃から好きで、確か当時絶賛絶版中だった久坂玄瑞主役の小説『花冠の志士』を古本で定価の何倍もする値段で買った記憶があります。
先日、書店にて復刻されているのを見て複雑な気持ちになりました。
ちなみに幕末で好きな人物は中岡慎太郎です。
久坂さんの友人かつ長州入り浸り脱藩浪士ということでの出演は…全く期待していませんが。

(注意)
台詞は字幕なしで適当に聞こえた言葉を書いているので、間違っていたら…ごめんなさい。

第一回「人むすぶ妹」(2015年1月4日放送)



さてさて、昨今二年に一回くらいの割合で放送されている気がするやたら増えてきた女主人公大河。
確か2008年の「篤姫」が高視聴率で、その後、スイーツ戦国大河と名高い(私も確か第三回目あたりで挫折してしまった…)「江」があって、同じく幕末の会津出身の新島八重が主役の「八重の桜」と来て、満を持して今度は長州ということなのですが、今回は先行して発表されていたこの番組のキャッチコピーやらポスターやらがやたら不安を煽るようなものばかりだったので、ちょっと心配でした。

だって、キャッチコピーが「幕末男子の育て方」で制作コンセプトが「幕末のホームドラマ」、「幕末の学園ドラマ」ですからね。
おまけに四枚綴りのポスターが花をバックにイケメン志士といちゃつく文さんという大河ドラマにあるまじき少女漫画仕様ですからね。
主演が井上真央ということで、幕末版「花男」をやりたいとかいうんじゃないだろうな…。

そして、主役が幕末好きどころか長州好きじゃないとまず知らないだろうっていう吉田松陰の実妹の文さんとは…。
思い切りましたね。

ですが幕末って一部人物を除いて偉人・英雄とされている人物は志半ばで横死してしまった人ばかりなので、放送期間一年を保たせて、幕末という流れを押さえるには今回のように傍観者視点で話を作った方が楽なのかもしれません。
30数年前の大河ドラマ「花神」は 大村益次郎(村田蔵六)が主役ではありましたが、やはり吉田松陰、高杉晋作パートを経ての益次郎パートでしたもんね…。

とは言え、今回益次郎さんとは比べものにならないほど逸話のない文さんなので、文パートをどう捏造脚色してくのかが今回の大河の評価を左右するポイントとなるのでしょうね。
逆ハーレム少女漫画のような謎の力によるイケメンたちの心のよりどころポジションのみで終わらないことを願います。


個人的には久坂玄瑞って2004年の「新選組!」とこの「花神」くらいしかまともに出てこないので、今回どういう描かれ方をするか気になっています。
文さんの器量が好みじゃないとかいう理由で結婚を一度断る場面はどうするつもりなのか(笑)

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冒頭はポスターでどうやってこれを屋根の上に持ち込んだとつっこみたくなる大量のおにぎりシーンからですね。
大河一話冒頭ってその人物の歴史的瞬間を見せてから、回想に入るって流れが一般的な気がするのですが、文さんの人生で一番重要なシーンってひょっとして、このお兄さんの私塾メンバーに囲まれたおにぎりシーンなの
え、おにぎりマネージャーシーンなの?

アニメファン大歓喜のナレーション役の池田秀一ボイスで、文は「多くの若者を育んだ一人の女性」とか紹介されてるんで、志士たちのお母さん、お姉さんポジションでいくのは確定のようですが…。

ところで、この一連のシーン、後に名前を残す松下村塾メンバーの名前と肩書がずらっと出てきますが、笑ったのが

花燃ゆ1

久坂さんの肩書が「攘夷を実行」(笑)
いや、確かに早くに亡くなってしまったので、肩書つけるの難しいけど、もうちょっとなんとかならなかったのか。

久坂(180cmくらいだったと伝えられている)と高杉(156cmくらいとのこと)の身長差も再現されていましたね。
久坂でかい。


砲術調練と杉家の人たち


OP後は時代を遡って嘉永年間からスタート。
長州藩の砲術調練の指揮を執るのは、山鹿流兵学師範であり、すでに天才と名高かった吉田寅次郎(21歳)。
自ら指揮を執るものの、日本古来からの兵学ではこの先異国と戦っていくことはできないのでは考えている寅次郎は「こんなんじゃいけん」と疑問を持っているようです。
ここで、なぜか離れた場所にいる文がテレパシーをキャッチし、どういうわけか寅兄の「こんなんじゃいけん」をそのままつぶやいてしまします。
いやいや、何これ。
何このマジカルパワー。

初っ端から、「このままの日本の学問では異国とは戦えない」と考えを固めている寅次郎さんは、それをどうにかするために九州へ留学します。
欲を言えば、寅次郎がなぜここまで日本の学問に危機感を持っているのか、異国の脅威をもっとナレーションだけではなく、ドラマで見せてくれると視聴者にもわかりやすいかなとは思いました。
海に囲まれた長州は海岸防備が急務というのは、紹介されますが、西洋の船が日本へ上陸しようとする事件はペリー来航前にもあったわけだし。

九州出発前に文に禁書の存在を明かし、実は禁書を九州でゲットできたらいいなーと軽く野望を語ります。
今回の重要アイテム「禁書」はしっかり文の頭にインプット。
松陰先生は今回このドラマで「せわぁない」を流行語大賞にエントリーさせたいのでしょうか


杉家はなんというか、人口密度が高くて登場人物多いので、一話で全員を把握するのは大変ですね。
人一倍人見知りで家族以外の人間と話すのを怖がる文、ユーモアたっぷりで知的で魅力はあるものの、ちょっと何をやらかすかわからない杉家次男の寅次郎、生まれつき耳が聞こえない文の唯一の遊び相手の弟・敏三郎、かわいいけど、いじわるな姉・寿、今のところ、影が薄い長男・梅太郎。
あとは、お母さんやら梅太郎の妻やら、熱血で危ない雰囲気しかないスパルタ叔父さん玉木文之進やらいますが…。
お父さん役の長塚京三さん、相変わらずユーモアあってなんかかわいいですね。
篤姫でもお父さん役やってましたが、細かい芝居が面白い。


わくわく長崎ライフ


画面代わって寅次郎のわくわく九州留学ですが…。
これ、この時代にはないはずのグラバー邸でロケしてますね。
どういうことだ(笑)

西洋の文化に触れて圧倒される寅次郎ですが、やはり日本の海防は遅れていることを確信。
そしてついに念願の禁書『海防憶測』を肥後藩藩士の宮部鼎蔵からゲットします。
寅次郎とはかねてから知り合いであり、一緒に東北遊学をした仲だったと思うのですが、宮部さんまた貴方か
どうも宮部鼎蔵と寅次郎が絡むとロクなことが起こらないような気がするのは私だけ…?


伊之助と文の出会い~きっかけは君が落とした禁書


儒学者の家を継いだ小田村伊之助は、江戸留学を義母に邪魔され、明倫館に呼び戻されてしまいます。
儒学家の家に養子に貰われ、明倫館で教師をした経歴があるものの、寅次郎と同じくもっと西洋の知識を含めて新しい学問を学びたい若き伊之助さんは苦悩することに。
どう見ても、大沢たかおさんの侍姿が南方仁にしか見えないと言ってはいけない…。


学問は家のためにするんですか?
学問は何のためにするんですか?

きましたね、今回のテーマ「学問問答」が。
高杉晋作少年期が登場して、伊之助さんに問答を投げかけます。
答えられない伊之助。
どうやら第一話のテーマを初っ端に投げかけてきたのは晋作くんだったようです。


この日本国を守るために、私はもっと学びたいんです!」
「古い学問をやっとるだけでは死んどるんと同じです

学問を学びたいのは家のためではなく、日本のため。
晋作には答えられなかったものの、伊之助さんのモチベーションは国のためでした。
しかし、義母には響かず、川でやさぐれることに。


ここの川で文と偶然出会うわけですが…。
伊之助、どう見ても不審者…。
懐に入れている本を落としたことに気づかないって有り得るのか…
少女漫画お約束のうっかり落し物によるシナリオ進行のような気がしてなりませんが、とりあえず今回の重要アイテムの禁書×2はここで揃いました


明倫館侵入


件の悪い本を弟が拾ってきてしまいますが、伊之助さんの涙を見てしまった文は、誰にも打ち明けずに明倫館に届けに行っちゃうという選択を取ります。
明倫館の警備ザル…。
ところが、あっさり不法侵入は見つかり、タイトル部分に紙を上から貼っただけの小細工はすぐに見破られ、禁書を藩校に持ち込もうとしていたことがばれてしまいます。
ってか、伊之助さんなんでこんなすぐわかるような工作を…。
表紙破るなりすれば…いいのにね。


文之進名物体罰


どこで拾った禁書なのか、誰に届けようとしていたのか口を割らない文に文之進叔父さんからの顔面平手打ちが炸裂。
あの平手打ち、フェイクではなく本当に叩いたとのこと…。
子役の女優魂すごいですね。


寅次郎の名言大サービス


白状するまで家には入れんとのことで、雨の中一人立ち尽くす文の前に現れたのは帰宅したらしい兄の寅次郎。
松陰先生の一人称、この時点では「俺」ですね。
後々「僕」に切り替えるのかな。


自分も幼少時には文之進のスパルタに泣かされたとのこと。
かゆいから頬をかくのは己の為の行いとか…もう頭おかしいわ(笑)

己を捨てよ。公の為に生きよ。
己の無知を繕い、その場を乗り切れば満足か!
それは死んだ学問じゃ!
己の頭で考えることを学べ!」

至誠にして動かざるは未だこれあらざるなり
幼少時に叩きこまれたこれらの教えは、そのまま生涯寅次郎が捨てなかった理念なんですよね。
彼、自分の保身とか度外視で、ひたすら好奇心と信念のままこの先行動していきますが、寅次郎の素で何かやばいことを平気でやらかしかねない危うさは、もうこの教育の賜物なのかと思うと、なんだか笑えませんが。
悲壮感が…ね。
牢屋に入れられるのも「せわぁない」で片づけますしね。


本は文字ではない。本は人じゃ。
開けば触れることが出来る。他の人の考えに。
江戸におる人にも、外国におる人にも、とうの昔に亡うなった人にも出会うことができる。
同じく悩んで同じく答えを見つけようとした誰かがおって教えてくれる。
その人の目で見た世の中の…人生のあらゆることを教えてくれる。
生きるに迷うとるんは自分一人じゃないことを。
おかげで兄は天命を受け入れることができた。
人と出会うて、兄は変われたんじゃ

勉強したくない、読書嫌い、何のために勉強するの?って聞いてくる子供がいる人は参考にしたくなるような模範解答。
でも、これが理解できる子供はなかなかいないのかな。


さらに文が人見知りなのは
「怖いのは、おまえがちゃんと人を見ようとしているから。
本当は誰よりも強く人を知りたい、人と出会いたいと心の底から願ってるから」
と分析し、禁書の持ち主を庇った彼女の優しさを褒めます。

割と唐突ですが、この言葉あたりで文さんのスイッチが入り、翌日の孟子暗唱に繋がるのか…。
こんな魅力半端ない名言大サービス兄がいるなら、もっと前に彼女の人見知りは克服できてそうな気もしますけどね
これ、先生死んだらどうするんだ。
今回ほぼ寅次郎で保ってるようなものなのでは…。


文、覚醒


翌日伊之助に会っていきなり孟子を諳んじる文さん…。
「明人倫也」は、 萩の藩校である明倫館の名付けの元になっていて重要なのはわかります。
しかし、昨晩からのこの変わりようは唐突(笑)


スーパー文之進放置プレイタイム


一方明倫館で、禁書の持ち主を探しだそうとする教師陣。
この場で、寅次郎は満を持して演説を開始します。
たとえ邪な本であろうと、自ら考える力があれば洗脳されることも流されることもない。
そもそも、敵になるであろう異国のことを先に知ろうとしないのは、おかしい。
皆が禁書を読もうとするのは、知りたいという気持ちがあるからだー!と文之進さん公開処刑な内容をぶちまけた後、

これは幕府が禁じた本。ですからこうしましょう
伊之助の本を破り捨てる。
無駄です。ここにもあります
どやー!
懐から自分が隠し持っていた『海防憶測』を取り出す。
すみません、ここのシーン笑ってしまいました。


皆に問いたい。
人はなぜ学ぶのか。
私はこう考えます。
学ぶのは知識を得るためでも、職を得るためでも、出世のためでもない。
人にものを教えるためでも、人から尊敬されるためでもない。
己のためじゃ。
己を磨くために人は学ぶんじゃ。



寅次郎の言葉に感化される小田村さん。
騒動の元の禁書は自分が持っていたものであると宣言し、さらに文之進そっちのけで演説始めちゃいます。

なぜ学ぶのか?
この世の中のために、己がすべきことを知るために学ぶのです。
私はこの長州を…日本国を守りたい。
己を磨き、この国の役に立ちたい。
そのために学びたい。
まだまだ学びたい

下手したら二人とも捕縛ものな状況の中、友好を深め合うお二人。
なんだこれw


そうせい侯


さて、お怒りの教師陣により奥に下げられた二人ですが、緊張感はゼロ。
同志ができたことを喜び合うところで、藩主の毛利敬親さんが登場。
どんな沙汰が下るかと思えば、超寛大藩主敬親は、明倫館をこれからの時代にふさわしい学び舎にしたいと語り出します。

だがせいてはならん。
人は古いもの、慣れ親しんだものを容易には捨てられん。
変わることを恐れるのもまた人の心じゃ。
焦らぬとも、まことに変わらねばならぬときには変われるであろう

「二人とも忠義に励むよう」
とのことで、まさかのこの度の件は不問。
主人公補正理解のある藩主のおかげですね。
ところが、ここで退き下がらないのが空気が読めないことに定評のある寅次郎さんです。

「江戸に学びに行きたい」
との希望を申し出、伊之助も便乗。

藩主「人こそ、この長州の宝じゃ。そうせい。
あっさり江戸留学の許可が下りました。
部下の進言を何でも「そうせい」で通していた通称「そうせい侯」で名高い藩主敬親さんに「そうせい」って言わせたかったんだね(笑)

そして、寅次郎と伊之助、抱き合うなよ、殿の御前で。


人と人とを出会わせる不思議な力


今回の文の活躍?で俺みたいな突拍子のないことをやらかす男が長州にまだいたなんて…とご満悦な寅次郎さん。

真心を尽くせばなせぬことはない。
気持ちは必ず伝わる。
人の本性は善だと、俺は信じる。
じゃから真心を込めて人と向き合えば、思いは必ず伝わるはずじゃ

これね…安政の大獄あたり考えると悲しくなってくる言葉ではありますが…。


自分が一番好きな言葉「至誠にして動かざるは未だこれあらざるなり」を文に紹介し、
おまえには人と人とを出会わせる不思議な力があるのかもしれんのう
と文の隠れたマジカルパワーを指摘。
文さんはコーディネーターの素質があるとのことである。

ところで、山県大華、椋梨藤太、完全に悪役ですね…。


江戸へ


とりあえず、言いたいことはこれだけ。
なんだこの二人のはしゃぎっぷり。
海岸で追いかけっこしてるんですが
これは、その手の人へのファンサービスなのか。

一方文さんは覚醒済みですので、今まで姉の言葉に従うだけだった姿勢を改め生き生きとし出します。
寅次郎半端ないな。



次回、「波乱の恋文」
寅次郎さん、早くも脱藩疑惑。


割と初回面白かったです。
まあ、寅次郎の力がかなり大きかったわけですが。
次回以降は井上真央出演とのことなので、本番は来週からですが、このまま前評判をいい意味で裏切るドラマになってくれればいいなと思います。
次週のサブタイトルがいきなり少女漫画みたいなのがアレですが…。

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●花燃ゆ感想バックナンバー
「花燃ゆ」感想 第一話「人結ぶ妹」
「花燃ゆ」感想 第二話「波乱の恋文」
「花燃ゆ」感想 第三話「ついてない男」
「花燃ゆ」感想 第四回「生きてつかあさい」
「花燃ゆ」感想 第五回「志の果て」
「花燃ゆ」感想 第六回「女囚の秘密」
「花燃ゆ」感想 第七回「放たれる寅」
「花燃ゆ」感想 第八回「熱血先生、誕生」
「花燃ゆ」感想 第九回「高杉晋作、参上」
「花燃ゆ」感想 第十回「躍動!松下村塾」

第十一話以降はこちらへどうぞ↓
大河ドラマ「花燃ゆ」感想・つっこみバックナンバーまとめ

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2015/01/12 (Mon) 17:40

花燃ゆ 平成27年大河ドラマ NHK総合 2015年1月4日~ [キャスト] 井上真央 大沢たかお 伊勢谷友介 高良健吾 東出昌大 優香 瀬戸康史 劇団ひとり 佐藤隆太 要潤 かたせ梨乃 内藤剛志 奥田瑛二 長塚京三 松坂慶子 北大路欣也 ほか ナレーター:池田秀一 [スタッフ] 作:...

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