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「花燃ゆ」感想 第四回「生きてつかあさい」

えっと…あれです。
今週感想書くのが遅れたのは、やる気が起きなかったからです。
というのも、先週のようにわかりやすいつっこみどころ満載回でもなく、かといっておもしろくて早く感想書きたいという感じでもなかったので…。

花燃ゆ

要するに、ただのつなぎ回みたいな印象を受けました。
なので、ちょっと感想を書くのがめんどくさいというか…。
もうただの備忘録です。

今回は無謀にも、英語できないのに渡米しようとして失敗した松陰先生と金子くんの今後はいかに…という感じだったわけですが。
もうあれですね、MVPはお父上と長男で良いですかね。
あれだけ願った寅次郎の出番多めの回だったんですけどね。
どうも松陰家族視点だと、家族の迷惑を顧みない松陰先生のお株がダダ下がりになるのは致し方ないということなのか。
今後、私の中の松陰先生の株が上がる日は来るのか。

(注意)
台詞は字幕なしで適当に聞こえた言葉を書いているので、間違っていたら…ごめんなさい。
英語とか特に…。

第四回「生きてつかあさい」(2015年1月25日放送)


一同茫然


先週の放送のラストで、寅次郎と弟子の金子くんが密航しようとして捕まったことがおまけのようにちょろっと流されたわけですが…。
今週はこのお二方が伝馬町の牢に護送されるシーンから始まります。

寅次郎を乗せた駕籠を見つけた伊之助さんは、ついに寅次郎に掴みかかる勢いで糾弾します。
寅次郎…なんで早まった!
いっつもじゃ!おまえはいっつもそうやってのめるように先を急く!
なんで待てん。なんで急くんじゃ!

無言の寅次郎さん。

なんで打ち明けてくれなかった…。
あれだけラブラブだったからこそ、裏切られた伊之助さんはすっかり意気消沈気味。
二人の仲に亀裂が…!


そして萩の杉さん宅では、文之進叔父さんの叱責が飛びます。

え、誰に…?

そりゃあ、寅次郎に会ったにも関わらず、彼の密航を止められなかった梅太郎兄さんにです。
先週熱弁を奮ったにも関わらず、弟に裏切られた兄さんです。
可哀想ですね。

恥を知れ!
なんで寅次郎を止めることができんかった!
江戸で寅次郎と会うたんじゃないんか!

申し訳ございません!!
まさかあんなに尺を取った感動的な説得シーンが水泡に帰すというか、何の意味もなかったなんて、誰も想像できませんよ。

それで、寅次郎は今どこに?
このお母さんはいつも笑顔なんですが、さすがにこの場面でもニコニコというかヘラヘラしているのはちょっと不気味です。
個人的に。

わしがおまえなら、牢へ赴き寅次郎を討った後、己の腹を掻っ切った!
おっさん、滅茶苦茶言うなよ。
考えてみれば、あの寅次郎を形成したのはあなただからね!
あなたの教育の賜物だからね。
文之進と寅次郎は向いている方向は違いますが、おそらく血が上ると何しでかすかわからなそうなところ、そっくりだと思います…。

さてさて他の面々はいうと…影が薄い系父・百合之助さんは、何かを決意したように黙って席を外します。
先に言っておくと、今回の主人公はこのお父さんです。
空気の読めない系少女の文は、父を追おうとしますが、空気読める系少年の弟・敏三郎は黙って文を止めます。
なんてできる弟なんや…。

寅兄様は、どうなるんですか?
ご公儀に盾突き、国禁を犯したんじゃ。……死罪じゃ
Oh…。
第四回目にして、寅次郎兄さんに死亡フラグが立ってしまいました。


寅次郎密航の報を受けた杉家の人々の反応を比較してみた



【父】
父上には何かお考えがあるんでしょ?
何か手立てが

江戸に赴き、ご公儀に申し開きするとか
先ほど、黙って席を外した父上に話しかける文。
無茶苦茶言ってくれますが、この時の文がまだ10歳と考えると妥当か…。
このドラマの文の違和感は、ひとえに10歳相応の言動と年頃の少女の言動が都合よく(?)入り乱れ、それを20代の女優が演じているというところなんですよね。
未だに文さんをどう見て良いのかわかりません。

何もできん。
寅には寅なりの大義があってのこと。
寅が引き受けるしかない

嫌です!
このまま、寅兄様の死を待つだけなんか。うちは嫌です!

そんなら、おまえのできることをすりゃあええ
ここで文さんが何をするのか。
気になるところではあります。
というか、お父さん。
文はあの寅次郎の妹ですよ?
そんなこと言って、本当に江戸まで言って申し開きとかやりかねませんよ…?

【母】
異国ですか。九州を廻り、奥羽を廻り、次はいったいどこやろうと思っとったら…
のんきやな、母さん。
と言いたくなる表情です。
このお母さん、夜中に寝ずに思いつめる父に黙って羽織をかけるシーンがあります。
笑顔で。
この人、なんかニコニコしていますが、夫の異変に気づいてるのかいないのか。
ひょっとして本当にただの楽天家なのか…。

【弟】
夜になりました。
何やら一人でごそごそと荷造りをしている弟を発見する文。
なんとこの弟さん、単身江戸に赴き、寅次郎兄ちゃんを助けようとしていました
ほらー、お父さん!言わんこっちゃない。
この弟も分別あるように見えて、やるときはやる杉家魂の持ち主でした。

【兄】
ここで、廊下を歩いている梅太郎の姿を文と弟くんは目撃します。
なんか様子が変なので、尾行する二人。
なんと、梅兄ちゃんは仏壇の前で腹を切ろうとしていたのでした。
文之進さん、あなたのせいですよ。
寅次郎さん、兄ちゃんを苦しめてますよ。

そこで声をかけたのが、今まで杉家であまり存在感のなかった梅太郎の妻の亀さん。
寿姉さんに料理を教えてとせがまれていた文の義姉です。

お帰りになられてから、ずっと忙しなかったんで、言いそびれちょりました。
おかえりなさいませ。
ようお戻りになられました。
ほんに、ご苦労様でございました

……うん
まさに自害をしようとしていたところに声をかけられ、守るべき妻を思い出した兄ちゃんは切腹を思い留まったのでした。(たぶん)
いい話だなー。
これ、文章で書くといまいちですが、光の当て具合とか役者さんの間の取り方が良くて、なかなか素敵なシーンでした。
今回は、地味な杉家メンバーが頑張ってドラマを持たせています

【姉】
翌日、寿姉様の家に訪問した文。
なんと、身持ちで家事やってる寿の姿がありました。
たぶん、この騒動でトメさんは出てったんでしょうね。
さらに「松島様(伊之助の兄の家?)から明日のお茶会は遠慮せよ」との手紙が来たと投げやりです。
相変わらず寅次郎のとばっちりを一身に受ける寿姉さん。

せわぁない。
母上の口癖、こういう時に使うんやね

投げやりです。
もう寿さんと寅次郎の溝は埋まらないと思います

お体労わってつかあさい。
手伝いも、明日からうちが参ります!
父上に言われたんです。おまえのできることをせよと

ということで、当面文は姉ちゃんの手伝いを全力ですることに決めたようです。
うん、せめて兄ちゃんのとばっちりを食った姉ちゃんでも助けてやってくれ。
良かった、江戸に行くとか言いださなくて。

父上は、お腹を召されるんやろうか。
だって、寅兄の育役ですもん。
切腹せよと言われたらお受けするしか…。
寅兄は、いつまでうちらをこんな目に遭わせるつもりなん

吐き捨てる寿さん。
「父上の切腹」というワードがここで文に刷り込まれます。

姉ちゃん、グッジョブです。
超現代思考でこんな人が江戸時代にいたのかは知りませんが、今のところ寅次郎に対する反応で感情移入できるのは寿姉ちゃんだけです。
悪いけど…。


ついでに長州藩上部のお歴々の反応も


場面変わって、萩城です。
藩主及びその側近の方々は、自藩の人間が犯した天下の大罪の報を受けて慌てふためきます。
…と言っても、基本は今までと一緒です。
寅次郎擁護派(藩主、周布)と割と常識的なアンチ寅次郎派(椋梨)が話し合っているだけです。

長州藩右筆椋梨「許されることではございませぬ。
長州からあのような不届き者が出るなど!
いったいご公儀になんと申し開きをするつもりか!

藩主敬親「寅次郎は、寅次郎は長州の宝ぞ
殿、よろしゅうございますか。
あの者は、育という恩情で済んだのをいいことに脱藩、建白書差し上げと不忠を重ねた挙句、此度の大罪を犯したのでございますぞ!
関わった者はすべて厳罰に処すように心せよ!

安定の甘々藩主敬親さん…。
ここは「そうせい」とはいかなかったようです。


寅次郎劇場開幕


その頃、伊之助は関東で寅次郎を救い出そうと奔走していました。
結局、彼らの絆はこんなことで切れるわけがない深いものだということが証明されました。
うん…。

伊之助は、寅次郎に会ったという牢番から寅次郎取り調べの際の話を聞きます。

~牢番・金太郎さんの話~
「あんな奇妙なお侍は見た事がないね。
自分から番所にやって来て密航の洗いざらいを打ち明けるんだ」

ということで、ここから回想シーンがスタートします。
浦賀奉行所で「君は船が潮で流されて、たまたま黒船に救われただけだよね?」と取り調べの際に助け舟を出される寅次郎。
いえ!ぺルリの船をこの目で見るために、志を以て密航を企てたものでございます
と馬鹿正直に答えてくれます。

(「いやいや、勘弁してくれよ。」)
一向に仕事が終わる気配が見えず、困っちゃう奉行所一同。
……始めから述べてみよ
しぶしぶ寅次郎の話を聞くことになってしまいます。


ここでさらに遡った回想シーンとなります。
まさかの回想シーンが入れ子です…。
撮るのがめんどくさいからか、寅次郎が主役じゃないからかカットしたかと思われていた寅次郎密航シーンが描写されます。
(ごめんね、まさか今回やってくれるとは思わなくて…先週批判して。)

ただし、寅次郎をここまで狂気に駆り立てた過程や、いつの間にか仲間に加わっていた金子くんとの出会いなどは皆無です。
彼らに密航を打ち明けられ、最終的には送り出しちゃった宮部鼎蔵さんもカットです。
(寅次郎と宮部さん、史実では最初ペリー暗殺計画とか企ててたよね、確か。)

ここの回想はどういう内容かというと、手っ取り早く言えば用意した小舟の櫓がぶっこわれてしまったので、ふんどしで櫓を縛って頑張りましたという感じです。
おそらく、船なんて初めて漕いだであろう二人がノーパンで頑張って沖の船までたどり着いたという根性を見せてくれたという話です。


一方、伝馬町の牢では、明らかに底辺層のご同僚(罪科は盗みとか殺人とかそういうの。)にぺルリ密航話を完全に与太話と評された寅次郎が殴られてました。
誠に漕いだんじゃ!
だいたいおぬし、異人の言葉がわかるのか?
話せるのか?!話せんやつが、異国なんぞに行けるわけがない!


ここで自信満々に寅次郎が呟きます。
ホープ
ほ…?
いやいや、なんだよ寅次郎それは。
笑わせんなよ
というところで、こちらでも回想シーン突入です。
まさかの回想シーンの同時展開です。

無事にアメリカ軍艦ミシシッピ号に乗り込み成功した寅次郎と金子。
しかし、当たり前ですが日本語が通じません。
こんなこともあろうかと漢文の嘆願書を書いてきたものの、どうやらこの船には漢文が読める人もいない模様。
いきなり来て「この船に乗せてくれ!」の一点張りの寅次郎。
困るアメリカ水兵さん。

ここで、記録係スポールディングとかいう人が、ここからまた小舟で「ポーハタン号のウィリアムズのとこに行け。彼が通訳だから」と英語でまくし立てます。

You'll find your hope over there.(君の希望もあそこにある。)
するとどういうわけか、英語全然わからないはずの寅次郎は「hope」という単語にいたく感じ入ります
すげーな、寅。
よくそれが名詞だってわかったな。

もう限界の金子くんを激励し、ポーハタン号に移動。
この際、小舟の荷物や刀は全部流されます。
(これ、史実では割と重要だった気が…。)

実際は漢文で筆談していたようですが、ドラマなので通訳ウィリアムズはペラペラ日本語で二人の渡米願いを拒否してくれます。
通訳によるとペリー提督は、外国で学びたいという二人の熱意には感激したらしいです。
が…。
だが、我々と日本の間には、条約が結ばれています。
今、あなたたちを船に乗せれば、それを破ることになる。
提督は言ってます。いずれ、自由にアメリカに行くこと、できる。
それまで待てと

それでは遅いんじゃ!我々は、すでに国を捨ててきちょる!
この企てが知られたら、首をはねられます!
このまま、この船に置いていただきたい
→「No. 我々はあと三か月、ここにいる
まあ、無理です。
こんな無計画なごり押しでは。

ということで結局哀しみにくれ、海岸で打ちひしがれる二人を視聴者は見ることとなります。
ところが、寅次郎さんはまだ諦めていません。

まだじゃ。まだ終わっちょらん
それで自分から番所に名乗り出たという次第です。
史実では、自分の出自がばれる荷物が小舟ごと流されてしまったことで、もう逃げられないと観念して出頭したとかいう記述を昔見た気がしますが…。

回想シーン終了。


牢番&伊之助の方も回想シーンが終了していた模様。
「本人は平気の平左。牢の中でも籠の中でも学問学問。」と何やら牢番は感心しているようですが、全然感心できないからね!
君は平気でも、萩のご実家では家族が二人も切腹しようとしてますからね


さて、伝馬町の牢では途中、寅次郎の話に引き込まれて続きを促していたくせに
ふざけるな!与太話の挙句、わからねえ話を長々と!
おぬし、死にたいのか!

と寅次郎をやっぱり殴る素行の悪い囚人がいます。
おい、話させたのおまえらや…。
理不尽…。

ここで殴られっぱなしで終わる寅次郎ではありません。
恒例の寅次郎の名言ターンがきます。
命など、惜しゅうない。
国禁を犯し、密航を企てたからにはもとより、死罪は覚悟の折。
死罪となって、この企てが天下に露見すれば、それも本望。
それこそが!義の始まりである!

今、海外で何が起きちょるかご存知か?
清国はアヘンによって列強に侵食され、力に屈した!
列強の矛先は、今や日本に向けられつつある。
今こそ、この五大州を探索し、敵を異国を学ばにゃならん!
それが罪だと言うのなら、喜んで我が死を以て異国の脅威を天下に知らしめる警鐘となろう!

どうやら自分を捨て鉢にして、日本国民に異国の脅威を知ってもらおうとしての出頭ということになっているみたいですね。
良い話ですね。
家族と藩に迷惑がかからなければ


ここで、今まで黙っていた牢の中のボスが地響きを立てて寅次郎の前に立ちはだかります。
このままでは日本は夷狄に滅ぼされるとでも?
超低音、威圧感MAXボイス。
いかにも
続きを聞かせろ
ボスが寅次郎に陥落したので、寅次郎の有名な牢の中での教室その1は無事開講した模様…です。


伊之助Jr誕生


萩での夕食シーンですが、父さんは相変わらず挙動不審です。
「皆で食う夕餉は、美味い」
明らかにこの世にお別れしようとしてます。

文は父が切腹しようとしていると気付き、思い止まらせるために用事を頼みます。
お願いがございます!
寿姉様の子に籠を作っていただけませんか?

下級武士とは言え、この父さん万能すぎだろう。


1854(嘉永7)年8月になりました。
寿さん、無事に男児出産。
お名前は篤太郎くん。
お父さんはちゃんと死なずに、赤ちゃんのベビーベッドになる予定のでっかい籠を完成させており、廊下でうろうろしてました。
長塚さんのお父さん役はいつもかわいいです。
このドラマ唯一の癒しです


この数日後に伊之助が帰還します。
どこにって?
そりゃあ杉家です。
小田村家ではありません
文はまだ伊之助に未練があるのか、微妙な反応で出迎えます。

寅次郎の勇気に感じ入り、ぺルリがご公儀に訴えてくれたんです。
この者に寛大な処分を、と

夷狄の情けで生き延びたか!
文之進さん…。

とりあえず、散々皆を心配させた寅次郎は死罪にはなりませんでした。
国許で蟄居を言い渡された模様です。

聞けば伊之助さん、息子が生まれたというのに家には帰らず、気になることがあるからとこれからお城へ向かうようです。
やはり、夫婦仲最悪ですからね。
寅次郎>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>寿
ですからね。
どうせ、城への用事とやらが寅次郎絡みのことは、目に見えていますが。

寅次郎は幸せですねえ、こんなにようしてもろうて。
自分が本当に想う友に

寅次郎が私を?
だってそうでしょう?
子供が生まれるあなたには、密航を打ち明けんかったじゃありませんか?

杉家のお母さんの言葉にはっとする伊之助。
で、でもね母さん。
全然その思いやり(笑)は伊之助のためになってないからね
むしろ、この作品の寅次郎がそんなに人の気持ちを慮るようなやつじゃないことはわかってます。
どうせ言っても止められるから伊之助には黙ってたに違いありません。

まあ、とにかく一見落着…ではありません。


父の切腹疑惑


一方、城では未だに不穏な空気。
国禁を犯した大罪人を我が藩がどのように扱うのか、ご公儀は我が藩の忠義を試そうとしているのでは?
いや!大罪人に甘い裁きを下していては、家中に示しがつきませぬ!
育役ともども、ここは厳しきご処分を。殿、ご決断を!

「幕府に許されたのに何で自分達が寅次郎をまた裁かなきゃいけないんだ」、「寅次郎ほどの人物は萩にはいない」と寅次郎擁護派の藩主や周布は苦渋の表情ですが、今のところ一人で憎まれ役を頑張っている椋梨様は、寅次郎を厳罰に処したいと言って聞きません。
超悲痛な顔の藩主。
寅次郎、愛されてるな。

そうそう、この会議ですが、廊下で伊之助さんが聞き耳立ててます。
やっぱり城での用事は寅次郎絡みでした。
寅次郎、愛されてるな。


さて、杉家では父上がついに行方不明になりました。
と言っても、気づいたのは文だけなんですけどね。
母、寿(子供を見せに帰省)、亀は超のんきです。

なんです、この頃しきりに父上、父上
あれ、このお母さんって父の全てを理解して笑顔で支えてる菩薩母という設定なのかなと思っていたのですが、実はただ能天気なだけとかいうオチなんですか?
え、そうなの…?

寿「父上なら、ここにおればすぐ姿を見せます。
この子がかわゆうて仕方ないんです。
夕べも父上が抱き上げたらこの子、すぐに笑おうて

ここで声音が怖くなります。
旦那様はだめ。
滅多に顔見せんから、もう泣いて泣いて

ああ、もうだめだこの夫婦。
離婚秒読みだわ。

まあ、小田村家の夫婦仲はどうでもいいのですが、聞けば昨晩お父上が寿さんの所にふらっと来て、どう考えても死亡フラグを立てて帰っていったというお話が展開されます。

この子は賢そうじゃ。字を教えんとなあ。
そうじゃ、わしの書物をやろう。
いくら読んでも構わんぞ。
全部おまえのもんじゃ

子供にお守りを置いて寿が気づかないうちに帰宅。
悲壮感MAXです。
いよいよやばいですね。
まあ、寅次郎のお父上が自害したという話は確か史実にはなかったので、まさか死ぬことはないとは思いますが…。

一人父が自害するのでは、と疑っておる文は探し回ります。
父はいつも通りに畑仕事をしてたんですけどね。

……切腹なさるおつもりですか?
なんでです?ご公儀は寅兄様をお許しになりました。
今更父上が身代わりになる謂れなど…

身代わりではない!
全てが終わった今だからこそ、父として始末をつけねばならんのじゃ

寅は、寅の大義を生きた。
それでええ。じゃが、いくら大義を貫こうと、掟は掟。
国の法を破った以上、いずれその責めは誰かが負わにゃならん

え、それって身代わりじゃ…。

だからと言って、なんで父上が?育役故でございますか?
わしゃ、わしゃ凡庸じゃ。才もなけりゃ、金もない。
異国に出ようちゅう勇気もなければ、文之進のように己が憎まれる覚悟で子を教え尽くす強さもない。
こういう形でしか、おまえたちを守ってやれん

お父さん、適材適所ということで寅次郎の代わりに責任を負おうとしていたようです。
なんということでしょう。
しかし欲を言えば、何でもいいんで寅次郎とお父さんのエピソード欲しかったな
というかこの二人絡みなかったじゃないですか、まったく。
正直、今まで寅次郎を甘やかす甘い父の面しか描かれていなかったので、ここで一気に出すのではなく、お父さんの内面をもっと前から知りたかったです。
しかし、長塚さんの演技は素晴らしいです。

おまえ、寅兄が好きか?
好きです
ならば、おまえは寅を守れ。寅は弱い。己のつまづきをまだ知らん。
寅には、寅を守ってやれる者がいる

おまえは強い。己の弱さを知っちょる。おまえなら、できる!
おいおい、お父さん何を言い出すんだ。
自分だって何もできないし、誰の力にもなれないという10歳の少女に20代の兄ちゃんを守ってやれと言い出しました
寅次郎さん、どんだけヒロインなんでしょうか。
もう十分守られてますけどね…。

一人ではできません!力をお貸しください!
わしゃあ…腹を切らにゃならん
そこに梅太郎が走って登場します。

寅次郎に、新たなお沙汰が下りました。寅次郎を、野山獄につなぐと
父上には育役をなお続けよとの仰せでございます
かねてから父が藩に出していた切腹願いは差し戻されたようです。

梅「父上!どうか私たちともども寅次郎をお守りくださいませ
文「お守りくださいませ!父上のお命は私たち一家のものでございます!
何はともあれ、父の切腹は回避されました。


寅次郎伝説はまだまだ続くぜ…


ここにきて、自分の息子の前で笑顔の伊之助さんシーンがあります。
「生きて出てきた者などいない」とかいう野山獄に入れられる寅次郎にはもうかかわるな、伊之助まで捕まったらどうするんだと懸念する寿に
案ずるな。寅次郎なら俺が…
寅次郎は俺を思いやってくれた
この子じゃ。
寅次郎はこの子と俺を出会わせてくれた

と相変わらず、ずれた返答をしてくれる伊之助です。
確かに寿と結婚すればー?という手紙を出したのは寅次郎ですが、この人はまじで寿さんのことはどうでもいいようです。

旦那様…。」
ところがここで顔が明るくなる寿さん。
息子LOVEとも取れる発言が功を奏したようですが…。
え、いいの寿さん、これで。


10月、萩に寅次郎と金子が護送されてきました。
身分の低い金子さんは、通りを挟んだ劣悪環境の岩倉獄へ収監されます。
先生と金子くんの涙の別れシーンがありましたが、そもそもこのドラマでは金子くんは気づいたら寅次郎にくっついていたわけなので、金子くんの人となりはよくわかりません。
あれか、来週やるのかな、回想シーンで

あんなに旅の好きな子やったのに、もう二度と外へ出られんとは
竹駕籠で護送される変わり果てた寅次郎を見て、杉家の皆さまはもう絶望的な気持ちになります。
あの超能天気で不安にさせてくれたお母さんも初めて涙します。
そんな母の顔を明るくさせたのは文さんです。

兄様が言うてました。
書物は人じゃ。
読めば古の人にも会える。海の向こうを知ることもできる。
兄上が牢の中から出られんと言うなら、うちが兄上の手足になります。
外のことをうちが見て、聞いて、兄上にお伝えします。
そうすれば兄上は、海も渡れる。異人にも会える。
学ばんと。
兄上と同じくらい

ということで、次回あたりから文がまた次の段階にステップアップするようです
ネットで皆さんが懸念している有り得ない女性主人公大河展開になるのかはわかりませんが、きっと松下村塾メンバーを心酔させる女性になってくれることでしょう…。


吉田寅次郎と申す!どうぞ、お見知りおきを
独房に入れられ、他の囚人の顔を見ることはできませんが、とりあえず未来の生徒たちご同僚にご挨拶する寅次郎。
最後のカットは、とある独房の格子からすっと出てくる女性の左手。
ホラーかよ…。



次回、「志の果て」

今回、異例の次回予告なしです。
公式サイトで予告を見ることはできます。

視聴したところ、金子くんが死に、寅次郎が文に糾弾されるようです。
要するに第五話にして、超暗そうなストーリーです。
これ、あれなんですか?
密航して捕らえられて死ぬという展開が、〇スラム国での事件を彷彿とさせるので、自重したということなんですかね。
たぶんそうなんだろうな。

まあ、予告はいいとして…。
あれですね。
杉家ホームドラマが中心になると、ここまで寅次郎が周りを顧みない迷惑男という印象しか見受けられなくなるんですね…。
確かにやったことを年表にして第三者から見ると、そう取れるわけなんですが。
必死に、寅次郎には「大義」があるし「至誠」の人物と台詞で表現されるのですが、当のご本人の内面がすっとばされているので、とてもそうは見えないというか…。
…松陰先生気の毒
前半の主人公は事実上松陰なので、もっと魅力があるように描いてくれて良いと思うんだけどな…。

予告を見る限り、次回は寅次郎さん反省回だと思われるので、金子くんの死を無駄にしないでさらなる大人物として描かれることを祈ります。

とりあえず、お父さんと梅太郎さんが死ななくて良かったです。

以上。

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●花燃ゆ感想バックナンバー
「花燃ゆ」感想 第一話「人結ぶ妹」
「花燃ゆ」感想 第二話「波乱の恋文」
「花燃ゆ」感想 第三話「ついてない男」
「花燃ゆ」感想 第四回「生きてつかあさい」
「花燃ゆ」感想 第五回「志の果て」
「花燃ゆ」感想 第六回「女囚の秘密」
「花燃ゆ」感想 第七回「放たれる寅」
「花燃ゆ」感想 第八回「熱血先生、誕生」
「花燃ゆ」感想 第九回「高杉晋作、参上」
「花燃ゆ」感想 第十回「躍動!松下村塾」

第十一話以降はこちらへどうぞ↓
大河ドラマ「花燃ゆ」感想・つっこみバックナンバーまとめ

Trackback

2015/01/28 (Wed) 10:37

公式サイト 密航に失敗し、江戸でとらわれの身になった寅次郎(伊勢谷友介)。その処

昼寝の時間 - http://miru-yomu-kiku.cocolog-nifty.com/blog/2015/01/04-9685.html
2015/01/28 (Wed) 18:50

副題「生きてつかあさい」 新聞ラテ「生きてつかあさい~密航失敗そして父の心と赤ん

ショコラの日記帳・別館 - http://chocora425.cocolog-nifty.com/blog/2015/01/4-4b81.html
2015/01/28 (Wed) 19:57

生きてつかあさい・・ですか、それって寅兄様へ?命を大事にって意味ではそうかもしれませんけど、むしろ生き生きと思い通りに生き急ぎ過ぎって言う感じで、むしろちょっとゆっくり生きてつかあさい、みたいな~。あ、もしかして責任を感じて父上や梅兄様がアレされそう?あいやああ!それはダメでしょおお!私からも、生きてつかあさ~~~い  にしてもしかし、ドラマストーリーでの今回の各話タイトルは「兄の大失敗」...

真田のよもやま話 - http://sanada.at.webry.info/201501/article_5.html
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