QLOOKアクセス解析

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「花燃ゆ」感想 第六回「女囚の秘密」

今週は、久坂玄瑞おみくじ回以来のお楽しみ回でしたね…!
正直、つっこみが追いつきません。

花燃ゆ

この一回分丸々カットしても何の支障もない捏造創作100%回だったわけですが。
ついに文が(無自覚に)野山獄の住人の人助けまでし出して、ちょっと心がもにょもにょしましたが。

とりあえず、富永さん。
たった一回でキャラ崩壊しすぎだろう。

(注意)
台詞は字幕なしで適当に聞こえた言葉を書いているので、間違っていたら…ごめんなさい。

第六回「女囚の秘密」(2015年2月8日放送)


文のおつかいイベント発生


1855(安政2)年1月です。
ついでに書いておくと、大ざっばですが文は12歳くらいです。

夜、文は梅太郎兄さんからびっくりな伝言を聞きます。
寅次郎を通じて申し入れがあった。
亡き父の菩提を弔いたいんで、遺品を貰い受けたい。
獄にいておまえを見かけて、その使いを頼めんかと

文におつかいを頼んできたのは、先週意味深に寅次郎に挨拶してきた野山獄の愉快な仲間たち紅一点の高須久さんでした。
在獄歴二年です。
当然、文は話したことも視線を合わせたことすらない相手です。

そういえば、先週のラストで文と寅次郎の問答を陰で見ていましたね、久さん。
もちろん文は戸惑います。


翌日、さっそく高須家に書状を持参する文&弟のシーンがあります。
しかし、招かれざる客の二人は門前払いされます。文字通り。

というわけで、任務失敗報告をするために野山獄を訪れる文なわけなんですが…。
先週、仲良くなっていたおかげで福川様は当たり前のように文を入れてくれるわけなんですね。
ここらへん、なんだかRPGみたいですね。
道を塞いでいる相手はなんとか話せる仲になって、通らせてもらうみたいな…。


無理は承知の上です。何度でも、何度でも訪ねていただけませぬか?
お願いいたしますね

任務失敗を報告する文ですが、依頼主の久さんはなかなか無茶苦茶言ってくれます。
無理を承知で何度も冷たくあしらわれる少女の身にもなってくれよ…。
しかし、純粋かつ健気な文はめげずに通うことを誓います。


お綺麗です…
あなたもかわいいですよ
久さん、自分の鏡を取り出して文に向けます。
よくある女性同士の謙遜&褒められたら褒め返す処世術シーンかと思いきや、今回鏡は重要アイテムみたいなので、一応意味のあるシーンと言えます。
いや…言えるのかなあ…。
もっといつも大事に持ってた鏡(もちろん磨き済)とかの設定の方が良かったんじゃないかな…。

…よう、見えません
久さんの鏡はくすみまくって何も見えない鏡でした。
それにしても。文、正直だな…。


帰り際に文は例の金子のボタンを寅次郎に渡すよう、久に託します。
大切な方の遺したものです。元気が出るかもしれません
いや、文さんそれはどうかな。
それって、寅次郎が巻き添えで殺したと言っても過言じゃない人の遺品だよ…。
しかも、先週「寅兄が金子様を殺した」とか罵ったのは他でもないあなただよ…。


そうそう、文の差し入れはこれだけじゃありません。
母に教わって作ったとかいう、お手玉を久に渡します。
超無邪気な笑顔で。
これ、12歳の女の子だったら微笑ましいですよね。
自分が相手にできる精一杯のプレゼントって感じで。
しかし、20代後半の井上さん演じる文が、中年の久にお手玉をプレゼントって、どうなんだろう。
馬鹿にしてるようにしか見えないのですが(笑)


面会終了。
久は寅次郎にちゃんと金子のボタンを渡しますが、寅次郎さんは…
打ちのめされてました。
文、兄ちゃんの元気出なかったよ、やっぱり

富永「愚かなやつめ。己を責めとるんじゃ。弟子を殺した、己をな…
ボタンを握りしめる寅次郎さん。
久「己を…責める…
久も何か引っかかるところがある台詞だったようです。


早すぎる富永有隣のキャラ崩壊


『資治通鑑』、『日本外史』…。
相変わらず、寅次郎の「本を差し入れろリスト」は杉家に届いているようです。

兄上の字、なんかせいているような…
今回催促手紙は、寅次郎の字で書かれていませんでした。
超達筆だけど、筆先が荒れているような字だったようです。

ここ、なんで寅次郎は友好的でもなんでもない富永に代筆なんかさせてるんでしょうね。
なんだか、文の筆プレゼントイベントを起こさせたくて無理やりねじ込んだようにしか見えなかったのですが…。
うーん…。
字を見て案の定、文は何かひらめきました。


数日後の野山獄。
なんと富永に差し入れが来ました。
中身は…というかむき出しの筆です。

わしに…
福川さんによると、文が「富永の字にいたく感服したが、ところどころかすれているから、筆先が荒れているのではないか」と踏んで送ったものだそうです。
これ、12歳です。

うん、うん、うん、よう気付いた。わしの字によう気付いた…。
吉田の妹の慧眼、恐るべし

筆をもらい、超嬉しそうな富永さん。
嬉しすぎて奇声まで発しちゃいます
いやいや、先週「生きて腐って呪え」とか言っていたあのおっさんはどこに行ったのでしょうか

いやぁ、久しぶりに書を書きとうなった。
どーれ、墨でも摺ろうかのう…
望むなら、稽古をつけてやってもいいがな

寅次郎の牢の前で、なんと自ら書の指南を提案までし出します。
どんだけ嬉しかったんでしょう。
しかし、先週富永に教えを請う姿が見られた寅次郎氏は、もう鬱状態なのでシカトです。
見事に先週冒頭と立場が逆になってしまっていました


すると、「ならば、わしに教えろ」と外野の囚人たちが一斉に騒ぎ出します。
なんだこいつら…。
今まで全然そんなそぶり見せてなかったじゃないか。
…あれですかね、きっと皆実は富永先生にものを教わりたかったけど、相手にしてもらえないから黙ってたんですかね。


ということで、一心不乱に字を書きはじめる獄囚たち。
富永「わしの…フフフ、筆!
とりあえず、寅次郎のゆかいな仲間たちは楽しみ過ぎです。
この日を境に、野山獄はしばらくよい子の書道教室となります。

寅次郎と久を除いて…と言いたいところですが、久は久で文にもらったお手玉で悦に入っているので、完全に楽しくないのは寅次郎だけでした。

あれ、野山獄のイメージ…。


女の心は移ろいやすいものなのです…面倒ですね


野山獄の連中がお楽しみの中、文はメゲずに高須家へ赴いていました。
今日も追い払われます…。 
しかし、そんな文に声をかけたのは薙刀稽古帰りの良家のお嬢さん。
久子の娘の糸さんらしいです。

糸さんも門番と同じく、久子の名前を出した途端無言で門を閉めてしまいます。
文は糸が久の娘だと確信。
こんなことを完全なる善意かつ無償でやってあげている文がだんだん仏に見えてきました。


任務失敗の後は、やはり報告です。
福川さんはまさかのランチタイム。
仲良くなったものだなー。
というか、福川さん仕事テキトーだなー。

おまえが富永に差し入れた筆のせいで、皆が書に夢中じゃ。
新しい硯がほしい、紙を差し入れろ。
それぞれが家元に、一斉に無心に手紙を書き始めたわ

獄はすっかり習字教室になっていました。

でもお身内はちゃんと差し入れてくださるんですね
厄介払いをした後ろめたさもあるんじゃろな。
この獄におるもんは概ね、家から疎まれたもんばかりじゃ。
いわば捨てられたんじゃ、家族に

生涯、家には戻れん。ただここで死ぬんを待たれておる
野山獄は士分の家の者で家族に疎まれた者が厄介払いで入れられる座敷牢であることが語られます。
どうしようもなく甘々な牢なのも…まあ囚人が凶悪犯罪者じゃないからということなんでしょうね…。
むしろ寅次郎さんが異例です。


申し訳ありません。あれから何度もお訪ねしたのですが…なかなか。
でもお約束は必ず果たしますので

現れた久に、今日も文は謝ります。
君は謝る必要はないよ…。

あれはもう良いのです
えっ?
もう構わないで
なんか怖い声と顔で去っていく久。
自分から頼んどいて、なんて理不尽なんでしょうか(笑)

どうやら久さんはご立腹なようで、文からもらったお手玉もその辺に捨ててしまいます。
おいおい、さっきまで一人で楽しそうに遊んでたじゃないか。
なんだそのスピード心変わりは。


寅次郎に脱獄を唆す伊之助


萩城城中です。
伊之助はどうやら江戸から呼び戻されたようで、また明倫館で教えることにさせられたらしいですね。
一話に戻るって感じですね…。

伊之助「此度の条約の締結によって、我が国は辛くも外国との戦を免れました。
しかし、我が藩も来たるべき異国との対決に備え、今こそ広く学ぶべき時なのではないかと

椋梨「すでにそなたの兄、松島剛蔵殿を長崎に差し向け、洋学を学ばせておる
伊之助「それでは足りませぬ。
この萩にも、洋学所を作るべきだと思います!

また、この二人がバトルしてました。

椋梨「その通り。
なれば今は富を蓄えるときである

周布「富を得ても、使い方を知らねば意味はありません。
小田村の申す通り、人を育てるも急務!

伊之助「このままでは、日本国を守る事など到底できませぬ!
周布さんも必死に加勢します。
するとここで…

椋梨「まずはお家であろう!」の台詞と共に雷鳴が轟きます。
あ、別に演出で急に雨が降ってきたとかじゃないです
効果音だけです。
SEが明らかにおかしい(笑)

まさかの殿に背を向け、伊之助の前に立ちふさがる椋梨。
足元を見ずして、何の憂国か!
人材の育成なら、わしも心得ておる。
そのためにも小田村には、明倫館にてなお一層

くるっと振り向いて殿に
励ませる所存にございます

んー。そうせい
超適当な藩主
悔しい伊之助。


さて、悔しい伊之助は、愛しの寅次郎に会いに獄を訪れます。
周布さんが獄吏に話を通してくれたようですが、完全に職権乱用です。
愛人、いや親友に会えて久々に嬉しそうな寅さん。

こねえな所で書を?
近頃は、一人の方が落ち着くんじゃ。
ここなら何物にも邪魔されず、ひたすら己に没頭できる…

やさぐれモードの寅次郎。
何を言うておる。おまえの力がいるんじゃ!
おまえをここから出す。そのために戻ってきたんじゃ

え、まじか…。
さすがだな、伊之助さん。

一方、文は久に会いに来るも、ついに面会拒否をされてしまいます。
牢番「浜野が、自分の書を汚されたと!
福川「あー、もう!ちっとここで待て
獄吏たちは完全に囚人たちのパシリ兼お守り役でてんてこ舞いだったようです。
幼稚園か、ここは…。

福川が喧嘩の仲裁で席を外したその隙に文のいる部屋に入ってきたのは、なんと富永さん。
富永様…。筆はお気に召しましたか?
うん!!!
即答。
引く文。
いやあ、良い品をかたじけない。兄上なら、客が来てるようじゃぞ
お礼言いたかったのかな、うん。
富永さんがどんどんただの変人じじいになっていってるような気がしますが、先週のあの人はなんだったのか。
伊之助母と言い、たった一話で人物像崩壊しすぎだろう。


富永に教えてもらったので、仕方なく寅次郎がいるらしい二階を覗くと…伊之助の姿が見えました。
寅次郎と会話している様子。
ここは安定の一階からの聞き耳です。
こんなに聞き耳を立てる大河主人公が他にいただろうか。
いや、仕方ないけど。

この藩は腐っておる!
これからの日本は軍艦を作り、兵を揃え、一刻も早く異国との交渉に備えねばならぬ。
やのに藩のお歴々は安穏とするばかり。
ただの金のことを案じ、一向に動こうとせん!

落ち着け!
伊之助を寅次郎が宥めるというシーンを一体誰が想像しただろうか
どうやら、寅さんのテンションの下がり具合は深刻です。

和親条約を結んだ以上、異国も安易に戦はしかけてこないよ。
だから、「今のうちに、次の策を練ればよい」と諭す寅次郎さん。

次の策とはなんじゃ?
それは俺とおまえで立てるものではないんか?
言葉もない寅さん。

…証を見せろと言われた。文に…。
己のしでかした密航が、大義である証を示せと

金子の分も生きねばならん!
うつむく寅。
がっかりする伊之助。

先週ラストの文の言葉はだいぶ応えたようです。
超信頼してくれた金子さんが自分に期待してくれていた以上、もう軽挙妄動は許されない後がない寅次郎は伊之助の勢いに乗ることはさすがにできなかったようです。
確かにあの無謀な密航が意味のあるものだったと説明するのはかなり…難しいですよね…。
というか、本当にあったのかな大義。

獄の中で生きることが、金子のためか?
ひたすら書物に没し、己が傷つかんよう息をひそめて生きる、それが償いか?

何をすればいいのかわからない寅次郎に畳み掛ける伊之助。
寅次郎さんがあの大量の本を何を考えて読んでいたのかはわかりません。
本の中に答えを探そうとしていたのか、現実逃避だったのかは知りませんが、伊之助…。
これ以上寅次郎に何をさせる気なんだ…。

思えば伊之助は寅次郎の密航すら誇らしげに他藩の人に語っていた輩なので、彼も自分たちの行動が誰かの迷惑になるなんて考えないような人なのかもしれませんね。
そんなこと考えてたら、幕末の志士なんてやってられませんが。

わからん!だが今は己を、己を尽くさねばならん!伊之助、俺を頼るな
完全に閉鎖的になってしまった寅次郎なのであった。
ちなみに「己を尽くす」が何を示しているのかは結局不明です。


萩には篤太郎がおる。寿もようしてくれる。
近頃の俺はちいと焦っちょったかもしれん。
何かせねばと心はせいてるのに、一人では何にも為せん。
…心配かけてすまんね

親友の変わりぶりに伊之助もちょっとクールダウンしたようです。
夜は珍しくマイホームパパな伊之助に寿さんもご満悦。
一方で、金子を想って鬱になる寅次郎。
金子くんとの出会い~絆深め会う過程は完全カットされていましたが、寅次郎にとって金子はやはり大事な友ということなんでしょう。


その頃、杉家になんと福川さんが。
息上がってます。これは絶対何か大事件が起こったに違いありません。
急ぎ、報せに参った
えっ、何が!?
明日、高須家のもんが久子殿を訪ねると。
ついては、おまえにも立ち会うてほしいと言うんじゃが、来られるか?

…え、そのために走ってきたの?
福川さんの職務って何なの?
パシリなの?
というかなんで、文が立ち会うとかいうわけわかんない展開になるの?


母娘再開~おせっかい文覚醒


翌日。
本当に立ち会っちゃう文さんです。
そもそも、文を連れてくるように言ったのは糸なのか久なのか。

大きくなりましたね
お話があって参りました。
近頃しきりに我が家に使いをよこし、おじい様の遺品を求めているようですが、お止めいただけますか?
二度とこのようなことはならないよう。
それだけです。では

娘を懐かしがる母ですが、糸さんは辛辣です。
立ち去ろうとする糸ですが、なんと道を塞ぐ文。

恐れながら、お嬢様でいらっしゃいますよね?
お身内の思い出がほしいという母上様のお気持ち、私にはようわかります。
非礼はお詫びします。ですから、母上様のお願いを…

三週連続で土下座する主人公
しかも全部他人のために土下座するという…。

この人は母ではありません。知っていますか?この人の罪を。不貞です
久さんは夫を亡くした寂しさから、気に入りの三味線弾きを夜な夜な屋敷に引き入れて密通してたらしいですね。
身分が低い者との密通を咎められて身内が訴えてつながれたとのことだそうです。
江戸時代で士分の家だからこれは…ちょっと大変です。

皆が辛い思いをいたしました。
我が家も取り潰されるところでした。
二度と私に関わらないでください

久さん、しょぼーん。
これはあれなんですよね。
文さんが寅次郎に言ってもなんらおかしくない台詞ですね。
これって文の聖人ぶりを浮き彫りにさせるための、作者の策なんじゃないのかと疑ってしまう自分の心は汚れていると思います…。
でも、思ってしまいました。

ここで、磨かれた鏡が牢にあることを見つける糸。
鏡?誰に媚を売ってるんだか
あ、この鏡って糸に関係ある大事な鏡とかじゃなかったんだ…。

待ってつかあさい!
もう少し話をしてあげてつかあさい、母上様と!

なおも引き止める文。
わかりませんか!私がなんでお屋敷を尋ねたか。
久子様に頼まれて…私は無我夢中でした。
久子様は申されました。
何度でも、何度でもお屋敷に伺うようにと

あなたもとんだ巻き添えでしたね
娘さん…そうなんですよ…。

母上様はあなたを怒らせたかったんです。
何度も私が訪ねれば、あなたはきっとここに怒鳴り込んでくるに違いない、そう考えたんです。
あなたに会いたかったから。
嫌われて、怒らせて、でもそれしかあなたに会う術はなかったから…

まじか、文さん半端ない。
ここまで他人の感情に機敏だなんて。
さすがは寅次郎に人材コーディネーターの太鼓判を押されただけあります

違います!考え過ぎですよ
ちょ、久子さん。
文の立場ないから止めてあげて

以前私が拝見したとき、その鏡は曇っていました。
それが綺麗に磨かれて。今日の久子様は大層お綺麗です。
見てあげてつかあさい。もっと近くで

この鏡って娘に会う為におしゃれする久を演出したいだけだったのか…。
肌身離さず持ってる娘との思い出の品とかじゃないんかい。

つまり、おしゃれなんかもうしないと自分を戒めていたところに文登場。
こいつは使えると思って、娘に接触する使者に仕立てる。
あ、娘と会うなら昔のままで会うためにおしゃれしなきゃ。
鏡磨こう…ってことなんですか…?


それには及びません。
娘さん、おっしゃることはよくわかりました。
二度と勝手なお願いはいたしません。
これから先、あなたが嫁ぎ、子を成しても二度とあなたの前には姿を見せません。
それでも、今日は会えてうれしゅうございました

どうぞ、お帰りくださいませ。
帰りなさい!糸!

ついに諦めて突き放す久。
このお母さんも結構めんどくさいというか、ちょっと自分本位な人なのかもしれません。

二度とここには参りません。私は、あなたを憎みます
初めて母の手に触れる糸。
憎んだ人のことは、忘れないでしょうから
泣いちゃう久。
自分を想ってくれる母の存在をやっと認めました。
はい…もちろん文のおかげで…。


幕末のホームドラマももちろんありますよー!


文が久にお礼の言葉をもらってから、うちに帰ると…
あの母上がお茶淹れていました。
なんかやっぱりまたにやにやしてます。
嫌な予感がします

あ、ちいと待ちんさい。…はい、どうぞ
…へ?
おまえは泣き出すと長いから。ほら
自分の膝を叩く母。
ここでお泣き!ということらしい。

違いますよ、肩をお揉みしようと思って
気丈に振舞うも、やっぱり泣き出す文12歳。
やっぱり満面の笑みのにこにこ母。
なんかやっぱり怖い。
これ、文がなんで泣いてるのかわかってるんでしょうか。

この光景を眺めていたのは、父と弟です。
母娘の後ろで一緒に肩揉みし出します。
何なんでしょうか、この謎なホームドラマは
このシーンの意図は一体…。


野山獄スクール開校


一方野山獄。
久が先日お手玉を捨てた現場を見ていたある囚人が、お手玉を持って久の前に立ちます。
それは高須殿の?
目ざとく見つけた福川様。
君はすっかり囚人たちの良きお目付け役だね。

集まってくる囚人ども。
それは私が捨てたものでございます
開き直る久。
するといきなり自分の牢の扉をバーン!と開ける激オコな富永。
なんでじゃ?妹御の心づくしの品を!なんで捨てた!?
もう笑えてきます。
富永は完全に文さんの味方です
自分の孫のようです。

久さん、一人でお手玉に興じてにやにやしてたのを他の囚人にも見られていたので、なんで捨てたのか口ぐちに聞かれます。
大切な品だったからでございます
意味深です。
この台詞の意味がわからなかった人はまだいました。
ボタンを持って牢を出る寅次郎。

お聞かせください。私にも手放せんもんがある。
なのにあなたは捨てたと言う。
大切だから捨てた、と。
なぜじゃ?なぜあなたはそのようなことができたんじゃ?

哲学問答のようになって参りました。

あの子が嫌いでございました
ぱちくりする寅。
文さんは、私が二度と求めてはならないものを、あまりに無邪気に纏っておいででした。
獄につながれたとき、言い聞かせました。
二度と求めてはいけないと。
美しいものも、楽しいものもすべて。
娘との決して会わぬつもりでした。
でも…

文が眩しく見えたのはわかる。
でも、ピュアな12歳の少女だから…。

娘は私を憎いと言いました。
でもどうしたことでしょう。
その言葉を聞いたとき、初めてわかったのです。
生きて傷つくことも、償いではないかと

ちょっとよくわかりません。

久さんは自分がしでかした罪の被害者をちゃんとこの目で見るまで、ひょっとして何で自分が責められているのかちゃんとわかってなかったのかもしれないですね。

わけわかんないので、とても強引に自分なりに解釈すると、久が求めていた美しいものや楽しいものの象徴がこのお手玉だったんでしょうね。
そして、娘の存在も彼女にとっては美しいものだった。
自分が求めていたものは、やはり捨てられるものではなかったことに気づいた、と。
だから、その娘を守るためにも罪を償うことにするよ、このお手玉があれば心の支えにしていけるよ…そう言いたいんですかね…。
正直、久と糸の仲がどのようなものだったのか描かれてないので、完全なる憶測ですが。

松陰さんは文の「ならば証を見せてつかあさい」を思い出します。
そして、語ります。
久々の寅次郎演説です。
…嘘です。先週もやってましたね、回想で。

孟子はこう言われました。
万物皆我に備わる
身を反して誠あらば
楽しみこれより大なるはなし。
つまり、すべての感情はもともと人の本性に備わっているものです。
悲しみや悪だけではない。
善もまた然り。喜びもまた然り

一生獄の中にあろうと、心を磨き、己の心に目を動かし、誠を尽くせば、人は生まれ変わることができる

富永「幻を申すな!!
激怒してます。
残念だが、筆でキャラ崩壊を起こすほど喜んでいたあなたは、もうその台詞を言う資格はないぞ

幻などではない。
現にこれ(おてだま)を手にして、高須殿は変わられた。
筆を手にして、富永殿も変わられたではないか

黙る富永。これを言われたらもう何も言えません。

皆はどうです?
鳥、と書けば鳥が見える。
花、と書けば桜が匂う。
心にそれを感じたのであれば、それは幻などではない。
人は、変われるんです!

水を得た魚のイキイキ寅次郎さん。

ここで、久にお手玉を渡し、受け取る久。
己の心から目を背けてはいけん
超かっこよく見えますが、なぜこんなに寅次郎まで明るくなるの…。
一応久さんの心変わりは寅次郎さんの悩みの答えでもあったというか、そういうことにしようと半ば強引に自分を丸め込んだようにしか見えませんが。


そうじゃ。おまえはなかなかええことを言う。続けろ。
おぬしの話をもっと聞きたい。
在獄48年。今日は誠に愉快である

大株っぽい大深虎之丞さんは寅次郎を認めました。
大爆笑の囚人たち。
楽しそうだな、君らは。

富永さんも『孟子集註』の本を寅に渡します。
これで授業をやれというのか…。
ボタンを見つめ、握りしめる寅。
そんな寅を見つめる久。

寅次郎さん、これから金子くんのこと忘れないでね!!
いつまでも暗くしてるのは駄目だけど、変われたから過去は捨てるとかは駄目だからね!
…念のため。
というか、これはこの獄で己を磨いて文のいう「証」を示す方法を探すから、ちょっと待ってて!ってことなの?
これから先、密航の大義を寅次郎は示してくれるの?


野山獄を再訪した文と伊之助は寅次郎スクールを見てあっけにとられます。
壮大なOPテーマも引っ張り出し、超盛り上がってます。
みんな超楽しそうであった…。
あ、福川様もな…。
そして、どこか熱い視線を寅次郎に送っているように見えなくもない久

ええんじゃ。俺には俺のやることがある。
胸を張ってそう言うまで、あいつとは会わん

寅次郎の姿を見て、やる気出した伊之助さん。

ところで、さっきの一件を見ていない伊之助がなぜこのシーンで納得したのかは私にはわかりません。
結局寅次郎が獄で先生をしているのは「ひたすら書物に没し、己が傷つかんよう息をひそめて生きる」と大して変わらないんじゃ…って伊之助が取っても仕方ないようにも見えるのですが。
そこはあれか、テレパシーで伝わったのか。


どうして、こねなことに…
文はちょっと戸惑います。
これが普通の反応です。

そうさなあ。強いていやあ、おまえの筆のせいじゃ
いやいや、またまたご冗談を。
そこは、お手玉じゃないんかい!
筆ってじいちゃんを喜ばせただけだぞ…あ、書道教室のきっかけか…。
超楽しそうな寅を観て微笑む文。

第六話完…。



次回、「放たれる寅」

なんというか、今回はとりあえず、寅次郎復活回なのですが…。
ちょっと文さんの扱いに無理があるんじゃ…。
捏造創作率100%の回なわけなんですが、文をなんとか活躍させるためにでしゃばりさせすぎなのではないかと…ちょっと…思います。

やっぱり寅次郎と伊之助とか、野山獄のメンバーとかが出ると面白いのですが、文と杉家の愉快な仲間たちを無理矢理挿入してくる感じが、もにょもにょしました。
ひょっとして、次回からこんな感じの一話完結型人助けショートストーリーを続けるのではあるまいな…。

あと、ちょっとイメージと違ったのは、野山獄スクール。
あれって、独房の互いに顔の見えない人たち同士で語り合って、自分の得意分野を教えあっていくという過程がおもしろいんじゃないのかなと思います。
そんな環境で、周りを感心させる寅次郎の人柄や考え方がすごい!って思わせる場面なのではないかと思うので、ちょっとその過程が雑だったかな…と思ってしまったり。

江戸の伝馬町の牢で寅次郎が誠意を以て一から演説することで、懐疑的だった囚人の心を掴んでいく過程は良かったと思うんです。
今回も久さんの力を借りたからとかじゃなくて、もっと会話劇で見たかったというのが我儘です。


…まあ、そんなことより、今週衝撃的だったのが予告

ナレ「願いが通じ、寅次郎に出獄のチャンスが訪れるが、なんと寅次郎は獄でも生活に拘ります」
寅「私は出ません」
亀「獄におる女が気になっておられるのです」
久「一人だけ獄を出て行かれるなど、懲らしめないと…

まさかの久さんヤンデレ化…というか超展開。
いやいや、飛躍しすぎだろうよ、久。
今週の終盤で寅次郎に惚れてしまったということなのか…。

ということで、目が離せませんね!(棒)
予告作りの良いお手本ですね。

にほんブログ村 歴史ブログへ ←押していただけるとものすごく励みになります。



●花燃ゆ感想バックナンバー
「花燃ゆ」感想 第一話「人結ぶ妹」
「花燃ゆ」感想 第二話「波乱の恋文」
「花燃ゆ」感想 第三話「ついてない男」
「花燃ゆ」感想 第四回「生きてつかあさい」
「花燃ゆ」感想 第五回「志の果て」
「花燃ゆ」感想 第六回「女囚の秘密」
「花燃ゆ」感想 第七回「放たれる寅」
「花燃ゆ」感想 第八回「熱血先生、誕生」
「花燃ゆ」感想 第九回「高杉晋作、参上」
「花燃ゆ」感想 第十回「躍動!松下村塾」

第十一話以降はこちらへどうぞ↓
大河ドラマ「花燃ゆ」感想・つっこみバックナンバーまとめ

Trackback

2015/02/11 (Wed) 14:36

文(井上真央)は野山獄ただ一人の女囚・高須久子(井川遥)から、実家である 名家・高須家への使いを頼まれる。 久子には一人娘の糸(川島海荷)がいた。 久子の思いに応えようと文は奔走するが、母を恨む糸は驚きの行動に。 母子は決別してしまうのか、その時ふみは…。 一方、獄の寅次郎(伊勢谷友介)は弟子の死から立ち直れない。 絶望と虚無感に支配された野山獄だったが、文のもたらしたある物...

ドラマ@見取り八段・実0段 - http://doramablo.blog59.fc2.com/blog-entry-4467.html
2015/02/11 (Wed) 19:08

先週はパワーアップのアイテムの「ボタオ」を入手した所まででしたね。それをどう使ってどう寅兄様に助力するのか、そこら辺に期待大!ですけど・・・文ちゃんまだまだローティーン、あんまり持ち上げすぎるのも何だか虐めみたいな雰囲気も~~~(汗

真田のよもやま話 - http://sanada.at.webry.info/201502/article_2.html
2015/02/12 (Thu) 11:29

公式サイト 文(井上真央)は野山獄ただ一人の女囚・高須久子(井川遥)から、実家で

昼寝の時間 - http://miru-yomu-kiku.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/06-352d.html
2015/02/15 (Sun) 15:43

副題「女囚の秘密」 新聞ラテ「女囚の秘密~家族のぬくもりが獄に光あたえ復活へ」

ショコラの日記帳・別館 - http://chocora425.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/6-997c.html
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。