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「花燃ゆ」感想 第七回「放たれる寅」

先週の予告で、久の「一人だけ獄を出て行かれるなど、懲らしめないと…」というびっくり台詞が流されていたわけですが…。
見事にカットされていましたね。

花燃ゆ

今週の回を観終わってあれ?って思ったのがこれです。
え、これ予告詐欺
ついに面白そうな予告で視聴者を釣るようなことを始めたと言うの!?
私は釣られたの?
大河ドラマの次週予告が、週刊少年ジャンプの当てにならないアオリと同列になってしまったの?

いや、本当は久さんのヤンデレ化なんてこれっぽっちも求めていないわけなんですが、もうそんなゲスいシーンを目当てにしないと毎週観ていられないというのが正直なところ…です。
はい。
ところが、今週久は暴れませんでしたが、代わりにまともかと思われた梅太郎の女房が暴れ出してしまいまして、このシーンを観てやっぱりそんなシーンはいらないと目が醒めました。

今週は何があったかというと、吉田寅次郎が野山獄を出ました。
文のおかげで。
これだけです(笑)

(注意)
台詞は字幕なしで適当に聞こえた言葉を書いているので、間違っていたら…ごめんなさい。

第七話「放たれる寅」(2015年2月15日放送)


面倒事を起こす才能は、本作の寅次郎の才能の一つ…でいいですか?


杉家のお食事タイム。
衝撃というか、最早予想通りの文の一言からスタートします。
寅兄さまを獄から出してさしあげたい。
そのための手立てはないもんかと

先々週あたりに、父上に「無理」と言われた言葉ですが、再度リベンジです。
末娘の再三の申し出にやっと重い腰を上げる杉家…と思いきや、付き合ってくれるのは長男の梅太郎だけでした。


翌朝?野山獄を訪れる梅太郎と文ですが、野山獄では相変わらず楽しそうな団らんが繰り広げられていました。
これは黒船密航の折、同志金子重輔がメリケンとのつかみあいの末にもぎ取った、いわば誉れの品です
例のボタオを同僚に見せて嬉しそうな寅次郎。
えー、なんかお宝みたいに見せびらかすもんじゃないだろう、寅次郎。
ついでに、あのボタンはそんな誇りある感じに手に入れた物でもなんでもないだろうよ。
君は無為に死なせてしまった金子くんを忘れない自戒の意味で、そのボタンを持っているんじゃなかったのか。

これは私の宝です。今は亡き金子くんとの絆の証です
なんかほほえましく見守る梅と文。
完全に寅次郎の中で、密航が充実してて楽しかった思い出みたいにすり替えられている気がしてなりません。


さて、本作の野山獄のフリーダムさを象徴する家族との面会シーンがありますが…。
寅次郎は梅太郎に自作の論文を渡します。
私が書きました。「福堂策」です
ちょっと自信ありげな寅さんです。

これは何かというと、アメリカの獄を例に挙げて、日本の獄の改善すべき点を事細かに記したものby梅太郎 ということらしいです。
「更生を目的として獄囚による自治や学芸を奨励し、医師の回診などを提案した当時としては画期的な意見書」とシャアも説明してくれます。

正直、あんなにフリーダムで、獄囚が集まって集会を開くのも自由、独房なんてあってないもの、牢番を顎で使い、家族との面会自由な富裕層の老人ホームみたいな獄を何週にも渡って見せつけられて、獄の待遇を改善しろ、と言われても説得力ゼロです。
金子さんの岩倉獄ならわかるけどね…君はそんなこと言う資格ないわー。


難しいけど、おもしろいんです。寅兄さまのお話と同じです
難しげな文章をすらすらと読み、兄の著作に感銘を受ける文。
「八重の桜」では女がこんなの読んでたら怒られてましたが、理解のあるお家だから…ということなんですかね。

教えとるとか教わっとるとか、そういうんじゃのうて…。
あ、そう!分かち合うとるような

野山獄での寅次郎スクールの様子をこう語る文さん。
後々、このスクールを羨ましいなー、と文が思っていたことが発覚します。

人賢愚ありといえども
各々一、二の才能なきはなし

今回、文にインプットされた言葉は「福堂策」の一文でした。
どんな人にも一つや二つは才能があるんだよ!
獄の在り様を整えれば人は必ず罪を改め、生まれ変わることができるんだよ!と言いたいようです。
なんというか、寅次郎はとことん性善説を唱える人なんだなー。


桂の努力、水戸のご老公の影響力


これをどなたかに託されるんですか?
いや。これはこのまま我が家に留め置く
罪人が政に意見するなど許されんからじゃ。
死罪を申し渡されても文句は言えん

おまえが寅を慕い、獄から出したいっちゅう気持ちはようわかる。
じゃがわしらにはどうしようもない

これ以上、この家から不祥事を起こしたら杉家が終わる…梅太郎は「福堂策」門外不出とします。
ところが納得できないのが文さんなんですよねー。


杉家の連中は当てにならないので、文は他の大人に寅次郎を獄から出す知恵を借りようとします。
出向いた先は…こともあろうに野山獄
相談相手は…こともあろうに
いや、久はどう考えても力になれないんじゃないかな。
というか久自身も同じ獄の囚人なんですけどー。

ところが、久さん。
堅気の頃に常に肝に銘じていたらしい女子の奥義を教えてくれます。
殿方には殿方の繋がりがある、ということです
今後のために必死にメモを取る文(笑)

裏ではどんなに疎んじあっていても、表立っては一つにまとまり、決してよそ者は受け付けません。
おなごどもが何を言ったところで、殿方同士の決め事が覆るはずもありません

はあ、ためになります
感心する文。
ですから、出来る者を見つけて任せればいいんです。
味方を見つけるんです。殿方に

久さん、そういうこと露骨にやってたから、三味線弾きと××することになっちゃたんじゃないの?と突っ込みたいですが、文は彼女の意見を採用。
「殿方」の味方をつけるべく奔走します。
そのためか、夜になって「福堂策」を超達筆な字で書き写し始めます。


日が変わって、明倫館の図書室で伊之助に寅次郎が借りていた本を返す文。
暗い部屋で密会…にしか見えませんが人目を避けるにはここしか…ありません。
たぶん。
いくら義理の兄とはいえ、この時代にこんなことして許されるのかは知りません。

もちろん、寅次郎の本を返すのは口実。
文は本題の「福堂策」を渡します。

兄上が記しました。
牢獄を良い所にしたいと

梅兄さまには決して持ち出してはならんと念を押されました。
どうしても読んでいただきとうて、書き写しました

いやいやいや、原本じゃなければ持ち出してもいいとかって思ってます?
コピー本ならOKなの!?

よろしければ、ご意見をお聞かせください。兄上の、ご意見を
無知って恐ろしいです。


その頃、江戸の藩邸には桂さんが来原良蔵と会話をしていました。
この二人、仲が良いのですが来原をちゃんと出してくれるとはなかなかやりますね!
来原に嫁をもらえと持ちかける桂。
そうじゃ、私の妹などはいかがです?
おいおい、びっくりさせるなよ。
一瞬「吉田寅次郎の妹なんていかがです?」と言ったのかと思って戦慄しちゃったじゃないですか。
文マンセーが、いつの間にか桂さんにまで広がっちゃったのかと…。

まあ、この二人は文の活動範囲外で末永く親交を深めておいてくれると良いと思います。
次の出番がいつかわかりませんが。


そうそう、桂宛てに伊之助から手紙が届いていました。
「調子に乗った欧米各国と和親条約を結びまくって、幕府の進退そろそろやばくない?
それなのに我が長州藩は幕府にへいこらしてるだけで、このままだと日本国の命運と同じ末路をうちらも辿ることになりそうで鬱です。
そういうわけで、今こそ吉田寅次郎を獄から出さなきゃだよ!
桂さん、協力してお願い!」
という内容でした。
先週、「俺には俺のやることがある。 胸を張ってそう言うまで、あいつとは会わん」とかっこよく去っていた伊之助ですが。まだ寅次郎の出獄に精を出していました。
とりあえず、伊之助の今やりたいことは「萩に洋学所を作ること」でいいんですよね…?

友人にお節介を焼くことに定評のある桂小五郎は早速動いてくれます。
長州のためだけにあらず、志ある者たちの登用はこれからの日本のためでござる。
なにとぞ、水戸のご老公からのからもお口添えを。なにとぞ!

早速仕事してました。
しかも説得先は水戸藩。
桂さんの人脈万歳です。


ということで、萩城中では「寅次郎の処分が重すぎる」と、家中はともかく水戸からもお叱りの声が届いたことに狼狽していました。
毛利家はご公儀に対し、何か含むところがあるのか、と
oh...
桂さん有能すぎるYO!

椋梨「案ずることはございません。所詮根も葉もない憶測でございます。
…にしても、なぜ今頃そのような

椋梨さん、何か思い当たることがあったのでしょうか。


【朗報】チーム殿方の奮闘で寅次郎出獄決定!


椋梨は伊之助を呼び出し、最近寅次郎を獄から出す声が上がっているらしいよ?と、カマをかけます。
いや、噂にはとんと疎いもので
しらばっくれる伊之助。
白々しさMAX。
それでは、これはどうじゃ?
「福堂策」を取り出します。

このようなものが出回り、あやつを獄から出すのがますます難しゅうなった。
徒に衆を惑わす者を増やすわけにはいかん

これ、伊之助が他のやつらに「福堂策」を回覧させたってことなの?
いくらなんでもそれは軽挙妄動すぎやしませんかね?
とりあえず梅太郎がトラブルを未然に防ごうとした策は水の泡です。

徒に惑わせてなど、おりませぬ!
この策に託された考えこそ、藩にとっての宝!
広く日本に向け、わが長州の名を知ら示す力たりうると信じるものにございます!

あくまでも伊之助は、寅次郎は優秀だから!必要な人だから!だから出さなきゃだめだから!で押そうとしているようです。
なるほど。おぬしは父親とは違う目をしておるの。ならば教えよう。己の望みを成し遂げるにはさまざまな手立てがある。強き者につくもそのひとつ。さて。次の一手をどうする?
忌々しげな伊之助。
プライドを捨てて椋梨につくしか道はなさそうです。

伏してお願い申し上げます。異国の脅威にさらされた日本国には、今までに類のない人物が望まれております。なにとぞ、吉田寅次郎の出獄を
椋梨の自宅で懇願することに…。
文が「福堂策」をばらまく必要はありませんでした


杉家では、またも寿がぷりぷりしながら帰省してきました。
文を怒っているようです。
また余計なことを!
うちはなんも…ただ寅兄さまの書いたもんを小田村の兄上にも読んでいただこうと…
それが余計なことやと言うの!ようやく江戸から戻ってこれからという時に、椋梨様に睨まれたら、何もかもおしまいやろう!
寅兄にだって、もっと厳しいご処分が下るかもしれんのよ?

寅兄に?
そんなことは考えていない文。
これは本当に…。
結果オーライだから良かったものの、文は重大なことをしている自覚をするべきですね。
いつになったら、文反省回が放送されるのでしょうか。

ここで梅が走ってきます。
お城よりご使者が来た!急ぎ参れと
死亡フラグです。


いつもの広間を通り過ぎ、城中奥へと連れて行かれる梅太郎。
じめじめしてそうな暗い細い廊下に繋がる扉が開かれます。
この先はおひとりで
えっ?
愕然梅太郎。
果たして梅太郎の運命は…。
廊下の先には…何と…藩主がくつろいでました。


超狭い茶室で語る藩主によると「一人気ままに物を思い、ときに客を迎えるため、このような趣向を凝らしておる」とのことだそうです。
今日は特別に下級藩士の梅太郎さんを秘密の花園に呼んでくれたようです。

今日は、そちに詫びねばならんことがある
脇差を取り出す藩主。
え、これでこの場で切腹しろと…?
そんな…。

これは、その昔寅次郎の兵学講義の褒美に遣わしたもんじゃ。
あやつが密航を企てたときの荷に入っておったそうじゃ

「これは…おまえから寅次郎に渡せ」
あ、そうですか。


呆けた様子で自宅へ帰ってくる梅太郎。
これはやはり切腹しろとの仰せなのか…と思わせながら、
自宅での蟄居を申し付ける。寅次郎を獄から出すと
と寛大な処置が申し渡されたことを文に告げます。

結局、文の暴走は結果オーライでした。
結局は桂、水戸のご老公、伊之助、椋梨、敬親の男の結びつきあたりで寅次郎出獄が決まったと…。

兄上!やりましたね!
梅にとびつく文。
いやいや、兄ちゃんにハグですか。
それより、杉家に問題児高学歴ニートが戻ってくるということで、これから大変ですね。


【悲報】寅次郎出獄拒否~亀の暴走【離婚騒動】


翌日?梅と文は野山獄へ赴きます。
ここの家って父母が一度も息子に会いに行かずに、10代前半の妹に丸投げしているのはどう考えてもおかしいと思うのですが。
いくら主人公だからって…。ねえ。
そこまで文を出ずっぱりにさせる必要はないんじゃないかなあ…。

信じられなくて聞き返しちゃう梅太郎。
私はこのままで構いません
きりっ!
どうやら、この快適獄中ライフに満足しきっている寅次郎は獄から出たくないと言い出します。
刑罰になっていない野山獄…。

福堂策とは、獄でさえ改めれば人を善に導く福堂となすことができる、そう説いたものです。なのに説いた私がここを出てしまっては、肝心の論がただの絵空事になってしまう
だから留まる?そうおっしゃるんですか?
私はここで紙の上の文字ではない、生きた言葉と人を学びました。
これからもそれを、全うしとうございます

言いたいことはわかるが、なぜいきなり「福堂策」なんだね。
「密航の大義を示す」の果てがこれなのかね?
確かに金子の牢は劣悪だけど、こんなぬるま湯牢にいる人がこの説を説いてもなー。

相変わらず、寅次郎の心境の変化が描かれていないので、私はとても唐突に感じました。
なんか、寅次郎の綺麗な言葉をオンパレードすればいいと思ってないでしょうか。
私は若くして名言を連発した寅次郎がどんな心境でそれを書いたのかに興味があるので、ちょっと物足りません。


帰宅後も茫然とする文、梅。
母「それにしても、出ろと言われて出ないとは寅次郎にも困ったもんですねえ
絶対困ってないだろ、あんた。

梅「何度でも足を運び、言い聞かせる。説き伏せる。
まあ、それでも承服せんなら、引きずり出す

どこまでいい人なんだこの兄は…と思ったところで今まで沈黙を貫いていた梅太郎の妻、亀が動き出します。
あの、梅太郎の切腹をすんでのところで止めた出来そうな妻です。

もう嫌でございます
今までずっと我慢しちょりましたが、もう獄にはいらっしゃらんでつかあさい!
うん、そうだよね。
いくらなんでもこんなに家族に迷惑をかける義理の弟に我慢できないよね。

父「なんかあったんか?
のんきすぎだぜ、きみは。
下手すると息子の女房に逃げられそうな事案が発生してるんだぜ。

旦那様は、獄におる女が気になっておられるんです!
そっちかーい!
え、なにこの展開。

母、笑顔でのんきに「高須さまとかおっしゃる綺麗な方?
あなたは少し黙っててつかあさい。

私、気づいちょりました。
寅次郎様を獄に訪ねる日は、朝からそわそわ。
きちんと髪も整えて、毛づくろいもして!

私、私…
うわあああああああ!!!
梅太郎に掴みかかり殴りかかる亀。
何なのこれ。
この人は杉家で稀なまともじゃなかったのか…。
結局、くだらないホームドラマの一員に成り下がるのか。
ちょっと失笑どころじゃないです。
確かに先週の予告で「久のドロドロ昼ドラ展開w」とか揶揄しましたが、こんなドラマが見たかったんじゃないです。
断じて。


寅次郎&獄囚の心境の変化は文への愛…


そういうわけで梅太郎さんは戦闘不能となりましたので、寅次郎説得は父が担当することに。
やっと重たい腰を上げました。
そうだよ、たまには実の父らしくがんばってよ!
あれ、そういえば文之進の叔父さん、全然出て来なくなったな。

ですが、父を引っ張り出すために亀をあんなアレな女に描かなくてもいいと思うんです。
正直、文を持ち上げるために周りの女性を下に下げるような描写はいただけません。

そうかー。獄の中とは、こうなっとるんか!
すると、どこからともなく「帰れ!」と無礼な言葉が聞こえます。」
吉田殿は渡さん!帰れ!!
一斉に独房の格子をちゃがちゃし出す獄囚ども。
止まない「帰れ!」コール。
小学生か…。

ご安心ください。私は出ません
鳴りやむがちゃがちゃ。
私は生涯、ここに留まる覚悟で「福堂策」を著しました。
ここで学び合う中で、一人でも二人でもお家のためになるようなもんが現れるんなら、それこそが殿への忠義の道と心得ております

この「入ったら二度と出られない」とか曰くつきの獄で、おっさん相手に人材育成をすることが自分の努めと考えていたようです。
定員10人のグループホームみたいな牢だけどね!

そうか。うーん、そうじゃな。
さてと…

え、お父さん帰るの?
ちょっと。

文に…何と言おうかの?
お父さん、汚く娘を持ち出してきました。

あいつは、学びたがっとった。おまえからな
此度のこと、文も伊之助殿もそれはそれはおまえのために力を尽くしておった
びっくり寅次郎。
おまえは、ええ兄弟を持った
いきなり感じ入る獄囚。
あれ、あなたたちも…?

寅次郎の考えを変えたのがまたも文と、最早友人では済まされない中の伊之助。
伊之助はともかく文。
え…ここまで妹に引きずられ、ころっと考えを変える吉田松陰なんて嫌なんですが。


夜、小田村宅でついに寿が嫁アピールを開始します。
旦那様はなぜいつも兄のために力を尽くそうとされるのですか?
今度のことは、あいつのために働いたのではない。
長州藩をもっと強くしたい。
洋学所を起こし、反射炉を築き、洋船を作り、日本のどこにも負けん開かれた藩にした」「あのような男がおる。共に国のために力を尽くし働いとる。
そう思うだけで、力が湧いてくるんじゃ

旦那様には、私もおります!篤太郎も…
妹とロマンスやりかけている夫ですから、油断できませんもんね。
うーん、せめて寿が生きているときは伊之助と文の交流を必要以上に描かない方がいいかもしれませんね。
何より、寿が可哀想です。


男×男で刀と鞘になるなんて初めてで戸惑っております


椋梨邸を訪れる伊之助。
将棋盤の前に座る椋梨と対面します。

堅苦しい挨拶など良い。どうじゃ、おぬしならどう差す?
少し考えた後、飛車(確か)を動かす伊之助。
なるほど。思うた通り、なかなか大胆な男じゃの
寅次郎の赦免嘆願のため参ったおぬしの面構えもなかなかのものであった
わしはおぬしに興味を持った
椋梨さん、1月放送回では散々伊之助をdisってくれましたが、ついに彼に見どころを見つけ出します。
悪役を一人で頑張ってきた椋梨も、向いている方向が違うだけで藩を想っている気持ちは一緒でしたからね。
ところがここで…。

おぬしはこれから鞘になれ。吉田寅次郎という刀のな
とんでもないことを言いだします。
まさかの男×男でかー。
いや、この暴走しがちな人を刀の抜き身に見立てて、その人を優しく包みこんでブレーキになる人を鞘に見立てる台詞って、漫画やアニメでありがちなんですよね。
パッと出てくる作品だと「るろうに剣心 追憶編」とか「Fate/stay night」とか。
でもあれって全部男女で恋愛感情付きだから成り立っていた関係でもあるんですよね。
まさか、男男でこれをやるとは思わなくて、やっぱり寅次郎と伊之助をそういう風に持ってくるのかとびっくりしました。
私の心が汚れているのかもしれません。
純粋に見れなくてごめんなさいね。


あやつは確かに逸材なれど、危うい。
一度道を外せば、藩そのものを脅かす刃になるやもしれぬ。
そうならぬよう、寅次郎を見張れ

己の望みを成し遂げるなら~の言葉を思い出す伊之助。
ということで、伊之助は寅次郎の鞘として、己の望みを成し遂げるようです。
厄介事を押し付けられたと言ってはいけません。

ここで椋梨の奥方が登場します。
ちゃんと名付きで、その名も椋梨美鶴さん。
さあさあ、お話はそれぐらいにして。どうぞ、こちらへ
なんでもないシーンなんですけど、なんかこの美鶴さんは甘ったるい声というか誘ってる声で怖いんですよね。
これは…伊之助不倫か(笑)
ここでわざわざ奥方を出した意味は…。


涙のお別れ会~全然反省してない寅次郎


野山獄で久々の句会が催されました。
テーマは「ご自分の近作」。

ところが一人目の「別れ」の句を聞いて早くも寅次郎は怪しみ出します。
別れの寂しさと残されたもんへの眼差しがすばらしい!胸を打たれます
白々しく講評する別の囚人。
わかりやすいな…。

二人目は泣きながら、やはり「別れ」の句。
獄を相宿と詠まれるとは、志道殿は腕を上げられましたな
ここ、後ろを見ると牢番と福川さんまでしょんぼりしながら聞いてます(笑)
もうお通夜状態です。

三人目。
一とせの 夢か別れの 寒さかな
ついに立ち上がる寅。

一とせの 夢か別れの 寒さかな。『一とせ』とは、この一年のことを言うておられるんですか。私が獄につながれてからのこの一年を
もうお分かりであろう。本日は、それぞれが別れの句を作り申した。ここから出て行かれるるあなたのために

え、でも私は出ていかないよ?皆と一緒にここにいつまでもいるよ?と焦る寅次郎。
誤解されるな。獄を福堂となし、獄囚のために生涯を捧げるとのご決意、一同心底感じ入ってござる。しかしながらあなたは大切なことをお忘れじゃ
獄囚が真に更生したかどうかは、獄を出らんにゃ分からんということじゃ。ここを出て、ここで学んだことが世に活かされて初めて、この獄は福堂であったと。そう言えんではないかのう?
久の企画、富永プロデュースだったこの句会。
たぶん文さんのことを聞いた文LOVERどもが決意して寅次郎を送り出すことに決めたわけです。
この獄、まじで善人しかいませんね。
正直、なんで家族に疎まれているのかわからないくらい善人しかいません。

あとのことは我々が。吉田殿の残り香を絶やさぬよう、励みます故…
泣く一同。
方々…
寅次郎はついに獄を出ることに。


夜、大河ドラマでしばしば登場する(幕末回に多いのは気のせいですか…?)謎CG演出の夢が出てきます。
夢の中?を走り回る寅。
そこにまばゆい光が!
手に光が集まって「二十一回」と表示されるアレな演出です。
え、二十一回猛士ってこんなカタチで出てくるの…?


明け方、獄から出た寅次郎は久に出会います。
たった今夢を見ました。
不思議な光が何度も私に数を訴えかけるんです。二十一と

何でも「吉田」と「杉」の苗字がどちらも「二十一」に並び替えられるというマジックです。
不思議な方ですね、あなたは
わ、笑わんでつかあさい。
私は真剣なんです

吉田寅次郎の人生唯一のロマンスらしきもののお相手久さんとのエピソード、思えば薄かったな。
文の方がよっぽど久と交流してたな

ここを出たら、皆さんの出獄を嘆願するつもりです。
また皆さんにお目にかかりたいんです。
句を詠み、書物を回し、議論を重ね…

いくらなんでも獄の人を全員出すとか、受け入れられるのか…。
そんな常識にとらわれないのが本作の寅次郎さんです。


文と久もついでに面会です。
獄に入る前、娘と最後に遊んだのがお手玉でした。
あなたが会わせてくれました。糸と私を…

でも、人というのは、身勝手で少し悲しい生き物です。
だから出会いといのも、全てが幸せとは限りません

人と人を出会わせるコーディネーターとかいう肩書がある文に楔を打とうとする久の言葉ですが、文は
私はただ、分かち合いたいんです。私も、誰かと。
兄上と獄の皆さまのように、学問や嬉しいことや苦しいことや…。
だから、怖くありません

野山獄スクール、楽しそうだったもんね。
まだ現実を知らないお子様だから夢に向かってひたすら走っていけるぜ、という台詞かもしれません。

分かち合う…?そういう場所があったら楽しいでしょうね。
賑やかな市のような、優れた学問所のような

…おい、ここで松下村塾のヒント出るのかよ。
え、ちょっと待って!
寅次郎発案にしないの?


いよいよ寅次郎の出獄。
ボタンを握る。
ガチャで応える囚人。
床バーンで応える富永。
悲しそうな福川。
福川さんが来週から見られないなんて、私は来週から何を癒しにしてこのドラマを見れば良いのでしょうか。


あ、迎えは案の定なぜか文、そして伊之助です。
あの母上はこうしてついに一度も獄に姿を見せず、父は仕方なく一回来ただけです。
なんて家なのでしょう。

本も読みたい。意見も述べたい。
魂はどこにでも行ける。
蟄居なんぞ、なんの妨げにもならん

おいーーーー!!!
寅次郎さんは、全然更生なんてしてませんでした
囚人たちの意図も全く伝わっていません。
ぶっちゃけ、出てしまえばこっちのものということか…。

伊之助「脱藩し、建白書を送り、密航を企て、それでもまだ懲りんのか
文「無暗に猛々しい振る舞いはおやめください
寅次郎「いいや。やる。私はやる…二十一回やる。
すでに三つ為したから、あとは十八回じゃ!

夢で見たお告げみたいな文字を勝手に解釈。
なんと、あのDQNトンデモ行為をあと十八回もやらかすと公言する寅次郎なのでした。
もう、それまでに杉家は取り潰されるんじゃないかな。

二十一回猛士か。……どこまでも行くがいい
満足げにつぶやく伊之助。
結局、寅次郎を笑顔で追いかける文。
壮大な音楽。








次回、「熱血先生、誕生

~三行でわかる次回予告~
文「塾を開いてみませんか?」
塾生集めに奮闘する文。
暴走久坂。

ちょ、もうやめてくれ。

先週は予告に裏切られましたが、今週は予告が詐欺であってくれることを望まずにはいられません
まさかとは思いますが、松下村塾の発案者は文で、塾生集めも文がやるんですか?
寅次郎は妹にまた流され、やる気にさせられるんですか?
そろそろ地元萩の方を始め、全国の吉田松陰ファンがクーデターを起こさないか心配なのですが。

あと、野山獄の愉快な仲間たちが来週から出てこないことが残念でなりません。
来週からはイケメン学園ドラマスタートということで、ついにこのドラマの神髄が発揮されるわけですが…。
どうなることやら。

というか、来週のサブタイトルひどすぎじゃないですかね…。

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●花燃ゆ感想バックナンバー
「花燃ゆ」感想 第一話「人結ぶ妹」
「花燃ゆ」感想 第二話「波乱の恋文」
「花燃ゆ」感想 第三話「ついてない男」
「花燃ゆ」感想 第四回「生きてつかあさい」
「花燃ゆ」感想 第五回「志の果て」
「花燃ゆ」感想 第六回「女囚の秘密」
「花燃ゆ」感想 第七回「放たれる寅」
「花燃ゆ」感想 第八回「熱血先生、誕生」
「花燃ゆ」感想 第九回「高杉晋作、参上」
「花燃ゆ」感想 第十回「躍動!松下村塾」

第十一話以降はこちらへどうぞ↓
大河ドラマ「花燃ゆ」感想・つっこみバックナンバーまとめ

Trackback

2015/02/18 (Wed) 02:08

寅次郎(伊勢谷友介)が学びの場を作ったことで、囚人たちは生まれ変わり、 野山獄に希望が溢れ始めた。 文(井上真央)は、兄を獄から出したいと考えていた。 その術を知らない文は、女囚の高須久子(井川遥)に相談、誰かを味方にという 助言通り、あるものを伊之助(大沢たかお)に託す。 文の思いと寅次郎の存在の大きさを改めて知った伊之助は、寅次郎の赦免のために 奔走する。 しかしそれは...

ドラマ@見取り八段・実0段 - http://doramablo.blog59.fc2.com/blog-entry-4480.html
2015/02/18 (Wed) 10:57

公式サイト 寅次郎(伊勢谷友介)が学びの場を作ったことで、囚人たちは生まれ変わり

昼寝の時間 - http://miru-yomu-kiku.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/07-a25e.html
2015/02/18 (Wed) 18:57

人は獄にあっても学ぶんや!向上するんや!と気が付いた寅兄様、っていうか野山獄の皆様。まあそもそも、人間の意識なんてしょせんは、肉体の獄に繋がれた虜囚みたいなものなのかも知れませんけどねえ。肉体の欲求や衝動に突き動かされ命ぜられるままに言い訳のストーリーを紡ぎ続ける盲目の虜囚・・・みたいな~。って、閑話休題。さああって今週の浜の湯・・じゃなかった、「花燃ゆ」はいかに~~~?

真田のよもやま話 - http://sanada.at.webry.info/201502/article_3.html
2015/02/18 (Wed) 21:23

副題「放たれる寅」 新聞ラテ「放たれる寅~今夜復活!松下村塾への一歩は夢から」

ショコラの日記帳・別館 - http://chocora425.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/7-82fd.html
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