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「花燃ゆ」感想 第八回「熱血先生、誕生」

今週から、野山獄をおさらばし、ついに松下村塾編がスタートです。

花燃ゆ

というわけで、松下村塾が発足しました。
…文のおかげで
文之進叔父さん?
相変わらず子供の頭叩いてただけです。
(※本来、松下村塾は玉木文之進が発足し、寅次郎はそれを引き継いだという経緯が…あります。完全スルーされました。)

寅次郎が自分の意志で塾を開こうとしなかったのが非常に残念ですが、もういいです。
開いてくれれば何でも。

今週は、塾生がなんと4人も入ってくれるわけですが、物語の大半が寅次郎と久坂のコント、そして見るに絶えない煽り合いでした。
正直、笑いました。
久坂の煽り耐性のなさに
でも、まあ流れは原作(史実)通りなので、比較的面白かった…んですかね。
しかし、相変わらずつっこみは追いつかないです。


それはそうと、今週は脚本家がやりたいらしい現代ホームドラマ、学園ドラマでもなんとかなる回だったのでそれほど気にならなかったのですが、個人的にはこのドラマは演習、台詞、登場人物の思考のどれもがあまりにも現代的すぎるんじゃないかと思っています。
そう考えて、他にもこう考えてる人はいないかな、とネットを巡っていたところで、こんなまとめを見つけました。

【悲報】花燃ゆの脚本、歴史に興味なし

もう、何といえば良いのかわかりません。
原本を見ていないのですが、この発言が真実だとすれば脚本家に問いたい。

なぜ、よりにもよって、お金をかけて時代劇が作れる貴重な大河ドラマ枠であなたの現代劇を披露するのか。
そしてお願いだから、せめて歴史に興味持ってから幕末の実在の人物を描いてください。

(注意)
台詞は字幕なしで適当に聞こえた言葉を書いているので、間違っていたら…ごめんなさい。

第八話「熱血先生、誕生」(2015年2月22日放送)


場面展開しすぎなアバン


1855(安政2)年12月。
父上、ご心労をおかけしました
野山獄を出た寅次郎は、さすがにお父さんに詫びました。
まあ、ともかく…風呂に入れ!
甘々お父さんは、まあいつも通りです。
黒船密航から1年8か月が経っているようで、今回から弟の敏三郎が脱・子役で青年の姿になってたりしますが、そんなことはどうでもいいです。
問題は、今まで一番このどうしようもない一家の中でまともだと思われた長男梅太郎。

父上でちゅよ。べろべろばー
女の子でちゅ
……。
ひと月ほど前に梅太郎の娘が生まれたそうです。
この脚本家はどれだけ現代劇をやりたいのか。
正直、この時点でテレビのチャンネルを変えようとしただなんて秘密です。
まともな武士梅太郎さんを返して…!


一方、超分かりにくいですが、翌年になって久坂玄瑞は九州に遊学します。
熊本の有名人であり、ちょくちょくこのドラマでも出てきていた宮部鼎蔵のお宅にお邪魔した玄瑞さん。
どうやら、宮部におすすめの本を見せて貰おうとしていたようですが
読みました。他の本はございませんか?
宮部先生に会いに来たんは、一刻も早う夷狄を打ち払う術を学ぶため
ちょっと無礼です。
出してもらった本を見るなり若干喧嘩腰。
さらに、まずは酒でも…の提案すらも遮ります。

長州には吉田寅次郎殿がおるではないか!
そんな用事なら、自藩の吉田寅次郎でも頼ればいいよ!
(俺の大親友だし!)
と、宮部に勧められた久坂は宮部がそこまで言うなら…と寅次郎に手紙を出してみることにするのでした。
ここらへんの経緯、省き過ぎだろう。
というか、宮部さんは省かれ過ぎだろう。


萩に戻ります。
三畳半の居室で寅次郎の謹慎生活が始まったようです。
退屈やろね、旅するんが誰より好きな寅兄さまやもん
この寅次郎、ニート満喫してるようにも見えますけどね。
そんなところに寅次郎に手紙が届きます。
さっそく久坂くんが寄越してきたようです。

宮部鼎蔵様があなた様を天下の豪傑だと称賛しておいででした。
あなた様のご意見を賜りたく筆を執りました。
弘安の役の頃、元の皇帝の国書があまりに無礼だと、日本は決然と使者を斬りました。
今こそこれに倣い、異人を斬るべきです

にやにやとうれしそうな寅次郎。
おもしろい…。まことにおもしろい

何やら嬉しそうな寅次郎を見て、文は「分かち合う場所があったら楽しいでしょうね」、「優れた学問所があれば…」の久の言葉を思い出します。
嫌な予感。


はい、ここまでがOP前のアバンです。
ちなみに伊之助の椋梨から手紙が届くシーンもありますが、ぶっちゃけなくてもいいシーンなので省略。
どんだけいろんなシーンを詰め込むんでしょう…。

マネージャー文の部員勧誘活動


塾を開いてみませんか?
外に出られんのなら、ここに人を呼んで教えるんです。兄上はええ先生になると思います
…先週の予告はウソではありませんでした
本当に文が松下村塾を提案するのかー。
松陰が叔父の後を継ぐわけでも、久坂あたりと学び合いたいから塾を開く!と本人が思いつくわけでもなく、10代の文が発案しちゃうのかー。
ここ、やっぱりどうにかならなかったんですかね。
寅次郎さんのアイデンティティーというか、現代に名前を残している所以みたいな部分まで妹の口添えで…というのはちょっと悲しいです。

みだりに人の師となるべからず。みだりに人を師とするべからず
ところが、寅次郎さんは全然乗り気ではありません。
ま、生徒もおらんのなら、先生になりようもない
ふふふ。
野山獄でやる気だったのは「生徒がいたから」ですか。
先週、あのおっさんだらけの獄で、この中から将来国の為になる人材が育てば!とか言ってたのはいったいどこに…。
野山獄の獄囚に励まされたものの、「更生」して何をやるか思いつかず燻っているということなのですか…。

お弟子さんは…うちが見つけますから!
文さん、やめてー!
もういいの!
あなたは十分頑張ったから!
お兄さんの見せ場をこれ以上取らないでー!


というわけで、マジで文が町で塾生の勧誘をし始めます。

~募集要項~
当塾では、小さいお子様の読み書きから孔子、孟子、荘子の講義まで何でもお教えいたします。
講義は堅苦しい教科書通りのスタイルではなく、ベテラン講師によるおもしろくて為になる語りが特徴ですので、勉強が苦手なお子様でもご満足いただけます。
生徒さんのご要望に合わせて講義内容を考えていきますので、お気軽にご希望をお伝えください。

なお、月謝は頂戴しておりません。
身分や年齢、職業に関係なく、どんな生徒さんでも通っていただけますので、ご安心ください。
嬉しい握り飯と漬物のまかない付き!
あなたのご連絡を心よりお待ちしております。


こんなところです。


なぜか兄弟揃って市に登場した入江九一、野村靖にも勧誘の手は緩めません。
武士ってこんなところ滅多に通らないだろう…。
なにつるんでるの、こんなところで。

ところが、案の定門前払いされてしまいます。
入江「残念だが、わしは江戸行きが決まりそうなんで…
野村「兄上、はっきりと申し上げたらよかろう。罪人の塾で学ぶことなんてないと
野村…おまえ。
後に「松下村塾四天王」の一人とかいう週刊少年ジャンプに出てきそうな肩書きに収まる入江くんも、この時点ではこの有様です。

すると、後ろで話を聞いていたらしい町人風の髪型の一人の若者が声をかけてきます。
あのそれって、あの吉田寅次郎様が黒船の話とかしてくださるっちゅうことですか?
お望みとあらば
おいおい、文さん!
安請け合いするなよ。
藩にばれたらやばいっすよ。
あ、でも犯罪者が獄中で自伝を出版するようなものなのでしょうか。

お安くしておきます!あと握り飯と漬物付き!
誠でございますか!?
すると後ろにいた母ちゃんにはたかれます。
魚屋の息子らしい彼。
何か金子くんが思い出されるので、この松浦亀太郎(たぶん)はあまり寅次郎とはお近づきにならない方が良いのではないでしょうか…。
ものすごくそんな気がしてなりませんね!


さて、懲りずに文はその後もイケメン少年ばかりを勧誘していきます。
都合よく稔麿の妹と友人という設定があるので、稔麿のお宅にも突撃訪問そして勧誘。
なんと稔麿に向かって「いけんかねえ?」とため口です。
あれ、この二人って幼馴染なのかな。
そういう設定が実はあったのかな。

いや、いけんちゅうことはねえが、学ぶんなら明倫館と決めておる。
実は組頭様が私に目をかけてくださって、思い切ってお願いしたところ明倫館で学べるようご推挙くださるようです

そんな私塾なんて行ってる暇ねえよ!と遠回しに断られました。

どこまで物覚えが悪いんじゃおまえは!
超久しぶりに熱血体罰教師の文之進叔父さんが登場します。
ところが、塾については何も触れません。
少年の頭をまたぶっ叩いているアレなシーンしか出ません。
ちなみに、初回観たときにこの叩かれている少年が誰だかわからず困惑しましたが、寅次郎を兄とか言ってるのでおそらく文之進の子の玉木彦助なんでしょうね。
たぶん。


久坂との再会~「久坂さん煽り耐性のなさをご覧ください」その1


初日の文の勧誘は惨敗しました。
良い感じです。
これであっけなく入江九一や吉田稔麿あたりが釣れてたら、もう観るの止めてたところです。

一人文が落ち込んでいると、寅次郎に手紙を届ける使いを頼まれます。
新たなお使いイベントが発生したようです。
手紙の相手はもちろん久坂。

久坂の家のあたりを文がうろついていると何やら声が聞こえてきます。
詩吟?
そういえば久坂さんの特技は詩吟とかいう公式設定(史実)があった気がするので、それなのかもしれません。

人の気配に振り向く久坂。
あの黒船見物、いやいやおみくじ野郎だと気付く文。
「呪われとる!神社のおみくじ、いつ引いても凶が出る」とか叫んでいたあのアレな男です。
感動の再会です。

なんか?
前に一緒に黒船を見に…
何のことでしょう?
おそらく久坂は過去に超恥ずかしい醜態を晒しているので、知らないふりをせざるを得ません
あれ、恥ずかしいって自覚あったんだ。


吉田寅次郎の妹、文と申します。兄からの返事を預かって参りました
お待ち申し上げておりました
久坂の態度急変。
返事を書きますので、しばしお待ちいただけますか?
あばら家…というか、そこらの小作人並にボロいボロ屋の久坂家に上がらせてもらう文。
久坂さんってこんなに貧乏なんですか…?
独り身だからって、せめて障子くらい張り替えてもいいと思うんだ。

あの、今度兄が塾を開きます。
今、塾生を募っておりまして、ご興味がありましたら…

マネージャーの鏡の文はここでも部員勧誘を怠りません。
ところが久坂さんの心中はそれどころではありませんでした。

君の考えは軽薄で浅はかだ。
異人を斬るなら最初に来たときにするべきで、今やっても遅すぎ。
弘安の役とか大昔の出来事を今に当てはめようとする考えとか、まじ浅い。
事を論じるなら、自分が置かれている立場から論ずるべき。
今の君は医者なんだから、医者の立場で何ができるか考えろよ。
自分のおかれた立場も考えずにエラそうに天下の体系を論じて口先ばかりで何もしないようなやつを私はもっとも憎みます!

寅次郎の手紙は確かこんな内容です。
憎むって…
後ろから手紙覗き見の文は疑問の声。
寅次郎さん、煽り過ぎです。
それはそうと、一介の外様大名の兵学者がこれまでもこれからもいろいろやらかすのは、口先だけじゃなくて行動も伴っているからOKということなのかい?寅次郎さん。

久坂は憤怒の形相です。
ぷるぷるしてます。
手紙をぐしゃぐしゃにして、机を両手でだんだん叩き始めます。
…ええ、正直引きましたとも。
文も私も。

…近日中にお返事を差し上げますと、お伝え下され
平静を装うが、もう遅い。
私の中の君の評価はもう…。
…わかりました。で、では…
文さん、引いてる引いてる。


「半沢直樹」を思い出しました


所変わって椋梨会が催されていました。
これからはもっと我が藩の物産を売らねばなりませぬ。
そのためには、ご一同のお力が要り申す

商人も集めていたようで、彼らを労うパフォーマンスも忘れません。

狸じじいが白々しい…
挨拶を済ましたらすぐに帰るぞ

椋梨の政敵・周布さんは、伊之助に囁きます。
ところが、伊之助はもう浮かない顔。
先週、寅次郎を野山獄から出す代わりに椋梨につくという話は、ちゃんと意味があったようです。
今まで目をかけてくれてた周布を裏切ることになってしまったようですね。
先週ここまでしたのに「野山獄から出たくない」駄々をこねた寅次郎に怒り狂わなかった伊之助は称賛に値しますね

それから一つ申し上げることが。
此度、小田村伊之助に諸事手伝いを任せることに致しました。以後、お見知りおきを

椋梨の言葉に周布さんも側近も動揺します。
どういうことじゃ!?
御免…
若輩者ではありますが、よろしくお願いいたします
周布たちを無視して椋梨組に酌をし始めます。
にやっとする椋梨。
怒り狂って速攻で帰る周布派。
伊之助、周布さんのフォローはなしなんだ…。


夫たちがこんな状態の頃、奥様方も集まっておられました。
小田村の妻の寿は、椋梨妻による奥様のお香の会に呼ばれていたのです。
まるで半沢でやっていた銀行マン奥様の会です
心にもないことを言って褒め合う会です。
互いの着物やかんざしを褒め合います。
和室なのに、つっ立て会が始まるのを待つ、というところにひどく違和感を覚えましたが、まあ現代劇風ということでスルーしておきます。

周りの奥様方に比べると貧相な格好の寿は奥様方に無視され、陰口を叩かれるものの、リーダー格の椋梨妻(あの伊之助に甘い声を出していた美鶴さん)によって、勘違いをするというちょっと痛いシーンが繰り広げられました。

あら、そのお着物。なんて可愛らしい格子柄。
誠に良い色合わせ。そう思いませんか皆さん方?

よくお似合いよ。かわいらしいこと
明らかにお世辞っぽい台詞を口にし、なんと寿の顔に手を触れてきます。
近いよ。怪しいよ。
舞い上がる寿。
寿とか、ちょろいぜ!


ところが、優しくて心が広そうな妻・美鶴さんが大変底意地の悪いことが直後のシーンで発覚します。
ついでに椋梨が伊之助を仲間につけた理由も判明します。
椋梨の目的→「周布に与する一派が力をつけてきておる。結びつきを乱す為には、疑心暗鬼の種をまけばよい」
美鶴の本性→「嫌いですよ。田舎くさい若い娘は」
性悪で仲の良い夫婦さんでした☆



まだやってた文通


文から久坂が煽り手紙をもらって激オコだということを聞き、寅次郎は喜びます。
そうか、そうか!ふはは
完全に遊んでます。

すると久坂からお返事が届きます。
異人を斬るのはすでに遅いって言うけど、じゃあ負けると知りながら何も手を打たないの!?
川の堤防が決壊してからじゃ川の流れは変えられないのに、何で異人を斬るのが浅はかとか言うの?
医者の立場から論じろというけど、医者としてしか生きられない自分自身に憤慨に耐えないんだけど!
立場を超えて国を想う気持ちを語ったのに罵詈雑言で返してくるとか何なの?
宮部さんがあんたを称賛したのも、私があんたを一瞬でも豪傑だと信じたのもどうやら間違いだったみたいだわ!ぷんぷん

にやにや寅次郎。
こいつ煽り甲斐のあるやつや。
坂本龍馬が西郷隆盛を称した「大きく打てば大きく響き、小さく打てば小さく響く」はまさにこのことを言うのですね!

兄の態度についに耐えられなくなった文はというと…
早く!ごめんなさいの手紙!
兄上に掴みかかったよ、文。
というか何?「ごめんなさい」の手紙って。
そうだな、返事を書かねばな。一月ばかり経ってから書くとしよう
寅次郎は久坂をおもちゃにし出します。
いや、そんなんじゃないんですけど、そう言いたくなりますね。
寅次郎ってこんなにユーモアのある人だったんだー(棒)


ハリスが下田に来たとか、このドラマではどうでもいい情報が流れた後、サービスシーンが到来します。
返事が!来ん!吉田寅次郎がー!
ばっちり上半身脱いでからの、木刀で素振りしながら絶叫です。
…あからさまですね。
確かに「八重の桜」のあんつぁまのボディに女性はきゅんときたようですが、伊之助や来原良蔵に続いてこう何度も安易にやっちゃだめだよ。
秘蔵のシーンはここぞというときに出さなきゃ!


一方、文は稔麿にから久坂の身の上情報をゲットします。
医者の家に生まれたくせに武士になりたいと言うておった
医者坊主ってからかわれるとすぐ激昂して殴りかかってきよる
軽卒が藩医を見下すというのもまた微妙な話ですが、稔麿さんがなんか差別意識が強そうでちょっと微妙なキャラクターです。
っていうか楽しそうに言うなよ。
君も現在進行形で傘の内職してるわけだし、あんまり人のこと言わない方がいいよ。
文は、久坂が天涯孤独でここ数年は一人籠って学問んばかりしていると聞き、言葉を失います。


松下村塾の(DQN)双璧


玄瑞、おまえは学問に向いとる。藩医の仕事は兄に任せろ。
おまえは大いに学問して立派な武士になれ

久坂の回想シーンです。
返す返すも、兄・玄機さんの器の大きさに惚れ惚れとしますね。
兄がイケメン過ぎてやばいですね。
玄機さんは長男だから藩医にならざるを得ない立場だとしても、玄瑞は兄が医者になってくれてるから夢を追っていられたということに気づくべきです。


回想シーン終了。
玄瑞は貸本屋で海防の本を注文しようとしたところで、店主に「いい加減、お金払ってくれないなら、これ以上はお受けいたしかねます」と断られます。
お金払ってないんかい!
そこをなんとか
医学を学ばれているとお聞きしましたが、どうしてそねに兵学書ばかりお求めに?
どうやら医学そっちのけで畑違いの本ばかりを読んでいるご様子です。
このドラマの玄瑞、ちゃんと医者の勉強してたのかな。

万事休すの久坂は求めていた『海国圖志』の本が高杉小忠太が息子の晋作のために用意している本だと知り、愕然とします。
店主はそんな気も知らないで、「晋作と知り合いなら貸してもらえばいいじゃん!」と提案。
浮かない顔を見るあたり、久坂の晋作に対する心象はあまりよろしくないようです。


久坂の貸本屋帰りで、ついに後の松下村塾の双璧のもう片方、高杉晋作が(青年姿で)初登場します。
街の真ん中で真昼間から遊女を侍らせて遊んでおられました。
やっぱりちょい悪系ヤンキーキャラなようです。
一話で出ていた育ちの良さそうな聡明さは鳴りを潜めたようです…

また父上か。売って飲み代にするか
どうじゃ?おまえもたまには付き合え
おい、本の虫。仙人じゃあるまいし、生身の女を抱いてみろ。ものの見方が変わるぞ
それで、君のものの見方は何がどのように変わったんだい?
と後のシーンを観てつっこみたくなりますが、晋作は真昼間の往来で「Youも勉強ばかりしてないで童貞捨てようぜ!」とガキみたいな勧誘をしてきます。
久坂さんは、こんなやつが帯刀していることにいらっとしてしまいます。
自分がなりたい武士の身分のやつがこんなんですからね。
致し方ありません。

決まりじゃ!お二人様ご案内じゃ
昼から元気ね、あなた。
当然久坂さんは晋作の誘いには乗ってくれず、大激怒で帰っていきます。


夜、なんと久坂は例の大吉おみくじ(第三話参照)を本のしおりにしていることが発覚します。
どんだけ嬉しかったんですか、あなた。

一方、晋作は女を侍らせながらも
つまらん…。つまらんくて死にそうじゃ
と嘆いていました。
というか、あなたはいったい何時間風俗で遊んでるんだね。


おあつらえ向きのように次々と挫折する若者たちw


翌日、今更ながら久坂に寅次郎からの返事が届きます。
返事が遅くなったのはなまけてたからじゃないよ☆
君はすぐ頭に血が上って大きなことを言う人みたいだから、わざと待ってたんだよ?
そろそろ頭は冷えたー?
もう幕府はアメリカ、ロシアと国交結んじゃったからこっちから国交断つべきじゃない。
君の言うように外国の使節を斬って気晴らししても無意味だから!
君の意見は一つとして自分の実践で得たものはなく、空論ばっかだわ。
大いに残念!


ここ、寅次郎が超のんきにめしを食ってるカットが出てきます。
この煽り具合、秀逸です。
どれだけ笑わせてくれるんだね、寅次郎さん。

これに対する久坂の返事は、暴走というかもはや痛い具合に久坂が読み上げてくれます。
もう面倒なので、いちいち書くのは止めます。
一言で言えば開き直りです。
もう空論と言いたいなら言えばいい!でも自分が言ってることは正しいから!
です。

寅次郎さんはこの返事を見て「素晴らしい…。これは素晴らしい!」と久坂が自分の思った通りの人物と確信。
俺はここから出られん。出向くわけにもいかん!
今までの暴走寅次郎はいったいどこに行ったのでしょう。
急に聞き分けがよくなりました。
どうやら、久坂に会いに行くことなどは「二十一回猛士」の残り十八回には含まれないようです。


伊之助の家で文は伊之助に愚痴ります。
本当大人げないんやから。
寅兄、人を教えるのに向いとると思うたけど、そうでもないんかも。
やはり、小田村の兄さまがいてくださらんと

え?っと振り向く伊之助。
兄上が塾を開いたら、一緒に手伝うてくださいます…ね?
だって、うちだけでは寅兄さまを扱いきれません
なんでそうなる。
伊之助はどこまで子守をすればいいんですかー。
しかし、伊之助は無常にも断ります。

俺はもう関われん。明倫館での勤めが忙しゅうなるんじゃ。
寅次郎に会うことも減るじゃろう


すると超おしゃれした寿が登場します。
どうやら椋梨妻に着物をもらったらしいですね。
すっかり懐柔済み。
やっぱりちょろいぜ、寿。
「そのようなものを、勝手にもろうてきたら困る!」と憤慨する伊之助ですが華麗にスルーされます。
せっかくのご厚意をお断りできませんもの♪
紅を買うてまいります

息子を拉致して退場。
余計なことしてくれますね。
これ以上、椋梨家に貸しを作ったらまずいです。

文、俺をあまり当てにするな。もう助けてやれん
文さん、ショック!


さて、ここから怒涛の青年挫折シーンが繰り広げられます。
寅次郎の塾に勧誘されながらも断ったり、諦めた人たちが松下村塾に通わざるを得ない状況となっていくのです。
揃いも揃って。

例の魚屋さんは絵描き志望ですが、お母さんに絵を焼き捨てられしょんぼり。

「何を得意げに。寅次郎なら、5歳でやってのけた」と息子の努力を切って捨てる、もはや害にしか思えない文之進叔父さん。
落ち込む玉木彦助。

稔麿は明倫館の入門をやっぱり断られます。
軽率だったから、というのが理由だそうです。

はい、松下村塾にとってはいい方向に向いてきました!


杉家兄妹の煽りの才能、ここに極まれり


文は弟と久坂家を訪問します。
手にはなんと、本作を通した重要アイテムらしい握り飯。
あの、良かったらこれ。握り飯です。梅干とおかか
馬鹿にしとるんか?ボロ住まいだから飯も食えんのであろうと?
大激怒されます。
久坂、今のところ怒りの芝居しかしてませんね(笑)

兄と、ぜひ直に会うていただきたいんです。
兄は、普段はあんな失礼な手紙を書くような人物ではございません。
きっと行き違いがあったんです

吉田殿とはこれきりじゃ。
どんな立派な人物かと思うたら、世間の評判通り、取るに足らん浅はかな男。
おまけに底意地が悪い

伝えてくれ。もう二度と俺に便りなど寄越すな、と
久坂も密かに反撃に出ます。
煽られっぱなしなので、ストレス度はもうMAXに近いのでしょう。


すると…
またそうやって、おひとりに戻るんですか?
文まで久坂を煽りだしました
穴蔵に閉じこもって、おひとりで学問をするんですか?
ああ、怖いんですね?兄が!
日本全国旅して、黒船まで乗って、異人と会うたこともある兄が!怖いんですね?

いや、あんたの方が怖いわ!文さん。

だいたい、異人を斬るとか斬らんとか、そねな物騒なこと息巻いて言うのは、どうなんですか?子供じみてます!
医者坊主!
ええー、それ言っちゃうのはなしでしょ!
いくらはっぱかけるとは言え…。
差別っぽい言葉はいかんわ。

…今、何と…?
医者…坊主…?
はい、キレました。
久坂、キレました。
もう文を斬り殺しそうな勢いですw
怖いんでしょ?医者坊主ですもの!武士ではございませんし!
怖くないと言うんなら、うちの兄と闘うてみたら?この、医者坊主!!
もうやだ。
何これ。
どうでもいいですが、久坂と兄が戦ったら、確実に寅次郎負けますね…。

女に手は上げん。じゃからおまえの兄を斬る!
久坂は文の家に疾走。
いきなり焦る文。
誰か、止めて!
止めてじゃねえだろ。


どういうわけか吉田家を知っていた久坂さんはDQN行為丸出しです。
出て来い!吉田寅次郎ー!!
出て来ーい!たたっきっちゃるー!
止めに入った稔麿を殴るどころか、人の家まで破壊し出します。
逮捕していいよ、これ

ところが寅次郎は律儀に部屋からは出ませんw
顔だけ覗かせます。
だから、あなたはいつからルールを守る人に…。

しかし、久坂が威勢よく出したのは真剣ではなく木刀。
爆笑されます。主に稔麿に。
おま、なんじゃそれ?w
稔麿さんは人を馬鹿にしすぎですね。
改めましょう。

馬鹿にしくさってー!!
医者坊主は、刀が持てん!
悔しくて泣き崩れる久坂ですが、しっかり家は破壊します(笑)
こんな、もうどうしようもない状態になってからやっと寅次郎が満を持して声をかけます。
遅いですね。

久坂玄瑞くん。はじめまして、吉田寅次郎を申します
あなたには聞きたいことが山ほどあるんです。宮部殿はお元気でしたか?
応えてくれない久坂。
私塾を開くそうですが、人を馬鹿にするだけ馬鹿にするあなたのご講義がどれだけ立派なものか、一つ聞かせていただこう!
勝手に上り込んで座る久坂。
無礼ですね。

僕は、講義などするつもりはありません。
そうですね、もしも塾を開くならどちらかというと、あなたに教えていただきたい

なぜなら、僕はあなたほど優秀な若者を知りません!
その歳で昔の書物に驚くほど通じ、実に賢明です。
何より、自分の身を犠牲にしてもこの国のために働こうという心意気を持っている!
純で真っ直ぐな誠がある。
これだけの才を持った若者は他にはおらんでしょう

居心地悪い久坂。

失礼ながら、手紙のやり取りからあなたの誠意がわかりました。
言葉と行いが一致すれば、もう君に敵う者はいません。
君のような若者がいれば、この国の未来は明るい!

久坂を持ち上げるだけ持ち上げて今までの種明かしを始める寅次郎さん。
さらに久坂家の事情は全て知った上での煽りだったことを明かします。

兄上の玄機殿は藩医でありながら、兵学にも通じた大変な方でした。
かつて僕は藩の兵学師範を務めておりました。
幼少より兵学者となるべく、お家がすべて計らってくれました。
しかし、あなたは違う!
若くしてご両親を失い、兄玄機殿を失い、何の後ろ盾もない中でこれだけの精進を重ねてこられた!
医者でありながら、ただ国の為を想う故に、孤独にも負けずひたすらに励んでこられたのでしょう。
よう、一人で頑張って来られたな!

いたたまれない久坂。

言うておきますが、騙されませんよ?
あなたが、あなたがどげな言葉を連ねようと、あなたの塾になど入るつもりはありませんから!私は、ただの医者です。
門弟をお求めなら他をお探しください

しかし、なんだかんだ塾生獲得に必死な寅次郎

妹に、先生になっては?と言われ、考えました。
貴方との手紙のやり取りで思った。
やはり、僕に教えることはできません!
…楽しかった。これがええ。こういうんがええ

どうです?僕は教えることはできませんが。良かったら共に学びませんか?
友人として

友人と学ぶんに身分や、立場などどうでもええこと!
この言葉に外のやつら(魚屋、軽率、文之進息子)も、はっとします。

もちろん、講義ではないんで、謝礼など無用!
それから…握り飯付き!

……。
やっぱりそれなんですか。
しかし、これで久坂さん落ちました。

そうそう、文と久坂のバキバキに折れていたフラグも一応立ち上がります。
あの、ごめんなさい!いろいろとひどいことを。
どうしてもあなたと寅兄を会わせとうて。
それに、そのお顔…やっと会えました。
一緒に黒船を見に行った、聞かん気の人に

あんときな、あんとき引いたおみくじ、大吉やったぞ
あ、そうか…。
おみくじ。おみくじね…。
無言で立ち去る久坂。微笑む文。


後日、さっそく授業が行われます。
議題は「なぜアメリカは農民が政に関われているのか」です。
ツンデレ久坂も来ます。
そこに…。

みなさん!ご飯ですよ!
笑わせんなや。
桃屋の某商品が思い出されますが、文の決め台詞も炸裂します。

そんなほのぼのシーンに、突如として高杉晋作が超エラそうに登場。
御免!高杉晋作と申す!
来週はDQN2号が大暴れの予感です。



次回、「高杉晋作、参上」

赤井秀一さん「ご期待ください」
いや、無理…。
だって予告の内容がだいぶ香ばしかったですよ?

私の空耳じゃなければ、久坂が「お文さんを騙した!」みたいなこと言って高杉に掴みかかってました。
文を巡ってイケメンが喧嘩するのでしょうか
「人生がつまらんのは、おまえがつまらんからじゃ!」と高杉に説教を垂れる久坂もいました。
熱いです。
なんだか熱い展開になりそうでわくわくしちゃいますね。

文「バカッタレー!!!」

…楽しそうですね。
来週からもうイケメン逆ハーレム展開突入な予感です…。

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●花燃ゆ感想バックナンバー
「花燃ゆ」感想 第一話「人結ぶ妹」
「花燃ゆ」感想 第二話「波乱の恋文」
「花燃ゆ」感想 第三話「ついてない男」
「花燃ゆ」感想 第四回「生きてつかあさい」
「花燃ゆ」感想 第五回「志の果て」
「花燃ゆ」感想 第六回「女囚の秘密」
「花燃ゆ」感想 第七回「放たれる寅」
「花燃ゆ」感想 第八回「熱血先生、誕生」
「花燃ゆ」感想 第九回「高杉晋作、参上」
「花燃ゆ」感想 第十回「躍動!松下村塾」

第十一話以降はこちらへどうぞ↓
大河ドラマ「花燃ゆ」感想・つっこみバックナンバーまとめ

Trackback

2015/02/25 (Wed) 02:37

出獄し杉家に帰ってきた寅次郎(松陰・伊勢谷友介)。 謹慎処分のため部屋に籠もるばかりの兄を見、文(井上真央)は家で塾を開き、若者に 学問を教えることを思いつく。 生徒集めに奔走する文だが、罪人の塾では一人も集まらない。 そんな中、文はかつて黒船を一緒に見に行った久坂玄瑞(東出昌大)に再会。 玄瑞は国の未来を危惧し、必死に勉強していた。寅次郎に意見の手紙を送るが、寅次郎の 返事...

ドラマ@見取り八段・実0段 - http://doramablo.blog59.fc2.com/blog-entry-4492.html
2015/02/25 (Wed) 16:56

出獄し杉家に帰ってきた寅次郎(松陰・伊勢谷友介)。謹慎処分のため部屋に籠もるばかりの兄を見、文(井上真央)は家で塾を開き、若者に学問を教えることを思いつく。生徒集めに奔...

昼寝の時間@R - http://plaza.rakuten.co.jp/hirunegugu/diary/201502220000/
2015/02/27 (Fri) 20:22

先週シャバに出て来た寅兄様が今度は私塾?・・・あれ?松下村塾ってのはそもそも叔父上様が開いたんじゃなかったでしたっけ?そこら辺はスルーしちゃうの?うわああ・・こりゃあ叔父上が怒って当たりまくるのも分かるわ~。

真田のよもやま話 - http://sanada.at.webry.info/201502/article_4.html
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